【E-M1 Mark III スペシャルトーク】イベントスケジュール(東京)
1. 12:00〜12:40 『〜オリンパス開発者が語る OM-Dの進化〜』
最後に参加者からの質問があり、30分の動画録画制限に関してはこのボディサイズで発熱問題が無いことが確認出来たら撤廃することも検討すると答えていた。
C-AFでは迫ってくる被写体に対するピント歩留まりは従来並み、高感度の画質はE-M1Xの常用感度ISO6400と同等なので改善されているとの答えだった。
意外や誰も20.4M Live MOSセンサーの新規開発に関する質問をしなかった。
2. 13:30〜14:20 『〜清水哲朗によるファーストインプレッション〜』
清水カメラマンは2019年秋にはE-M1 Mark IIIを持ってモンゴルゴビ砂漠へ撮影に出掛けていた。今年は2度目の旅行で昨日帰国してからこのスライドを作成した。CP+でもイベントが予定されていたので、その時本格的な話をしようと思っていたが中止になってしまったので今回全て話しますとのことだった。
銀塩カメラの時代からユキヒョウ撮影を狙っていたが、フィルムカメラでは思い描いている写真が撮れないので、小型軽量防塵防滴高画質のデジタルカメラが発売されたら再開するつもりでいた。E-M1シリーズが発売され再挑戦したところ、今回念願のユキヒョウを撮影することが出来たと発表し拍手を浴びていた。
Mark IIIは「5000万画素手持ちハイレゾショット」と「星空AF」が楽しいとのことで多くの作例を見せてくれた。
3. 15:00〜15:40 『〜桃井一至が検証!進化した「瞳AF」の実力〜』
桃井カメラマンが「瞳AF」を検証したところMark IIはモデルが5メートル離れると顔を認識しなくなるのに対してMark IIIは10メートルまで捕えること、横顔や伏目顔でも認識する等大幅に進化していると説明した。
実際Mark IIとMark IIIを並べてモデルに向けると説明した通りの性能を見せた。特にMark IIIはモデルがジャンプや回転してもしっかり食いつきソニーに迫る性能と思えた。マスク顔には弱いとの話だったが、結構認識するし、被り物があっても顔として認識するので、これはかなり実用的だ。
E-M1 Mark IIIはショールーム常設の2台の他にテーブル2台に5台ずつ用意され操作し放題だった。Mark IIの時はこのボディサイズと重さだけで興味を失ったがEOS RPに鍛えられた今では小型軽量で扱い易い。逆にE-M5 Mark IIIは小さ過ぎて小指が余り持ち辛い。
「5000万画素手持ちハイレゾショット」を試したが、本当に普通に撮って綺麗な高解像度画像になることに驚いた。しかもダイナミックレンジも改善されるのだから実に使える機能だ。処理時間は掛かるが積極的に使いたくなる。試しにM5 Mark IIIで推奨外の手持ちハイレゾショットを撮ったら見事に合成ミスして手ブレ写真にしかならなかった。(^_^;;
相変わらずオリンパスのメニューは色々操作していて分かり辛いと思った。何故だろうと考えたら多機能なのに無理して既存メニューの中に詰め込んでしまうから見つけ難く、3層目から急に設定項目が増えてしまい迷う、と言う問題点があると分かった。これに関してはMark IIIから「マイメニュー」が登録出来るようになったので、私でも何とか使えそうだ。
Mark IIIに関しては前モデルのセンサーそのままと思っていたが、E-M1Xの”画素光学系の最適化による感度改善”と”反射防止膜(ARコート)付”タイプらしいし、マルチセレクターは使い易いし、実物を触ってかなり気になるカメラになってしまった。
5月まで冷静に我慢出来るだろうか…。(^_^)
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