危うく、発売日にBDパッケージを購入したのに、最初に観たのはTV放送というオチを付けるところだった。(^_^;;
[後編]パッケージの毎回特典は@特製デジパック A縮刷劇場パンフレット Bスペシャルブックレット C35mmフィルムコマ(ランダム) D映像特典(PV) となっている。劇場パンフレットとあるが[前編] [後編]が1冊にまとまっているのは縮刷版だからなのだろうか?
フィルムは”ナナチがミーティを撫でる”夜のシーンで暗くて分かり辛いが私的には当りだ。
[前編]の収納BOXに[後編]の特典を収納して1つのBD BOXソフトとするとTVシリーズと同じサイズなのは嬉しい仕様だが、TVシリーズに比べ中身はかなり軽い。(^_^)
『メイドインアビス [後編]放浪する黄昏』は106 分でTVシリーズの「09 大断層」から「13 挑む者たち」までに新作カットを追加し再編集して音声はPCM 5.1chで収録されている。
ディスクをプレーヤーにかけると自動的に本編が再生されるのでいちいちメニューに戻して音声をPCM 5.1chに設定するのがちょっと面倒だ。
プロローグはマルルクとの別れで始まるので、[前編]視聴前提の作りになっているのは意外だった。そうであればボンドルドが孤児たちを集め深界5層の前線基地に連れて行くシーンを冒頭に持ってくれば意外性があって面白い構成になっただろうと思う。母ライザに関するエピソードが増えているのも[前編]同様だ。
問題はTVシリーズ「13 挑む者たち」の完成度が高くエンディングのBGM”Tomorrow”が感動的だったのに、再編集で少し構成に手が入りBGMとして使われていないこと。これはガッカリだ。TVシリーズのままでも音声が5.1ch化されていれば一層感動的になっただろうに見事に期待を裏切ってくれたという気分だ。
そしてTVシリーズのラストのボンドルドのシーンに新作カットとしてプルシュカが登場し劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』に続く…となっている。
映像特典が劇場予告1本だけなのは同じ。ここは『メイドインアビス 深き魂の黎明』の劇場予告を収録して購入者を劇場へ行かせるように仕向けるべきでしょう。
まあ、そんなことしなくても私は続きが気になり映画館へ行きたくなってしまったのだが。(^_^)
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