私的には2015年8月発売のDMC-GX8後継モデルを予想していたのだが、そのうち2016年10月発売のDMC-G8の後継機らしい型番との情報が入って来た。しかもハイエンドモデルと言う。
17/11/08(水)海外でLUMIX DC-G9が発表された。デザインは好みだがマイクロフォーサーズに小型で軽いカメラを求めている私にとって大きさW136.9 x H97.3 x D91.6 mm重量658gは「フルサイズセンサー搭載α7R IIIの方が大きさW126.9 x H95.6 x D73.7 mm重量572 gと小さくて軽いじゃないか!」というのが第一印象となった。
17/11/16(木)日本ではLUMIX DC-G9 Proとして発表された。18/01/25(木)発売予定で、価格.comの情報ではボディのみで21万円弱とのこと。この価格になるとG9よりコンパクトで軽量なOM-D E-M1 Mark II ボディの方が魅力的に思える。
スマホにコンパクトカメラ市場を奪われた時にカメラメーカーは「スマホの写真撮影に慣れ親しんだお客様はより良い写真を撮りたくなりレンズ交換式カメラを購入する筈」との予想を語っていた。
パナソニックもその予想に対応して2014年11月に大変コンパクトなDMC-GM1とGM5を発売した。しかし期待に反して余り売れずマイナーチェンジのGM1Sが発売されたが事実上1世代で製造終了になってしまった。スマホのカメラに満足したお客様はスマホ画質で十分でわざわざ本格的なカメラを買うことはなかった訳だ。
それどころかスマホは2レンズを搭載しその強力な処理能力を使いボケの綺麗なポートレート撮影や4Kフォト撮影を可能としてレンズ交換式カメラ市場も浸食しようとしている。
カメラメーカーはコンシューマー市場を諦め、一定の需要があり利益率の高いプロ市場で生き残る戦略を取るしかないと覚悟した。DC-G9 Proのスペックと価格をみて私はそう思う。
プロでもハイアマチュアでもない私にはG9 Proは猫に小判だ。それはOM-D E-M1 Mark IIも同様で使いこなせる気がしない。次はOM-D E-M5 Mark IIIの発表を楽しみに待つことにしよう。2018年2月に開催されるCP+までには発表されるだろうか…。
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