6月の「アナログオーディオフェア2017」でトライオードの山崎社長が「オーディオ用のCDピックアップが手に入り難くCDプレーヤーの新製品を開発出来ない」といった内容の話をしていので、今後同様のニュースリリースが各社から発表されるかもしれない。
5月の音展ではBDオーディオブースで司会者が「1982年にCDが発売されて35年経過した。この間にMDやDATが出ては消えて行った。同一フォーマットでこれほど長寿なのは珍しい。その理由は非圧縮音源だからだ」といった旨の話をしていた。
この時私は、「デジタルデータを扱いDVD,BDといった後継メディアが同じサイズを採用して再生互換性が維持されていることとメディア製造コストが安いから」と理由を考えていた。
オーディオ用ではディスクのニーズが減少してもまだまだパソコンの記録メディアとして使われるだろう。もっともこのまままフラッシュメモリの大容量化と価格低下化が進めば光ディスクメディアの衰退は定められた未来だ。
BDオーディオブースでゲストとして話をしていたレコーディングエンジニアの方は「ハイレゾ音源はコピーする度音質が劣化する。ミキサーの意図通りの音が記録されているBDオーディオディスクが一番だ。疑うのであれば同一楽曲をBD-Aと配信音源で手に入れて聴き比べて欲しい」といった内容の話をしていた。
LINNはディスクプレーヤーよりネットワークプレーヤーの方が音質的に有利と確信を持ってDSを普及させているのに相反する意見が出て驚いたことを思い出した。
これではLINNのCDプレーヤーを下取りしてもらいネットワークプレーヤーDS/DSMへお得にアップグレードしようと考えてはいけませんね。(^_^;;
実際のところCD/SACDのコレクションを持っていたらとてもプレーヤーを手放せないと思うのだが、何人がこのキャンペーンを利用するのだろう?
【関連リンク】
『■LINNディスクプレイヤー修理サポート完了』
http://linn.jp/support/repair/
『補修用性能部品表示対象品目と保有期間』
https://www.eftc.or.jp/code/notation/notation_table3.php
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