2010年11月6日(土)「16:00〜17:00 G410:ロッキーインターナショナル麻倉怜士氏」の講演はフランスFOCALのSTELLA UTOPIA EM(ペア税込1,029万円)の紹介だった。機器構成はアキュフェーズDP-700(税込115.5万)+C-3800(税込178.5万)+PASSモノラルパワーアンプ×2台だったと記憶している。
麻倉先生から「重い振動版を軽々と動かすためウーファー駆動に電磁石を使っているスピーカーです」と説明があった。
試聴曲はただ1曲を除いてまったく記憶に残っていない。(苦笑)
その1曲とはジェニファー・ウォーンズのハンター2曲目Somewhere, Somebodyだ。比較試聴として1)通常CD 2)Blu-spec CD 3)ガラスCDを次々かけていった。Blu-specでは音がクリアになり本当に高音質CDだと分かる違いがあった。これがガラスCDとなると音のくもりがまったく無くなり1音1音がはっきりと聴こえてくるのだから驚いた。
ステラユートピアEMで聴くSomewhere, Somebodyは男性ボーカルが恐ろしく沈みまるでマフィアの歌手のようだ。(笑) パワード・サブウーファーではないがそれに近い個性のある低音を聴かせてくれるが1台のスピーカーとして設計されているため高中低音の繋がりが良くバランスが崩れない。この音ならTAD-R1やProject Everestと同価格でも納得できると思った。勿論後でそれ以上の価格と知って驚いたのは言うまでも無い。(爆)
麻倉先生は「ウーファー用電源には能率を切り替える為の3段階調整機能があります。この部屋ではちょっと低音過多だったかもしれません」と言っていた。
帰宅後S-1EXで同曲を聴いたがとてもあの迫力のある低音は出ず男性ボーカルが良い人過ぎて面白みが無かった。
このトークとフォーカルの音が気に入り翌日「11月7日(日)15:00〜16:00」の講演もまた参加した。(笑) そして今年もステラユートピアが聴けることを期待して参加したのだが、既に11月3日(木),4日(金)で紹介は終わり5日(土)はコンデンサー型スピーカーのみの試聴となり内心ガッカリしたのだった。(涙)
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