14/09/10米国で発表され、AV REVIEW 2015 3月号に掲載されていたエプソン初の4KプロジェクターLS10000が日本でも発売されることになった。主な特徴は以下の通り。
1) 4Kエンハンスメントテクノロジーによる4K映像
2) レーザーダイオード光源によるDCI・Adobe RGBをカバーする広い色域
3) 1,500ルーメンの明るい映像
4) 全黒0ルーメンの「パーフェクトブラック」
5) 騒音レベル19dB(最小)の低ノイズ設計
6) HDCP2.2対応のHDMI端子1
7) レーザー光源30,000時間の長寿命(明るさ切替「低」時)
8) サイズ550mmx238mmx553mm、重さ18.0kg
4K対応と言うことで他社のライバルモデルと簡単に比較してみよう。
SONY VPL-VW500ESの最安値は約65万円、明るさ1700ルーメン、ノイズ約26dB、サイズ約495.6×195.3×463.6、重さ約14 kg
JVC DLA-X700Rの最安値は約67万円、明るさ1300ルーメン、ノイズ約21dB、サイズ455mmx179mmx472mm、重さ15.0kg
LS10000の強みは広い色域、ダイナミックコントラスト比無限、低ノイズ設計、光源の長寿命と他社にない特徴を持っている。一方弱みは発売1年を経過したライバル機の方が安い、大きな外寸と重い本体、3D映像はHD解像度のみ、FHDパネルによる疑似4K、という点だ。
昨年末は4Kプロジェクターの新製品がなく盛り上がらなかったが、エプソン初の4Kモデル登場で久々にプロジェクタージャンルに注目が集まりそうだ。
もっとも4月発売の後にUltra HD Blu-rayの正式発表、ハイダイナミックレンジ対応、HDMIのアップデートと次々新規格の発表が続く筈だ。ネイティブ4KソフトよりFHDソフトをアプコンして楽しむモデルとは言えまた微妙な時期の発表だと私には思えてしまう。何はともあれホームシアタージャパン2015サマーで視聴するのが楽しみだ。
【関連リンク】
『EH-LS10000』
http://www.epson.jp/products/dreamio/ehls10000/
http://www.epson.com/cgi-bin/Store/jsp/Product.do?BV_UseBVCookie=yes&sku=V11H488020KB
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