14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第10回目は14/11/23(日) 11:30〜12:25 Room3:ホームシアターでのハイレゾ導入提案 麻倉怜士氏だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はAVアンプONKYO TX-NR3030、プリメインアンプONKYO A-9000R、BDプレーヤーパイオニア BDP-LX88、USB DAC exaSound ESD-E22、スピーカーはKEF R900×2本、KEF R600C×1本、KEF R700×2本、サブウーファーKEF R400B×2本による5.2ch構成だ。
麻倉先生はAVアンプにはハイレゾ音源再生機能があるので配信音源をすぐに楽しむことが出来る。BD-Audio再生も考えているのであれば対応メディアと対応フォーマットが幅広いOPPOがオススメと言っていた。
「えっ、BDP-LX88を使うのにオッポ押しですか!?」(苦笑)
試聴ではハイレゾ音源をTX-NR3030単体で鳴らす、NR3030をDACとして使いA-9000Rで鳴らす、exaSound ESD-E22を使いA-9000Rで鳴らすという比較を行った。
試聴楽曲は以下の通り。
1)「チーク・トゥ・チーク/トニー・ベネット&レディー・ガガ」より「Cheek to Cheek」
2)「バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調」(TX-NR3030とA-9000Rを比較試聴)
3)「Cheek to Cheek」(TX-NR3030+A-9000RとESD-E22+A-9000Rを比較試聴)
4)「ザ・カバーズ(ジャズ・スタンダード)/フランク永井」より「オール・オブ・ミー」
5)「Sings-Bedtime Stories/高岡早紀」より「アゲイン」
6)「チャイコフスキー:バレエ くるみ割り人形」より「花のワルツ」
7)「蘇州夜曲/Lapis Lazuli (ラピスラズリ)」(96kHz/24bit、192 kHz /24 bit、DSD 2.8MHz、DSD 5.6MHz比較試聴)
8)BD-A「イマジン/ジョン・レノン」より「イマジン」
9)BD-A「ヴィヴァルディ:四季」より
TX-NR3030単体で聴くと十分ハイレゾ音源を楽しめると思ったのだが、TX-NR3030+A-9000Rの滑らかな音を聴いてしまうと満足出来なくなる。ESD-E22+A-9000Rになると情感豊かに音楽を奏でるようで、まったく耳に毒なハイレゾ比較試聴だった。(笑)
ドルビーアトモス再生では十分良いパフォーマンスを披露してくれたTX-NR3030だったが、こうして比較するとコストの掛け方が違うだけあってAVアンプはまだピュアオーディオアンプのレベルに達していないと分かり残念だ。
麻倉先生は毎月100GB程ハイレゾ音源をダウンロードしているとのこと。これらの楽曲の試聴をもとに『Gaudio[ガウディオ]+PCオーディオfan』Webサイトに連載記事を書いている。200文字2万円の契約で始めたそうだが、200文字では1曲分しか書けない。だから『ハイレゾ10本勝負』は大サービス記事だと笑っていた。
【関連リンク】
『〜毎月更新〜厳選! ハイレゾ10本勝負』
http://www.pc-audio-fan.com/review/music-soft-review/20141127_68700/
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