今日もいい天気ですね〜。
さて、今日の記事は法人化(ここをクリック)(ここもクリック)について、読者さんからイロイロ質問が来ておりますので、Q&Aを参考として書いてみたいと思います。
【Q@】法人を作ってすぐには銀行融資は厳しいのではないでしょうか?
→【A】新規法人を作って、すぐにその法人で融資を引く場合、銀行審査が見てくるのは個人の与信枠となります。銀行的には下手に事業をやっている法人をアレコレ審査するよりは、新規法人の方が、審査を通しやすいといった考えもあり、銀行によっては借りやすい、という場合も大いにあります。
【QA】その場合、個人で抱えているローンが大きいと融資は難しいでしょうか?
→【A】読者さんの資産背景や、ご年収と融資の金額によります。普通のサラリーマンの方でしたら一般的に年収の10倍くらいまでなら住宅ローンであれ投資ローンであれ投資できそうですのでその範囲内の金額にて個人の与信枠を使って法人での借入することができると思います。
【QB】融資をもらう信用を得るために、決算を2期ぐらいプラスにする必要かと読ませていただきましたが、どうやってプラスに持っていきますか?
→【A】新規法人で太陽光を2,3基購入することに成功すると、1基あたりの売り上げは大体250万前後なので、700万前後の売り上げを上げることができると思います。経費を200万程度とした場合、利益は500万程度となり、これは年収500万程度のサラリーマンが1人生まれた状況とみることができ、その年収のさらに10倍程度の借り入れを利用した購入や事業ができる。ということになります。最初は個人の枠で借りて、その後法人枠で借りる、といったイメージですね。それとポイントとなるのが、1年目より2年目の決算数字をよくすることです。銀行の担当者もシナリオを作りやすくなりますのでw
【QC】太陽光設備を法人に分割で売却する際、個人の太陽光ローンはそのまま払い続けることになりますか?すると個人の与信を回復するのは難しいのでは?
→【A】個人の太陽光を法人に移管する場合は、個人にローンを残すパターンと、法人サイドで新たに借り入れを行って、個人の借金を一括返済してしまうパターンがあります。本来は後者がきれいなのですが、せっかくの借入を新規物件に回せないので少々微妙です。まだ個人に枠があるなら、一括返済する必要がはなく、太陽光で得たマージンを個人の繰り上げ返済に使い、個人枠を徐々に拡大していく戦略をお勧めします。
【QD】個人の太陽光ローンにその設備と土地の担保が紐つきの場合、法人への売却は厳しいですか?
→【A】担保の移動が難しいのと、登記が発生しコストも手間もかかりますので、土地についての売買はお勧めしません。土地は個人から法人に年間10万で賃貸する形をとることをお勧めします。また、設備については、個人から法人に売却するものの、法人サイドにお金がない場合は個人が法人にお金を貸してあげてそれを原資に法人が購入するといった形を取ります。担保については基本そのままで、東電や経産省との契約を個人から法人に変えてしまって、個人/法人の売買契約書と売買代金の借用書があれば税務処理上大丈夫なのかな、と考えてますが、ここは少々グレーです(笑)ので、自己責任でお願いします〜!
以上、他の読者さんにも有用なネタかと思い、共有させていただきました〜!
【!注意!】銀行や信販会社の法人に対する融資姿勢は、銀行、支店、担当者、時期によって、180度変わるケースもあるようです。上述した話はあくまでアントレの経験上のお話となりますのでその点ご留意ください〜!
引き続きガンガン行きましょう!
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