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2021年09月15日

『Medici:Season 1 〜 Masters of Florence (2016)』★Movies & TV series 2021(62)★

『Medici:Season 1
〜 Masters of Florence (2016)』

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<個人的な評価:10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


史実を基にしたMedici家のストーリー。
宗教と政治と金は、密接に結びついているのだと改めて確信した。

特にイタリアは昔からそうだろうね。
Medici家とライバル一族の権力争い、そして父親を殺した真犯人は誰なのか最後までわからないというサスペンスミステリーつき!
時代背景は、Florence, 1429年。主人公はCosimo de' Medici
彼はGoTで、Robb Starkを演じてたイケメンだね。
イケメンだけど、キャラは、Robb Starkも、このCosimo も、好きではない。
むしろ苦手。
このドラマで一番好きで、感心したのは、Cosimoの妻のContessina だな。
色んな意味で強い女性だと思う。
Cosimoは、妻のおかげで、命も助かったし、Florenceに戻ってくることもできたのに、なんだあの態度は。
しかも、あの奴隷女のビッチ、ほんとムカつく。
Cosimoの妻はよく我慢できたなーと思う。政略結婚とはいえ、彼女にだって、彼女の事を本当に愛してくれる恋人(Cosimoと知り合う前からの恋人)がいたのに、それでも夫の為、一族の為、よく働いたと思ったよ。
それにしても、妻を1人、あんな危険なFlorenceに残しておくなんて。Cosimoには腹がたった。
私があの時代で、Contessinaだったら、あの腐れた奴隷女の自慢の顔をミンチにして、二度と、男を誑かさないような見た目にするのに笑。ああいう女、ほんと大嫌い。Cosimoにも毒を盛ってやるわ笑。あの淫乱ビッチ、態度悪いし、一緒に働く人にも挨拶しないどころか正妻にも挨拶もお辞儀もしないし、家事もノタノタするし、絶対に他の使用人にも嫌われてそう。あんな女を家に連れてくるCosimoの神経も信じられない。時代背景もあるけど、妻をバカにしすぎでしょ。しかも、ただの妻ではなく、この妻のおかげで、Medici家もCosimoの命もあるのに。
私なら絶対にCosimoの事も、奴隷ビッチも、許さないし、とことんそいつらに復讐しつつ、自分は自分を愛してくれる男性と一緒になるのにな。(あの時代なら夫の毒殺でも、女の顔面ミンチでもする。今の時代なら暴力的な事はしないが、慰謝料たっぷり請求する。女の方も金をくれるなら話は早い。金で誠実は買えないけど、でも人の家庭をぶっ壊すなら、それなりの対価を。自分の幸せだけを考えて平気で人の家庭をぶっ壊すおゴミ共は、昔も今も多いからね。金で解決しても、裏切られた悲しみの気持ちは消えない。なおなら人間不信にもなるだけ)
だが、Contessinaは違った。はるかに優しく、気高く、賢く、そして責任感が強く、良妻賢母だった。結局、ContessinaとCosimoを繋げているのは、恋愛感情とか欲情とかではなく、家族愛&信頼であって、なんだかんだで、そういう絆が、男&女の性愛的な感情より、長続きする。だから今の時代、恋愛結婚が多いけど、離婚も多くなっているし、意外と、昔の政略結婚の方が上手くいき長続きパターンも多い。昔の人の方が、特に妻の方は、我慢強いし。今は恋愛結婚の時代だけど、そういう感情ってけっこうすぐに消えるものだと確信している。経験ありなので。やっぱり続く関係ってのは、恋愛感情以上に、家族愛&信頼関係や友愛が芽生えたパターンが多いと思うな。私も相方の事は、恋人って呼ばないし、それだけの関係じゃないし。家族、友達、恋人、時にはライバル、時には兄弟のように、全てを含めてパートナーと思っている。だから、逆に、恋人...っていうと、しっくりこない。
私は、Cosimoのことは、本当に我慢できないし、妻への態度もイライラするけど、でも、ContessinaとCosimoの間には、信頼関係があるし、そして、Medici家という企業を大きくするビジネスパートナーという関係にもみえた。

ちなみに、Cosimoの元彼女も好きじゃない。てか、ああいう女も生理的に嫌い。
馬鹿な男は、ああいう見た目と身体だけの女に惹かれそうだけどね。
弟の Lorenzo もそうだけど、そりゃ、あんな女なんかと付き合うから、父親も反対するわけだ。
私が親でも反対だよ。地位や身分どうのこうのっていうより、私の場合は、単に、ああいう女が生理的に嫌悪感を抱くだけ。なにひとつ共感できない。
だから、Cosimoの失恋も、Lorenzoの失恋も、一ミリとも同情しなかった。
Lorenzoの元恋人が死んだってきいても、自業自得としか思わないし、一ミリも同情しない。
そもそも、身分違いの男性と付き合って、結婚する見込みもないのに、体の関係をもって妊娠するとか。
だから被害者ぶんなよって思った。あの女たちには全く同情を感じなかった。
犯されたわけでもないから、尻軽なだけじゃん。同じ女として生理的に嫌い。なにひとつ共感できないし応援もできない。リアルでも、そういう女とは距離おくし関わらない。
自分とは正反対のタイプで、根本的に違う。同じ女でも、私とは、水と油のような存在。
史実はどうだか知らないけど、このドラマは、変にCosimoとLorenzoの、趣味の悪い恋愛を絡めてきたな。
だから、二人ともあまり好きじゃないし、従者のMarcoも微妙
やっぱり、始終、正妻のContessinaの目線で観てた。

それにしても、Contessinaは可哀想だし大変に我慢強い人だな。最後は丸く収まったようだけど。
息子と息子の嫁が、なんとか彼女の味方っぽいからね。といっても、家長はCosimoだったので、Cosimoが、あんな奴隷女を愛人にしても、誰も何も言わなかったけど。
奴隷女の方はムカつくし、生理的に嫌いだけど、別に極悪人ってわけでもないし、凄く賢いわけでもないが凄くバカというわけでもない。ああいう立場の女だから、あわよくば、正妻が消えてくれたら嬉しかっただろうね。ただ、姑息な事をするほど賢くもなかったし、Cosimoに必要とされなかったら、大人しくしているだけの人。しかし、彼女は最後はとんでもないことに気づいた。それを、真犯人に話しちゃうとか。

まさか、犯人はお前かよ!!!!!!
弟の方を疑ってたけど、途中から違うってわかって...
じゃあ、ライバルの誰かかなーと思ったけど。
それもあったけど、実際に父君を殺したのは、あいつだったのか。
殺しの動機も弱いしな。
そもそも、私は、あのRosaとかいう女に一切同情しなかったから、あの人が動機だったとか。
うーん。まあ、長年の恨みもあったのかな。
Cosimoの方が、相応しい家長って思ったのかな。
Cosimoは、最後まで真犯人がわからず、あの爺さんも、普通に家に仕えたままだし。
モヤモヤが残るけど、でも視聴者目線では、犯人はわかったから、一応、スッキリ。

という事で主人公のCosimoは、ムカつくし好きじゃないけど、彼の奥方、Contessinaの健気な良妻賢母さに惹かれて、最後まで観た。


Cosimoは、どうしてもGoTのRobbを連想してしまう。下記GoTのネタバレありだけど。
そういえば、GoTのRobbも殺された時は一切同情しなかったな。むしろ、ざまあみろ!で歓喜。
Stark家の男組には、ずっとムカついてたし。Robbが、あの無能嫁と共に退場した時はむしろ最高!って思った。あいつ、好き放題して、約束してた婚約を勝手に破棄して、自分の恋愛感情優先で、どこの馬の骨かもわからん、一族の為にもならない、女を嫁にもらったし、母親に反対されても、貫いたし。
凡人だったらどうでもいいけど、仮にも家長。
その上、従兄弟だか叔父だかには、政略結婚を押し付けたし。自分は棚にあげて...あのダブルスタンダードはムカついたから、死んだときはむしろ、ざまあみろ!!!と思った。
ただ、母親まで、巻沿いで殺されてしまったのは悲しすぎたけど。Stark家の男組は嫌いだけど、母親とか、Sansa&Arya姉妹は、好きだったからな。

2021年09月13日

『Bleak House (2005)』★Movies & TV series 2021(61)★

HULUで観賞

『Bleak House (2005)』

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<個人的な評価:10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


英国ドラマは結構好き。基本はサスペンスを観るけど、ちょっと昔の英国が舞台のサスペンスが入り混じった人間ドラマも好み。特に上層階流の人たちや豪華な屋敷が出てくるものは好き。
このドラマはCharles Dickensの小説が原作で、ずっと前に読んだ事があるので、なんとなくストーリーがどうなるのかはわかってたから、観ていて、ドキドキやハラハラ感はなかった。

主人公は、Esther という聡明で心優しい孤児。孤児ではあるが、一応、裕福。
孤児で、厳しい叔母に育てらたが、愛してもらえず、辛い幼少期を過ごしてたが、それでも、グレる事なく、とても心優しい女性に育った。まあ、けっこう完璧なキャラです。
ドラマのEstherの印象は、美しいというよりかは、最初から素朴な見た目だけど、原作では、見た目も性格も美しいらしい。
でも、見た目なら、このドラマでは、私は、断然に、Ada の方に目がいったな。Adaはとにかく可愛い。笑顔も可愛いし、ちょっと悲しんでいる顔も可愛い。とにかく美少女っていうなら、Adaでしょう。とっても健気。
Ada&Richardも、裕福な孤児で、いとこ同士(といっても、First-cousin ではなく、遠縁だと思うから、はとこ、またいとこ、あたりかなと思う)。そして彼らは恋人同士でもある。

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2人とも、Jarndyce v Jarndyce の財産を受け取る資格があるとか。
Jarndyce v Jarndyce という長年の裁判と、最後の結末は、けっこう、あっけない感じで、結局、弁護士や裁判官が儲かってて、当事者たちにとってはストレスしか残らなかったような...
だからこそ、John Jarndyce氏は、あまり裁判に興味なかったんだろうね。

なんだかんだで、この作品で、一番の良い人、人が良すぎるほどのキャラは、John Jarndyce氏だよ。

Adaは、とても健気で可愛いけど、Richardと共に、二人とも、考えが浅い子供って印象がある。
特に、Richard。なんだかなー。
恩を仇で返してない?別に、超強欲ってわけじゃないんだけど。なんだか、職業に移り気な男で、そして裁判にも、のめりこんでいって、最後は病気で死んだんだけど、生きてても、この男が、Adaを幸せにできるとは思えない。Adaに対しては、一途な感じだったけど、でも、まだ若いし、もし、あのまま生きてても、将来、浮気しそう。職業に関しては、浮気しすぎてるし。そういう人って、私は信用できないな。

若いけど、堅実なのは、やっぱり、Estherかな。
心優しい人だけど、聡明でもあるから。

そして、物語の核ともいえる、Estherの出生と Lady Honoria Dedlockとの関係。
母娘だったわけだけど。
Lady Honoria Dedlockは、個人的に、微妙なキャラ。
悪い人ではない。けど、Estherのように、温かい印象がするキャラでもない。
Estherの事は、彼女なりに想っていたようだけど、それよりも、彼女は自分の立場と名誉を守るのが大切。
あの時代だから、しょうがないし、そうする気持ちもわかるけど。
最後は、自殺。
彼女の老いた夫は彼女を愛してたのに、残念だな。
家名を傷つく不名誉な事をして、夫にバレたから、それに耐えられなくなって自殺したんだね。
確かに、夫への隠し事はよくないけど、そもそも、彼女の秘密(Estherという私生児を生んだ事)は、結婚前の事だったし、別に不倫でも浮気でもない。しかし、あの時代背景、そして彼女と結婚相手の夫の家柄からすると不名誉だ。未婚で子供を産んでた事が、彼女の家柄からすれば、とても不名誉な事で、しかも、その過去を隠して、今の夫と結婚した。彼女はその負い目を抱えて、ずっと生きてきたのだろう。
自殺したのは残念だな。

そして、殺されてしまったけど、冷酷な敏腕弁護士のMr. Tulkinghorn!!
GoTのTywin Lannisterを演じてたCharles Dance!!!!!!
Charles Danceの喋る英語が、とても綺麗で、私は好きなんだよね。
彼の英語は本当に、とっても綺麗な本物のBritish English
彼自身も英国紳士なんだけど。
出てくるだけで、貫禄がすごいし、オーラがある。
今回も只者ではない。
そして、中々、嫌なキャラを演じてたね。
彼は、Lordとか、将軍とか、そういう貫禄がある役どころが似合う。(逆に貧乏人とかは似合わない)
けど、人に仕える身の、今回は弁護士だった。もちろん、ただの弁護士ではないが。

ただ、嫌なキャラは、どっちかっていうと、Skimpoleとかいう居候だけど。
I'm just a child...が口癖な無責任な奴だけど、あんた、いい年したオッサンだろっていう。
John Jarndyce氏は、本当に人が良すぎるよ..............
覚えている限り、今まで観たドラマで、一番、人が良いキャラだよ笑。
Estherも優しいけどさ。でも彼女は、ちゃんと、Skimpoleに不信感を抱いてし。

ちなみに、Estherの侍女にあてがわれた少女が可愛かった。
天然痘になったEstherの事を世話してたね。

良い人といえば、Estherの想い人、Dr.Woodcourtも良い人で良い医者だ。

SkimpoleやTulkinghornのような曲者もいるが、比較的、良い人が多い人間ドラマ。
Downton Abbeyのような英国ドラマが好きな人にはおススメ。

2021年09月09日

『危険なビーナス (2016)』★Movies & TV series 2021(60)★

HULUで観賞

『危険なビーナス (2016)』

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<個人的な評価:10点中8点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。



久々に日本のドラマを鑑賞。
ミステリー小説が原作のミステリードラマで、資産家一族のドロドロが面白そうだったので観た。
ディーン・フジオカ が最初から最後までかっこよかった笑。
見た目がね笑。演技もかっこいいけど。
性格は良いとは言えないが、だからこそ、かっこいいのだ。別にエンターテインメントで、性格の良い男とかに興味はないので。
楓の正体と、真犯人の正体が知りたかったので、2日で、いっきに観た。
サスペンスやミステリーは、犯人が誰なのか、真相はなんなのか、謎解き予想しながら観れるから好きだ。

一族のドロドロの話だけど、でも、笑いもあったり、なかなかテンポがよくて面白かった。
曲者揃いの一族!!!
でも、真犯人は予想通り、一番ありえなさそうな人だった。
まあ、真犯人については、予想してたけど。
あと、目的も、失踪した弟はどこに!!って事より、実は母親殺しの犯人を捜す事と、主人公の実父の秘密と義父の秘密を暴く事ってのが本筋かな。

で、一番、気になる楓の正体だけど、色々予想したけど、ちょっと普通すぎてガッカリかな。
てか、最初から一番怪しかったし、正体は潜入捜査員(警察の人)だったわけだけど、潜入捜査員失格でしょ笑。潜入捜査員というプロの癖に、演技が下手すぎでしょ。あざとすぎるし、わざとらしすぎるし、普通に、はじめっから、超怪しいんだけど笑。主人公の伯朗以外は、みんな、楓、怪しすぎるって最初から思われてたじゃん。あの分際で捜査員って...
とにかく、嫁にしても、演技があざといし、胡散臭いんだよ。本当の潜入捜査員って怪しまれたらダメだし、初っ端から超怪しまれて、もうなんていうか....だから、さすがにプロの警察でないよね?と思ったけどね。(プロだったけどw)
なので、最初から、私は、ヒロインの楓のわざとらしい演技が、あまり好きじゃなかった。
お義兄さま!連叫が、さすがにわざとらしすぎるし、ここまできたら、もう本当に実の妹ってパターンだったら面白いかも!と思った。

なんだかんだで、楓は好きなキャラではないけど、正体はなんなのかな?って当てるのはワクワクしたな。
もちろん、本当の嫁じゃないのは、わかってたんだけど、だとしたら正体は??
結局、くそつまらん正体だったけどね。
警察かよっていう。ありきたりパターンか。ただの女かよ。

私の予想は下記の通りだった。
上から個人的に面白いと思う願望順。


XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

1) アキト=楓、つまり楓はアキト本人 (←これだったら個人的に超面白い)
(天才がゆえに悩んでいて別の人間になりたかったか、もしくは性同一性障害。そして整形して女になった。もしくは、天才アキトだから、人面皮マスクなんか作れそう。そして母の死の真相を暴く為に女になりすました。楓の服装が身体を隠すパターンなのが多かったから、もしかして、最後で、仮面をとって、アキト!だったら面白いかなと思った。兄の事が好きで、兄と仲良くなりたかったのもあって、ブロマンス的にもおいしい。楓のわざとらしさが、ただの女だったらウザいので、実は女じゃなくて、男で、アキト自身で、兄弟で、このブロマンス妄想をして、観賞してた私。まあ、アキトが本当に監禁されている場面が途中で出てきたので、この、アキト=楓という予想はありえない!ってなったけどね。)

2) アキトの実の妹/主人公ハクローの実の妹(←これはこれで面白い)
(実は存在を知られていない妹がいた。双子とか。ブロマンスとか、ちょっと危険な香りがする兄弟姉妹双子愛なストーリーが好きなので。楓も矢神家の血をひいてたら面白いかなーと思った)

3) アキトが操っているAI (←これも個人的に面白い)
(ハクローが恋をしてしまった楓という女性は人間ではなく、中身は、アキト。つまりアキトが操っているロボット!アキトは、幼いころから優秀で後継ぎとして大きな期待をかけられていた天才。それに彼は人工知能の研究に没頭し、今はアメリカで人工知能を生かしたIT関連の仕事をしている。だから、アキトのバックグランドからすると、こういうパターンもありかな?と思った。なのに普通に警察の捜査官でただの女かよってわかった時はガッカリ)

4) 雇われ探偵、もしくはアキトの友人(←個人的に微妙)

5) 警察の一味・潜入捜査員(←つまらん)
(結局、これが当たりだったけど、普通につまらん)

6) 上記以外の矢神家への復讐者(←つまらん)

7) 本当にアキトの婚約者で嫁(←クソつまらん)


XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

と、楓の正体については、これぐらい予想してた。
結局、捜査員って事で、予想の中の一つは当たってたけどね。
楓の正体は拍子抜けでつまらん。けど別に予想の斜め下という展開でもない。

あと、楓より、ハクローには、蔭山さんとくっついてほしかった!!!
最後まで、楓、ウザすぎるでしょ。
なので、楓に関しては、正直、個人的に、微妙だけど....
蔭山さん、なんだか可哀想だなー。

でも、ストーリーは面白かった。

あと、アキトと従妹の百合華、最後にくっついたのは良かったね
それは満足。百合華が、女子群の中で、一番好きだったから。まさか報われるとは思わなかったけど良かった!アメリカ人の中には、いとこ婚も近親相姦!って叩く価値観の押し付け無能バカがいるけど(ゲイとレズとLGBTには寛容なくせに)、普通に日本では合法だし、私が昔、住んでたいくつかの国でも合法だよ。アメリカでは州によって違う法律だけど、あっちでは、あまりいい顔はされない。そういう国だから。ゲイには寛容だけど。でも日本では、兄弟じゃない限り、いとこ婚は、近親相姦にならないし、そもそも、あまり気にされてないかも。一々、夫はいとこです!って宣言する事でもないけど。中華系マレーシア人の親戚で、First cousin同士のいとこ結婚(恋愛結婚)している人たちも知っているし、日本の父方の親戚でも、いとこ結婚はいる(恋愛結婚&お見合い結婚両方)。むしろ、うちの家族や親類では歓迎されてるぐらいだよ。
私は応援するね。幼馴染結婚とか、いとこ結婚とか、むしろ憧れる。
小さい時から、一緒ってのが、最高に素敵。
私も息子がいたら、そりゃ、どこの馬の骨かもわからん、ぽっとでの変な赤の他人の女とくっつくより、幼馴染や、いとこ、もしくは親友の子供とくっついてくれたら嬉しいけどね。
なにはともあれ、アキトと百合華が、くっついてくれたのが良かった。
逆に、ハクローには、蔭山さんと一緒になってほしかったな涙。そこは残念。
2人はお似合いなのに



総合的にみて、普通に面白いドラマだった。
ただの一族の遺産争いのドロドロじゃなく、医学、芸術、数学、未知なるものへの追求など、色んな要素があってワクワクさせられた。
あと、ハクローの亡き母親が言った言葉が、とても印象に残ってて良かった。
人を信頼する事、自分から家族になろうと努力して、家族になっていく事。
血のつながった家族愛、血のつながらない家族愛、そんなものも散りばめられたドラマだった。

ハクロー&義父のやりとりは泣いた。
マッドサイエンティストじゃなかったんだね。
普通に良い人で、良い父親になろうとしてた人だった。
家族は4人!!!!涙涙。

あと、けっこう好きなキャラは、叔母さんのナミエさんだね。
彼女、けっこう良い人だった。
まあ、自分の父親に毒をもった人だったけど、なんていうか、人に対しては、けっこう冷静でフェアな人。
そして、人の情も実はあった。

祥子おばさんの方は、キレ気味の熱狂系タイプだけど、彼女の、父親の愛人に対する怒りも疑念もわかるな。
私も彼女の立場なら、絶対に、愛人を懲らしめるし許せないし。
ただ、その復讐心にとりこまれて、実の兄まで殺そうとしちゃダメでしょ!!
まあ、矢神家内のごたごたは、外にはもれず、内輪でおさまったけど。そこらへんも面白い笑。なんだかんだで、最後は、矢神家もハッピーエンドな感じだった。
康治さんが生きてたら喜んでた事だろうな。
でも、康治さんが、もらたしてくれた縁でもあるかな。

一番クズっぽいのは、とっくに亡くなっている矢神康之介だけどね。
妻は先妻&後妻で2人。そして、結局、愛人、何人いたんだよ。その上、強欲っぽいし。
でも、そんな彼も、財産は、アキトに任せると決めた。間違ってない判断だと思う。

サヨっていうババア愛人は、胸糞悪い嫌な女って印象だったけど、でも彼女の息子への溺愛がちょっときわどいね。ドラマ観る前に、予備知識として、公式サイトで相関図を観てたから、ユウマとは親子ってわかってたけど。それにしても、相関図みてなかったら、愛人?って勘違いするところだった。サヨは、あの死んだ爺さんの愛人だし、人の夫を寝取る女は、フィクションであれ、嫌な印象しかないので、サヨの印象は最初から悪いけど、息子への愛情は凄いと思ったし、ハクローの母親に医者を紹介したりとか、ネットワークが広く、面倒見が意外と良いのは、さすが、ママさんだなと思った。ママさんともなれば、ネットワークが凄いのもわかる気がする。
それにしても、ユウマはかっこいい。ディーン・フジオカがカッコいいのだ笑
愛人の子だろうと何だろうと、彼自身は、本当にビジネスの才能があるし、頭がキレるし、矢神家に実際に貢献していたからね。偉そうでプライド高いのも、まあ、彼自身が自分の才能をわかっているからだろう。
貧乏だからとか、愛人の子だからとか、変に被害者ぶる人より、こういう才能があって自信満々で、開き直ったタイプの方が私はスッキリするし好きだね。てか被害者ぶる人は嫌い。周りがなんていようと、金があるんだから、被害者ぶる暇があるなら自分を磨けよって思う。

結局、矢神家の人間も、グレイなキャラばかりで、超サイコパスや超極悪人っていなかったと思う。
完璧な人間はいないし、みんな何かしら事情があって、むしろ、人間らしいと思った。
そして、彼らの中には、ハクローの母親を殺した人はいなかったし、アキトを誘拐した人物もいなかった。

結局、一番、ありえないような人物が犯人だった。
でも、あの真犯人のオジサンも、数学に憑りつかれた哀れな人間だったと思うな。
残されたおばさんが可哀想だ。
彼女が一番可哀想かもしれない。
子供もいない。夫と2人きりで仲良く暮らしてたのに。


やはりサスペンスは面白い。
サスペンスにも色々あるけど、久々に、ちょっと面白さも入った、そこまで極悪ではない感じのドラマだった。というのは、過去に殺されて死んでしまった母親をのぞいて、結局、病死以外では、誰も死んでないからね。エスカレーターから突き落とされた、あのオッサンも生きてたし、最後は普通にピンピンしてたし笑。
そんな感じで、一族のドロドロはあるけど、ダークな印象はあまりなかった。
ハクローの妄想ギャグもあったし笑。

2021年09月07日

『Ekaterina (2014)』★Movies & TV series 2021(59)★

『Ekaterina (2014)』

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<個人的な評価:10点中8点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。



観る前は、浮気し放題の恋多き女の印象があったエカテリーナだったが、このドラマに描かれてたエカテリーナは、違った。最初は一生懸命、夫に尽くそうと努力した女性にみえたし、聡明さもあった。必死にロシア語を勉強して、卿に入り、卿に馴染む努力を惜しまなかった
でも、夫からの愛は得られなかったのが悲しい。賢く美しくもあったのに、どんなに努力しても、フョードロヴィッチはエカテリーナを愛する事はなかった。フョードロヴィッチは悪人というわけではないが、知的とは程遠い人物で、はっきりいって、子供っぽく、愚かな時もある。
当時の女帝エリザヴェータは、本当に、グレイな人物。正義とも悪人とも言い表せない。でも人間ってそんなもんだよね。(綺麗ごとをSNSで吐いて人を批判する、なんちゃって正義人はネット上ではなぜか多いが、実際は、本当に正義な人なんているんだろうかね)
それにしても、エリザヴェータ女帝はやっぱり怖いと思った。
情をみせる時もあるし、殺しもしない人だが、やっぱり冷酷な人という印象。でも、頭がよく、責任感がある人で、君主としては、立派な面も多々あっただろう。
(エリザヴェータ女帝より、その母親のエカチェリーナ1世の方が、クズだけどね。略奪愛の後妻だし)

というか、このドラマで、一番可哀想なのって、監禁された、あの皇子だな。
あの子は本当に可哀想で、純粋無垢だった。
しかし、エカテリーナも、彼の存在を脅威に感じ、そのままにした(というか殺害をうながした?)
エカテリーナも、このドラマのシーズン1の終わりには、女帝になったが、彼女も、この先、冷酷な判断をする事もあるんだろうな。

あの監禁された忘れられた皇子に、友愛みたいな感情を示してたのって、フョードロヴィッチだけだったね。
フョードロヴィッチは、バカだけど、純粋でもあるから、ゆえに、純粋すぎるから君主にはあわないんだろう。
冷酷すぎるのも反感をかってしまうが、ただ優しいだけでは、君主は務まらない。
やはり、聡明さと、時には冷酷な判断も下す事ができる人が、立派な君主として、名を貫いていくんだろうか。

あとエリザヴェータ女帝の長年の恋人(のちに夫)は、珍しくも、欲がなく、最後まで良い人だったな。
まあ、良い人というより、権力争いに巻き込まれたくない、平和主義な人だったのだろう。
ある意味、それはそれで賢いだろう。

プロフィール
★Layla★さんの画像
★Layla★
はじめまして。このサイトは、自己満足目的の気まぐれなブログです。英語NATIVE、日本語検定1級、バイリンガル。日本在住12年のアメリカ人。(日系 1/2、華人 1/4、ポルトガル系1/8、イギリス系1/8 の混血) 日本在住12年目。1年のうち、25%は出張か実家か旅行で海外。ブログは趣味記録&日本語上達の為に開設。自己満足ブログですので自分の書きたい事を素直に書いてます。辛口の時もあります。好きな事を書いているだけなので文法も誤字もチェックしてません。 私は多趣味です。グルメ、読書、旅行、スポーツ、謎解き&リアル脱出ゲーム、映画やドラマ観賞、漫画、ゴシックファンタジー等が大好き。スポーツは特に水泳とバスケットボールが好き。尊敬する人は、英国のエリザベス女王&フィリップ殿下、両親、兄、弟、彼、親友。 ブログでは、旅先の事、美味しい食べ物の事、リアル脱出ゲーム、漫画、本、ドラマや映画の事などランダムに書いています。 漫画に関しては、アニメ派とコミック派にはネタバレなので自己責任で!ワンピースに関しては最近は貯めてからいっきに読んで感想を書く事が多いです。 映画やドラマ感想も全部ネタバレあるので、自己責任で。観てない人は要注意!! ワンピース以外にも『ハンターxハンター』など色々な漫画を読んでいます(少年漫画メイン)。 欧米のドラマや映画もよく観ます。ジャンルは色々観ます。 『GAME OF THRONES』が大好きです。 Lannister家の双子、Cersei & Jaime を愛しています。 『GOSSIP GIRL』も好きで特に、Blair Waldorf & Nate Archibald が大好き。Blair関連のカップルも、全部好き。(Chuck, Prince Louis, Dan ) Twitter : @golden8twins
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