『ペニー・ドレッドフル 〜 PENNY DREADFUL』
シーズンT感想★1話&2話
シーズンT感想★1話&2話
ゴシック要素満載。
けど思ったよりグロイ。
エロいのは全然いいんだけど、思ってたよりグロ描写あるなので苦手な方は注意。
まぁ、一応大人向けドラマでしょう。
グロイのは好きじゃないとはいえ、このドラマの世界観が好きなので、グロも我慢できます。
とにかく、本当にゴシック要素満載です。世界観、人物、全てがゴシック要素満載。
吸血鬼、幽霊、フランケンシュタイン、魔女、狼男、謎めいた美女、謎めいた美青年、禁断、秘密、血、呪い、コウモリ、蜘蛛、黒魔術、交霊術、伯爵、卿、アンティーク、館、城・・・
ホラー要素もあるのですが、日本のJホラーのような感じでもなく、アメリカのゾンビ系絶叫ホラーでもなく、王道ゴシック作品にあるような、暗くて不気味でいて、どこか美しさも感じるようなホラーです。グロもありますけどね。
主人公の女性が役にあっている美女。とーっても有名な女優、エヴァー・グリーンさんが演じています。私、好きです。他にも有名俳優がかなりそろっている豪華キャストですね。
私が特にダンディだと感じたのは、マルコム卿を演じている、ティモシー・ダルトンさん。
物語は、1891年、ロンドンが舞台。
探検家マルコム卿と謎めいた美女ヴァネッサは、失踪した女性を探すというお話。
その失踪した女性の名はミーナ、マルコム卿の愛娘でもあり、ヴァネッサの親友でもあります。
アメリカからきた曲芸撃ちイーサン、そしてフランケンシュタイン博士に協力を依頼しながら、話が進んでいきます。初っ端の1話から化け物が出てきて、戦闘シーンもあります。
ヴァネッはマルコム卿と同居しています・・・うーん、この2人、怪しい。うん、勘はほぼ当たったな〜
肉体関係ありますね。親友の父親と肉体関係があり、ショックで親友が闇落ち、失踪、化け物に攫われたとかかな???まだ、その真相は明らかにされてませんが、そういうところでしょう多分。
ヒロインのヴァネッサだけど、闇が深そう。彼女自身、見た目が魔女っぽいんだけど。
一応、良い人だと思うんだけど・・・何かに怯えているし、情緒不安定だし、呪われている?魔女?悪魔の子?
彼女に血塗られた暗い秘密がある事は間違いないですね。
あと個人的に、ちょっと感動したのが、フランケンシュタイン博士が人造人間を作ることに成功したところ。
なんで生きてるのかわからないような、赤ん坊のようなオッサンが出来上がった。オッサンの見た目なんだけど、凶暴性はなく、表情が子供っぽくて、博士に外出に連れて行ってもらって、一生懸命、世界を勉強しようとして、色々思い出している様子が、切ない。博士と博士が作り出した人間ではないものとそのやり取り。切ないようで美しいと感じる私もやはりゴシック好きで少々病んでいるのかもしれない。
と思ったら、2話の最後で、その純粋なオッサンの中から、邪悪な見た目の別のオッサンが出てきて吃驚!!!怖いしグロいし気持ち悪いし!!!オイオイ!!今までの感動を返せ!!!3話はどうなるんだろうか。
あと、もう1つ、凄い美青年が出てくるんです。見た目からしてゴシックであやしい、人間っぽくない、人形のような美しさの美青年。ドリアン・グレイ。彼を演じるのは、リーウ・カーニー。
美しい。ホームページの紹介を見たら、どうやら、不老不死の美青年らしいです。