<個人的な評価:10点中9点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
富・名誉・権力などを手にした 富裕層の人々しか住めない高級住宅街「SKYキャッスル」に住むセレブな家族たちの過激な受験戦争を描いたシリアスもギャグもある韓国ドラマ。
ちなみに私の家族の中の教育ママは、NYに住んでいる義姉。母も昔はそうだったが、ドラマのように過激じゃなくて良かった笑。ドラマに出てくる教育ママ、色んな意味でかなりヤバイ笑。
でも、ママ達がそうなってしまった理由も凄くわかるから観ていて本当に面白い。
ママ達、教育ママではあるけど、それぞれ個性的で面白いんだよね。
あとママ達だけじゃなく、父親たちも教育パパたちで、個性が良い意味でも悪い意味でも光ってて面白すぎる。
私は洋画ばかりで、長い韓国ドラマは Squid Game 以降は観てなかったけど、これは母と義姉のおススメで観た。韓国のファミリー系のドラマって、やたらと不倫ドロドロ系が多いという偏見があって、私は苦手だったが、これは違ったね。母親だけじゃなく父親達も教育パパで、個性的すぎて、シュールで笑える。ダークさもユーモアもあるドラマ。
36話と長いので、4回に別けて感想を書く。
推しキャラは特にいないが、ストーリーは最高に面白い。
個人的に難しいのは、韓国語の名前。覚えられない!
日本のNetflixで観ているので、韓国語オリジナルで、日本語字幕。
韓国語さっぱりわからないから、誤訳があるかどうかは私には不明だけど、日本語字幕でも面白い。
韓国映画は、たまに観るんだけど、字幕のセンスは、洋画より良いと思う。
ただ、本当に名前が覚えにくいし、カタカナが苦手な私は、さらに覚えにくい。
最初の1話〜5話までは、停止を何度かおしながら、名前と顔を覚えようと頑張った笑。
★1話〜15話★
まずは自己紹介。相関図は重要。相関図がないと、名前も覚えにくいし、ややこしい。
この相関図には載っていないが、ドラマの始まりで、SKYに長年住んでいた、とある家族が不幸になってしまった。1人息子がソウル医大に受かって、誰もが羨む、とても幸せそうにみえた家族だったが.... その家庭の母親が自殺をしたのだ...
残された父&息子は荒れてしまい、家庭崩壊。
この家族が住んでいた家に、新しい家族が引っ越してくる....
ハン・ソジン(ママ@)
(個人的な好感度:3点)/(面白さ:6点)
ドラマの主人公といっていい。
優雅で上品な専業主婦。完璧主義者で、重度の教育ママ。ヤバいほどの野心家。狡猾で冷徹。昔から、目的の為なら手段を選ばない。実は自分の過去を偽っている。本来は精肉店の娘で、貧しい出身だが、上流階級の人間になるのが夢。
自分の出生を偽り、医者一族で富豪のカン・ジュサンの母親に取り入り、略奪愛・略奪婚で、上流階級の専業主婦になった。(カン・ジュサンには、親に反対された看護師の恋人がいたが、ソジンが略奪婚した。狡猾な手で別れさせたらしい)ソジンの過去は、あとに、義母&夫ジュサンにはバレたが、それもあって、義母には頭があがらない様子。
だからこそ、自分が本当に上流階級にふさわしい良妻賢母であると示すために、娘をジュサン以上の医者にするのが野望。娘をソウル医大に入学させるために、手段を選ばない。
受験コーディネーターのキム・ジョヨンを雇い、一時期は諍いがあったが、それも経て、キム・ジョヨンの命を救った事もある。自分がもっているコンプレックスがあるため、富・名誉・権力に執着し、子供たちにも大成功してほしい一心から、子供たちへの教育は厳しいが、子供達の事は本当に愛している。
長女のイェソは、もとから勉強大好きな努力家で、母親であるソジンとも価値観が似ているため、手を焼く事は全くない。一時期は、コーディネーターのキム・ジョヨンをクビにしたが、長女イェソに悲願されたために、また雇った。勉強嫌いのイェビンとは、気があわないが、それでも娘として愛していて大切に思っている。他のキャラと比べて、かなり冷徹だが、自分の子供達への愛情は本物。近所に越してきたスイムとは、実は昔の知り合い。自分の過去を知っている数少ない人間で、犬猿の仲。だが、むしろ、ソジンが一方的に攻撃的に嫌っている。
カン・ジュンサン(パパ@)
(個人的な好感度:5点)/(面白さ:8点)
ソジンの夫。ジュナム大学病院 整形外科教授。医者の父親と名門出身の母親の一人息子に生まれ、学生時代からエリート街道を歩んできた、“天上天下唯我独尊”の人物。 隣に引っ越してきたスイムの夫であるファン・チヨンとは、ジュナム大学病院センター長の座をめぐり、ライバルとなる。実は、過去に恋人がいたが、その恋人を捨てて、ソジンと結婚した。
過去の恋人との間には隠し子がいて、ジュンサンは、その存在を知らない。その娘は、実はヘナで、長女イェソのクラスメイト。14話で、ヘナの母親(ジョンサンが捨てた元恋人)は、病気でなくなってしまった。
カン・イェソ(ソジン&ジョンサンの長女)
(個人的な好感度:4点)/(面白さ:7点)
とても賢く、誰よりも勉強が一番できるがゆえに、母親にお姫様のように甘やかされて育ったため、傲慢で高慢でワガガマ。名門高校の生徒会長。とても頭がよくて完璧なのだが、唯一の欠点は、性格が悪いこと。いじめっ子ではないが、自分が頭が良いゆえに、自分以外の人をバカにしている。都合が良い時以外は、大人への礼儀も欠けている。そんな性格がゆえに、まわりからは嫌われていて、友達はいない。名門ソウル大学の医学部に入って、医者になるのが目標。この子、性格も顔もムカつくけど、憎めないんだよね。育った環境をみると、イェソの性格も理解できる。性格がよくなれば完璧なのに。高慢ではあるが、根は悪い子ではないと思うから、どうか改心してほしい。まだ子供だから改心する余地はあると思っている。
カン・イェビン(ソジン&ジョンサンの次女)
(個人的な好感度:6点)/(面白さ:6点)
勉強好きで頭が良い姉と違って、勉強嫌い。姉より大切にされていないと感じ、また勉強を押し付けられてストレスがたまりまくっているため、万引きしたり非行を繰り返すが、根は悪い子ではない。
ユン女史(ジュンサンの母親)
(個人的な好感度:6点)/(面白さ:6点)
韓国のロイヤルファミリーともいえる人。亡き夫は医者。自身は、名門出身。上品でプライドが高い。ソジンの過去を知る数少ない人間の1人。ソジンには、出身を偽られた過去がある。それもあり、ソジンは彼女に頭があがらないし、彼女に本当に認めてもらうためにも、必死に、娘を医学部に合格させようと奮闘している。
ユン女史は、過去に、ジュンサン&ヘナの母親を、身分違いで別れさせた事がある。ソジンに頭をさげられ、コーディネーターの資金を出す。
キム・ヘナ(ジョンサン&元恋人の隠し子)
(個人的な好感度:5点)/(面白さ:6点)
塾にも通っていないのに、イェソと成績を競うほど頭がよく、生徒会長候補だった。正義感は強い子だが、名門高校の授業料+病気の母親の入院費のため貧しかった。実は、その頭の良さを生かして、同級生の母親に雇われてた....
そのバイト内容とは、同級生の宿題や課題をやる事。(←子供側が頼むならわかるけど、母親側が金を払って頼むんだから狂っている)学校での人望はあるが、性格は狡猾な面もみられる。とても母親思い。母子家庭で、母親は病気だったが、14話で亡くなった涙。母親には、父親は死んだと聞かされていて、父親の悪口などは一切聞かされてなかった。むしろ良い思い出話だけを聞いて育ったため、父親への恨みはなかったが...
母親が死んだあとに、母親の日記と電話記録から、父親が、カン・ジュンサンと知る。
つまり、犬猿の仲だったイェソとは異母姉妹だ。
その後、イェソを利用して、カン・ジュンサンと接触を図ろうとするが...
復讐でもするのかな。まあ、略奪婚したソジンと父親のジュンさんを恨む動機はある。
母親が死んで可哀想。でも、せっかく頭が良いのだから人生を棒にするような復讐はしないでほしい。だが、この子の授業料と生活費とか全部、カン・ジュンサンは払う義務があるし、略奪婚したソジンも痛い目に合った方がいいわ。何も知らない娘のイェソには被害はあってはいけないけど。
イ・スイム(ママA)
(個人的な好感度:8点)/(面白さ:6点)
不幸があった家に引っ越してきた、SKYキャッスルの新参者。
素朴で気さくな性格の持ち主。児童養護施設を運営した両親に育てられたため、他人に対する思いやりがあり、活力に溢れている。 現在の夫、ファン・チヨンとの再婚後は、チヨンの息子であるウジュと信頼関係を築く。 ウジュには、本当に慕われているようだ。SKYキャッスルの中でも、勉強だけを重要視する母親たちとは違って、“子供たちの味方になる優しいママ”として人気を得る。しかし、それを面白いと思わないSKYキャッスルの母親たちからは除け者扱いされる。ママ友達の間では、ソジンの過去を知っている唯一の人物。まともで良い人なんだけど、正義感とはいえ、死んだ人をネタにしたり、SKYに住んでいる人達をネタに、本を書くのはどうかと思うんだよね。ぶっちゃけ、やっている事は、Gossip GirlのDanと同じだよ。外野は興味津々で読むだろうけど、実際にSKYに住んでいる人達は、たまったもんじゃないから、私が、SKYの住人だったら、彼女の本を妨害するわ。SKYの市場価値も下がるし。SKYに住んでいる人の視点からみると、厄介な存在ではある。
ファン・チヨン(パパA)
(個人的な好感度:7点)/(面白さ:6点)
不幸があった家に引っ越してきた、SKYキャッスルの新参者。
ジュナム大学病院 神経外科教授。幼少期に両親を亡くし、スイムの親が経営してた児童養護施設で育つが、恵まれない環境の中でも一生懸命勉強し、地方の医大に奨学金をもらって入学した秀才。
貧しい生活の中、医療ボランティアをして、人々の生命を救ってきた“謙虚、謙遜、謙譲”のアイコン。妻を病気で亡くした後に、スイムと再婚。ジュナム大学病院長からスカウトされ、SKYキャッスルに引っ越してきた。
ファン・ウジュ(チヨン&前妻の一人息子。スイムの継息子)
(個人的な好感度:9点)/(面白さ:7点)
不幸があった家に引っ越してきた、SKYキャッスルの新参者。
とても優しく穏やかで謙虚な少年。塾に通っていないが、頭がよく、イェソと首席で名門高校に入学した秀才。過去に母親を亡くした経験もあり、自分と重ねて、待遇が似たヘナに共感。また、正義感が強い性格も合うため、彼女に好意を抱く。
ノ・スンヘ(ママB)
(個人的な好感度:9点)/(面白さ:8点)
常に上品で優しく穏やかなお嬢様系の専業主婦。
陸軍参謀総長に国会議員まで務めた父から厳しく育てられ、学生時代は大人しい模範生だった。利己的な夫、チャ・ミニョクにはとっくに愛想を尽かし、子供たちがちゃんと育ってくれることが唯一の希望。双子の息子たちをとても愛しており、子供たちの味方のため、子供たち両方からも慕われている。
この人、優しくて好きだな。放任主義ではなく、教育ママでもあるんだけど、度を越えていないというか、子供たちの目線で考えているのがいい。だから息子二人にも好かれているんだよ。夫とのやりとりが毎回おもしろい。大人しい専業主婦にみえるけど、実はキレ者で、利己的な夫に反抗して、勉強部屋を破壊してリフォームしたり、夫にカップラーメンを出したりしたのは笑えた。応援したいママ。
チャ・ミニョク(パパB)
(個人的な好感度:5点)/(面白さ:9点)
ジュナム大学 ロースクール 教授。
貧しい出身だったが、幼い頃から負けん気が強く、“出世”を目指して一生懸命勉強し、検察官となる。出世のためにノ・スンヘと結婚。無理をして選挙に出た舅のため検察官を辞めることになるが、叶えられなかった夢を叶うため、妻と双子の息子に勉強のプレッシャーをかける。韓国のケネディ家を作りたいという熱望に満ちたエゴイスト。この人、本当にヤバイ。面白すぎる!!嫌な奴だけど、野望への熱意がヤバすぎて、もうギャグキャラだよ。でも、最近の人達って、特にポリコレ信者って、努力が足りないんだよ。無駄に被害者意識や弱者意識が高くて、施されて当たり前と思っている。配慮されて当たり前と思っている。そういう連中は、このミニョク様の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいわ。
この人は、元々は貧しかったけど、必死に勉強して頂点にまで上り詰めたんだからスゴイと思う。自分の個人的な野望を、妻や息子達にも押し付けるのが、イキすぎているので、こんな人が父親だったら最悪だけど笑。ちなみに、この人の読書会、ヤバ面白かった。絶対に参加したくない笑。でも、この人、自分の野望に忙しすぎて、浮気や不倫はしてなさそうだし、そこは良いね。
チャ・ソジュン(ミニョク&スンへの双子の息子)
(個人的な好感度:10点)/(面白さ:8点)
双子兄弟の、穏やかな方。父親が苦手だが、とっても優しい少年で、母親思い、友達想い。このドラマの良心だから幸せになってほしい。
チャ・ギジュン(ミニョク&スンへの双子の息子)
(個人的な好感度:8点)/(面白さ:8点)
双子兄弟の、気が強い方。父親が苦手。母親思い。この双子は良い子たちだから本当に幸せになってほしい。母親が息子達の味方だから、病む事はないと思うけどね。
チン・ジニ(ママC)
(個人的な好感度:8点)/(面白さ:9点)
ゴマスリ夫婦!!!この人の家族は、このドラマの癒しだよ〜!!!!この家族が一番平和!
夫を立てているように見せかけて、実際は一家のボス。
元ヤンで、芸能人になるのが夢だったが、端役で活動してから仕事を辞め、結婚相談所を通じて医師のウ・ヤンウと結婚した。情熱的かつセクシーで、可愛い魅力に溢れる女性。過激な教育ママであるが、空回りしている面も!!息子には勉強を押し付けているが、同時に溺愛もしている。息子からも慕われているが、息子の勉強嫌いな面はまだ治らないので、手を焼いている。夫の事を尻に引いていて、夫婦仲は良好なもよう。キレると、元ヤンの本性が出て怖いが、すごく面白い。
ウ・ヤンウカン(パパC)
(個人的な好感度:9点)/(面白さ:10点)
ゴマスリ夫婦の夫!!このドラマの癒しギャグキャラだよ!!
ジュンサンを師匠に持つ、ジュナム大学病院整形外科の教授。だが、子供同然の性格で、毎日のように口を滑らしては妻のジニに怒られている。働くことに適性が無く、毎日おしゃべりしながら生きたいと思っている。 「ああ、ストレス! 」が口癖。この人も医者なんだけど、研修医たちを遊んでいる印象しかない笑。あと、ジュンサンへのゴマスリだけしている笑。他のパパたちと比べたら、子供と妻にはかなり優しい。というか妻には良いように尻に敷かれている。単純なお調子者でもある。
ウ・スハン(ジニ&ヤンウカンの一人息子)
(個人的な好感度:9点)/(面白さ:9点)
勉強嫌いのお坊ちゃま。まだ母親に甘えたい盛りの中学生。イェビンとは3歳の時からの幼馴染で、いつも一緒につるんでいる親友。幼馴染のイェビンにも、母親にも頭があがらない気が弱い性格。勉強嫌いなのは、しょうがないよね。この年齢は、勉強を面白いと思わないと、なかなか進まないもの。私は幸い、この年齢の時は、勉強、特に数学と英語を面白いと思ってたから、楽しかった。逆に科学や生物学や物理などは嫌いだったから、どんなに頑張っても勉強しても、頭に入るのが難しかった。楽しまないと成長しないと思う。まだ、純粋な子供なので、あまり病む事なく元気に育ってほしいな涙。
キム・ジュヨン(入試コーディネーター)
(個人的な好感度:4点)/(面白さ:7点)
このドラマの原点にいる謎に包まれた不吉な人物。
ソウル大入学査定官出身で、知る人ぞ知る敏腕入試コーディネーター。学生を希望する大学に進学させるためには、手段方法を選ばない。ソジンとジュンサンの娘・イェソのソウル大学医学部合格を請け負うことになるが…。実は彼女には、存在を隠している娘がいる。その娘は、交通事故で障害をもってしまったため、山奥の屋敷で、隠れて生活している。障がい児といっても、不思議な子で、どうやら天才のようだ。キム・ジュヨンが、請け負った生徒は、100%、ソウル大学に合格している。しかし、その家族は何かしら不幸になっていて、自殺やらで死人やらが出ている。常に黒をきている。彼女の目的はなんなのか。おそらく、この人、サイコパスだろうな〜と予想している。人の家族を壊すことに快感を抱いているのか?ほぼクールで冷徹だが、稀に、涙や共感性をみせる時もある。しかし、それは本心なのか演技なのか不明。
★16話〜25話★
ヘナ、母親死んで可哀想だと思ったが、調子乗りすぎて、むっかつくな〜と思ったら、死んだよ!!!!!!
吃驚した。ヘナの母親&ヘナの人生とはいったい何だったんだろう。彼女の人生に同情しつつも、調子乗りすぎてて、顔も性格も嫌いだったんだよね。しかも、セリにも生意気な事を言ってたし。でも、まさか、あっさり死んでしまうとは。いっきに、サスペンス色が濃くなってきたな。
自殺でも事故でもないらしいけど。一体なにがあったんだろう。
やっぱり、一番疑われるのは、イェソだよね。でも、予想通りすぎるから、イェソじゃないと思うんだけど。
候補1)イェソが殺した →予想通りすぎて逆にありえないけど、予想通りの展開もある。5点!
候補2)他殺に見せかけた自殺 →どうせ自殺するなら他殺にみせかけて、イェソを犯人にしたてあげようっていうヘナの命がけの復讐。ラッキーだったら助かるかもしれないし。8点!
候補3)キム先生が人を雇って暗殺した →キム・ジョヨンならやりかねない。7点!
候補4)セリが殺した →うーん。ありえないと思うけど、一応候補に。あんな小さな争いで、特に犬猿の仲でもない、よく知らない相手を殺す動機にはならない。それにセリは既に、詐欺罪で問題抱えているから、殺人犯のレッテルはさすがにないでしょう。1点!
候補5)スハンが犯人 →大穴!!!!一番、ありえない人が犯人だから、個の中ではスハン。動機は意外と子供らしく単純で、3歳の頃から一緒の幼馴染で親友のイェビンを、ヘナにとられたから、その嫉妬。ただ、スハンに、そこまでの事ができる度胸はないと思うけどな。しかし、容疑者から外してはいけないと思うし、案外、こういうドラマの事件って、子供だったりする事もある。ちなみに、既にそれぞれの家族て問題を抱えているのに、スハンの家族は、特にこれといった事件は、まだない。このドラマで、あの夫婦はお気楽な癒しギャグキャラだし。でも油断してはいけない。スハンが犯人の可能性は大いにある。8点!!
候補6)ユン女史が暗殺者を雇って殺した →あの婆さんなら、全てお見通しで、ヘナの正体もつきとめてそう。けっこう冷徹な人だと思うから、婚外子だったら実の孫も殺しそうかも。4点!
これぐらいが、私の予想。
ちなみに、容疑者から外れるのは、あの場にいなかった4人。
・ユン女史
・ソジン
・ジュンサン
・キム先生
しかし、これらの人間は実際に犯行は犯してないのが、暗殺者を雇って殺した可能性もある。
まあ、セキュリティーが厳しいSKYで、部外者が入るのは難しいから、暗殺者の線は薄いけど。
以上、セナ殺害についての予想。
それにしても、セリ、登場したけど、まさか、ハーバード大学の偽学生で詐欺を働いてたなんて。
大変な事件ではあるが、母親とは和解してよかったし、あの家族は、崩壊しないだろうと思う。
母親スンへが、けっこう強い人で、子供たちの味方だし、双子兄弟は、良い子だし。
イェソに関しては、利己的な娘のままだけど、キム先生と妙な絆があって、母親との絆はもうなく、気持ちが離れている模様。イェソは、ワガガマだけど、幸せになってほしいし、なんとか改心してほしい。
そして、キム先生。
思った以上にヤバイ人だ。
娘が、天才の中の天才なんだけど、事故で障がい児に。
その娘を受け入れない時点で、うーんと思ったが、悲しみからくるものかなと思ったんだけど...
でも、他の家族の不幸を聞いて、大声で笑ったり、ニヤニヤしたり、...やっぱりサイコパスなんじゃないのって思った。娘の事故の話も、どこまで本当なんだろう。
イェソを、娘代わりにしているようで、イェソを理想の娘に仕立て上げようとしているね。
今まで、優秀な子のコーディネーターをしていたのは、自分の理想の子供を探す為かな。
★26話〜30話★
やっぱり、ヘナ殺しの犯人はキム先生か。キム先生というより、キム先生が雇った人かな。
キム先生は、あの場にいなかったし、その時間は、ソジン一家と大人だけで食事会してたから。
でも、そういえば、キム先生は遅れてたな。あの食事会に20分遅れてきた。
時間的に、キム先生が、ヘナを殺してから、食事会にやってきた事も可能だから、アリバイは成立しないか。
つか、ヘナって、バカじゃないの?調子のりすぎ。キム先生の事も脅してたのか。
母子家庭で、母親の介護もしてて、バッググランドは可哀想だったけど。
でも、態度や口調がムカつくし、性格は悪いし、私はヘナが、嫌いだな。イェソよりも嫌いだわ。
ウジュの事も友達としか思ってないんだろうし、イェソを煽る為に、わざと好意があるようにみせかけた。
本当に性格も顔もムカつくわ。金持ちたちを嫌っているけど、ヘナも、その人達と同類のクズじゃん。クズさは父親譲りか笑。
ヘナの母親が、リアルではありえないほどの、すごく健気な天使のような良い人だったから、そんな母親が死んだのもあって、ヘナは、悔しかったし、良い人がバカをみる!って感情はあったんだろうな。ヘナが、調子乗ってるクズなのは、そういう嫉妬や悔しさの感情もあるんだろう。ヘナの母親は、別に不倫や愛人ではなかったし、むしろ、本来なら、ジュンサンと結婚するはずだった恋人。それを、イェソの母親が、奪って略奪婚したから。ヘナの恨みはわかる。
それでも、やっぱりヘナは好きになれない。このヘナ役の女優の顔が嫌いってのもあるけど。
イェソも、そうとう意地悪な顔をしているが、でも彼女は別にいじめっ子ではないし、高慢で、ちょっと意地悪ってだけで、居候してたヘナの私物を荒らしたり、ヘナを殴ったりしているわけでもない。
言い争いはしてたけど、先に殴ったのはヘナだし。ぶっちゃけ、ヘナの方が、イェソより性格が腐ってるわ。
イェソは、改心しつつあるし。かなり可哀想だな。
一生懸命、勉強したのだから、大学、受かってほしいんだけどな〜
なんとかならないものか。
でも、冤罪の容疑で捕まったウジュも、凄く可哀想だし、早く釈放されてほしい。
ウジュは、冤罪の容疑で捕まったのに、それでも、まだ、親やイェソに対して優しさをみせるんだね。
本当に良い人だな。イェソが勝手に片思いをしてただけなのに、それでも人の好意を悪くとらえないで、むしろ、自分が捕まっているのに、あの場で、謝罪できるなんて。思いやりがある子だ。
スイムの行動をみると、本当にウジュの事を愛しているんだなとわかる。
ウジュの為に必死に土下座するなんて。
産みの親とか育ての親とか、その違いは関係ないよ。ウジュは本当に、スイムの愛しき息子。
だからこそ、この親子、助かってほしい。
まあ、助かると思うけどね。みていて、悲しいわ。
★31話〜33話★
イェソの株があがったよ〜涙。辛い決断だったけど、良かった。父親もすごく改心したな。
この家族、子供は改心の余地あったけど、両親は改心しないだろって思ってたから、まさか父親も、そして最終的にソジンも改心したのは良い意味で驚いた。
でも、これ当人の立場だったら、本当に辛いけど悩んでしまうよね。試験問題の件も、イェソには何の罪もなく、純粋に、ただただ勉強を頑張ってた子で、彼女自身は不正なんか今までしなかった子なのに。
そうやって、本人たちの知らない間に、子供とその親が、逃げられないような地獄を、キム先生は作ってたというわけか。恐ろしい。
冤罪で捕まったウジュが、健気で良い子すぎるから、早く釈放されてほしかった。
けど、冷静に考えたら、これが、ヘナのような恐喝や脅迫ばかりする意地悪でムカつく態度の子だったり、自分をイジメてた子だったり、自分を裏切った事がある子だったりしたら、どうだろう??冤罪でも、そのまま刑務所に入ってろって、思っちゃう自分もいるわ。ウジュが、何の非もない、みんなに対して、優しい子だったからこそ、作中のキャラ達も視聴者も彼に同情してしまうわ。ウジュが釈放されたのは、ウジュ&ウジュの両親の人望なんだなと改めて思った。
やっぱり、what goes around comes around。
常に思いやりをもって、人に優しくすれば、困った時も、助けが入ってくる。
逆に、友達を裏切ったり、人に対して脅迫したり、意地悪ばかりしてたら、本当に自分が悪くない時でも、助けてくれる人はいない。はっきりいって、ヘナが死んだのは本人の責任。
ウジュはヘナが好きだから、彼女を正義と戦っている子って認識だろうけど、ぶっちゃけ、ヘナは、かなり狡猾で性格悪い、コンプレックスの塊の嫌な女だよ。
調子にのって、自分で自分の死を招いてしまった。母子家庭や、死に様は、可哀想だったけど、彼女に対しては涙が出なかった。彼女が母親を介護したり、母親が死んだ時は、泣いたけどね...
彼女のいいところは、母親想いと頭がいい点。あと、イェビンには優しかった。それ以外は嫌な奴だよ。
居候させてもらいながら、イェソを脅したり、嫌がらせしたりとかは調子のりすぎ。死んだけど、嫌いなキャラだった。しまいには、キム先生を脅迫して、イェソを退学させろとか、やりすぎ。死んでも同情はしない。彼女の人生は何だったの?と思ったが、頭は良かったが、残念ながら、母親の優しさをもっと受け継いでいれば、人生もっと成功して、長生きできただろうに。
イェソに関しては、やっぱり、本当の事を言うだろうなと思った。イェソの状況に泣いてしまったよ。
そして、一番偉い決断をしたなと思った。
母親やキム先生は、一学期、頑張れば、合格すれば、何も心配いらないというけど、合格しても、ウジュは冤罪で刑務所のままで、その罪悪感は、一生消えないよ!!!
本当に一生、罪悪感は消えない。全く非の打ち所がない好青年で、刑務所にいても、礼儀正しく、人に対する優しさを忘れない親思い、友達想いの少年。そんな子が冤罪で刑務所に入って、母親は食べ物も口が通らない。
ウジュのお母さんが病みまくって、病気になりかかってるのに。冤罪は、その少年だけじゃなく、その両親をも苦しめる。イェソ自身も、罪悪感で、一生、苦しんで、寝る事もできず、自殺しちゃうかも。だからこそ、本当の事を言うべきだよ。正しい事をしているのだから。
それに、陰口をたたかれようが、悪くいわれようが、自分の決断を尊重&尊敬してくれる両親&妹がいるじゃん。大学に受かっても、一生、罪悪感で生きていくよりマシだと思う。退学も悲しいけど、自分の実力を信じて、正しい道をいけば、きっと未来はある。頭がいいのだから。
ウジュに、感謝されたね。イェソにとっては、絶望じゃないはず。両親も改心して、仲良くなったし、これからは妹も慕ってくれるだろう。しばらく、家族4人で、旅行にいけばいい。せいっぱい、遊びまくってほしい。ソジン&イェソが、改心してくれて本当に良かった。幸せになってほしい。やっぱり、第一志望に受からなくても、一位じゃなくても、家族全員が健康で仲良く幸せだったら、そっちの方が個人的に素敵だと思うな。まあ人の幸せは他人には計れないけど。
ただ、私の親が、あまりナンバー1にこだわらない人で良かった。他の生徒と比べるような事はあまりなかった。でも学業は努力しろっての基本的な教えだったけどね。SATの点数や、GPAや、論文の出来にはこだわってたけどね。私も高校時代、そこは努力した。自分の将来のためにね。
イェソは医者になるのが夢だから、1年遅れてもいいから、来年こそは、医大に入って立派な医者になってほしい。つか、考えてみれば、冤罪の友達を犠牲にして、医者になって人の命なんか救えるか?って思う。その罪悪感で、他人の命を救うどころじゃないでしょ。裏切りも当たり前の他の職業もあるけど、医者には、絶対にモラルは必要だよ。だからこそ、イェソの決断は立派だし、医者になるにふさわしいと思った。
★34話〜36話(最終話)★
最後は一件落着で、どの家族も崩壊しなくて良かった。
ソジン&ヘナには、ちょっとした過去回想があった。ヘナが熱で寝込んでた時に、ソジンを母親と間違えて、抱き着いたのか。あの時に、ソジンが少しでも優しさをみせていれば。夫の隠し子だから、そりゃ無理だろうけど。でも愛人の子ではないんだし、そもそも、ソジンが略奪婚した元恋人の娘だぞ。
まあ、だから、ソジンも後ろめたさがあるんだろうけど。
ソジン、最終的にはすごく改心したな。子供を愛する気持ちは本物だからね。
ヘナは亡くなったけど、家族全員がヘナを家族を認めて、名前を、カン・ヘナに改名したね。
ウジュ、さすがに高校を辞めるのは、どうかと思う。自分探しの旅なら高校卒業後でもいいのに。
イェソは、真実を話した事で、とっても心がスッキリしたようだね。
家庭教師やコーディネーターがいなくても、本当は、1人でも、しっかりと計画たてて、勉強ができる頭が良い子だから、頑張ってほしい。本当に賢い人は、自分でコーディネートできるからね。
高校時代にそういう友達がいたよ。イェソは性格も丸くなったし、良い兆しだと思う。
1年留年したっていいじゃん。イェソは、きっと大学には受かるし、医者になれると思うよ。
幼なじみの双子兄弟と、仲良く勉強したのも良かったね。
双子兄弟のパワハラ親父は、ギャグキャラだな笑。ピラミッドオタク笑。
なんだかんだで、妻を愛してたのか。
妻も、なんだかんだで、ピラミッドオタクの夫を愛してたのか。
最後は、和解して、みんなハッピーで良かった。
そもそも、パワハラ親父は、性格にかなり難ありだけど、妻の事は、愛してたし、浮気はしてないんだよね笑。ギャンブルもしないし。だから、自分は良い夫だぞ!って、自信満々。
唯一の問題は、その難ありの性格で、妻や子供達を、自分の方法で教育しようとした事。
最終的には、逆に、妻や子供達に教育される羽目になりました笑。でも幸せそう。
そして、ジニの一家は、最後まで、癒し一家だった〜。良かった、幸せそうで。
スイムは、本当にすごく良い人。正義を振りかざした偽善者とかじゃなく、本当に良い人。
継子に対する愛情も、本当にすごい母性だし、他の子供達にも優しくて、母親たち全員にも思いやりをもって接していて、人の気持ちになって考えられる人。
スイム&ソジン、高校時代、普通に友達だったじゃん。過去回想があったな。
ちょっとしたソジンの勝手な誤解で、仲違いしたけど、普通に良い友達同士だった。
そして、大人になった今、また友達に戻って良かった。
スイム、キム先生の娘のケイを、ちゃんと良い施設に預けてた。面会して、遊んであげているのは、すごく良い。世の中、こういう人ばかりだと良いんだけどね。まあ、スイムさんのような心から良い人、実際に知っているけど。でも少ない。世の中、みんなこんな人だったら争いもおきないのに。
キム先生の娘、ケイは、そこまで酷い障害じゃないよね。
ちゃんと教えてあげれば、1人できちんと食べる事もできるし、人懐っこくて、明るくて良い子だ。
ただ、母親が泣くのをみると暴れる。母親が悲しむのをみたくない。
子供にとっては、どんな母親でも、母親で、精一杯、母を愛しているんだよね。
ケイは、そんな子供だ。
皮肉にも、キム先生は、刑務所に入ってから、娘と面会する機会が増えるんじゃないかな。
天才児じゃなくても、可愛い娘。母親を一心に無条件で愛してくれる娘。
ケイだけじゃないけど、どの子供もそう。
このドラマは、韓国の教育に対する風刺ドラマだね。
私は韓国人じゃないし、住んだ事もないから、事情はしらないけど、ドラマだから、過激に描いていると思う。そして、改心も過激。例えば、ウジュの高校中退も、ちょっとやりすぎと思ったし、集団サボりも、どうかと思う。それを、良しとするのは、違うな〜と私は思う。まあ、ドラマだから、そうしているんだけど。
現実では、何事にも、ほどほどにかな。
ちなみに、私は平等社会なんか嫌だし、努力した者や頭の良い人が上にいける社会が良い。
まあ、弱者や、競争に負けた人をゴミ扱いするのは、どうかと思うけど。
ただ、成功者への褒美は必要だよね。
私は競争社会が、悪いとは思わない人間だから。
しかし、それを、子供に強要しすぎるのは、子供が病む原因になるから、気を付けないと。
どんなに綺麗事をいっても、富・名誉・権力は、重要だろう。
それが、全てじゃないってだけで。それ以上に大事なのは、家族愛と心の健康。
でも、私は、富・名誉・権力も、大事だと思うタイプの人間だ。
家族の愛・人脈・富・名誉・権力、全てが重要だね。
当初と比べて、キャラが改心したりと、好感度が変わった。
下記、キャラの好感度。
ハン・ソジン(ママ@)
(個人的な好感度:6点)/(面白さ:6点)
カン・ジュンサン(パパ@)
(個人的な好感度:6点)/(面白さ:7点)
カン・イェソ(ソジン&ジョンサンの長女)
(個人的な好感度:8点)/(面白さ:7点)
カン・イェビン(ソジン&ジョンサンの次女)
(個人的な好感度:7点)/(面白さ:6点)
ユン女史(ジュンサンの母親)
(個人的な好感度:5点)/(面白さ:6点)
キム・ヘナ(ジョンサン&元恋人の隠し子)
(個人的な好感度:4点)/(面白さ:4点)
イ・スイム(ママA)
(個人的な好感度:10点)/(面白さ:7点)
ファン・チヨン(パパA)
(個人的な好感度:8点)/(面白さ:6点)
ファン・ウジュ(チヨン&スイムの息子)
(個人的な好感度:8点)/(面白さ:7点)
ノ・スンヘ(ママB)
(個人的な好感度:9点)/(面白さ:8点)
チャ・ミニョク(パパB)
(個人的な好感度:7点)/(面白さ:9点)
チャ・ソジュン(ミニョク&スンへの双子の息子)
(個人的な好感度:10点)/(面白さ:8点)
チャ・ギジュン(ミニョク&スンへの双子の息子)
(個人的な好感度:8点)/(面白さ:8点)
チャ・セリ(ミニョク&スンへの双子の息子)
(個人的な好感度:8点)/(面白さ:8点)
チン・ジニ(ママC)
(個人的な好感度:9点)/(面白さ:8点)
ウ・ヤンウカン(パパC)
(個人的な好感度:10点)/(面白さ:10点)
ウ・スハン(ジニ&ヤンウカンの一人息子)
(個人的な好感度:9点)/(面白さ:9点)
キム・ジュヨン(入試コーディネーター)
(個人的な好感度:4点)/(面白さ:7点)
キム先生の付き人(個人的な好感度:6点)/(面白さ:6点)
キム先生は、完全な生まれつきのサイコパスではなく、自分が原因の交通事故で娘が障がい児になった事が、キッカケで、ああなってしまった。本物のサイコパスは、家族への情もないから、娘に対して、あんなに動揺するのは、キム先生にも、心と愛がある証拠。そして本当は娘に対して罪悪感も持っている。
とても良いドラマだった。
私には子供がいないから、たった一人の甥っ子が可愛い。10歳の甥っ子は兄夫婦と一緒に、色んな意味で危険なニューヨークに住んでいる。だからこそ、箱入り息子。アメリカで、男の子をもつ、まともな母親は、みんな心配している。男ってだけで色んな犯罪のターゲットにされるし。義姉は白人で、混血の兄も先祖の白人の血が濃いから、甥っ子の見た目も白人。過激リベラルやポリコレで汚染されてるアメリカでは、特に、裕福でストレートの白人男性はターゲットにされやすい。特に公立の学校は政治色が強すぎになってしまった。
私立の学校も色々あって、政治色や宗教色が強い私立もある。幸い、甥っ子の学校は、国際的な上に、裕福層しかいない私立だし、自宅もUESなので、旅行以外では、ほぼ自分の区域から出てない。そのため、周りに変なのがいないし、悪い影響もない。
けど、アメリカは、銃社会。私立の学校でも、ポリコレ過激派による乱射事件がおきたし...
100%安全な場所なんかない。
それに、成長すると、また話は違ってくる。
ずっと同じ環境に閉じ込めておくわけにもいかないし。兄夫婦も、私の両親も、とっても心配している。
アメリカでは子供を育てる為の環境選びは最重要だよ。だから心配するがゆえに、過保護になってしまう気持ちはわかる。このドラマのママ達も、子供には過保護。
下記ドラマと現実を照らし合わせて。
このドラマは韓国に本当に起きている過激すぎる受験戦争をシュールに描いた風刺ドラマ。
世界トップの大学ならわかるけど、そこまでしないと国内のトップ大学に入れないのか?と恐ろしさを感じると同時に、アイビリーグ目指してた私の友達にも似たのが少し親近感はある。実際にアメリカでも、私が高校まで過ごしたシンガポールでも受験戦争はあって、特にアジア系(台湾や韓国や東南アジア系)は、対策が徹底していて、完璧主義者。
中間テストや期末テストの時期になると、目つきがヤバくなる同級生も複数いたし、私もその一人だったかもしれない。試験結果が発表される日には、ロッカーでうずくまって泣く同級生もいた。大体いつも同じパターン。あの子は、1位にこだわってたけど、最後まで1位になる事はなかった。(いつも2位〜4位の子)
いつもの事だから、まわりもスルー。それなりに良い大学には受かったようだけど、元々、心が弱かったのか、うつ病になって、大学を休学してたと聞いたな。でも今では結婚して、幸せそうだよ。
あの子は、なぜ、あんなに1位にこだわってたんだろう。親がそう強制してたのか、彼女自身がそうだったのか、特に仲良しではないから、詳しいことはわからないな。そんな彼女も、1位になれなくても、アイビリーグに行けなくても、普通に元気に、幸せそうに生きているじゃん。(フェイスブックでしか知らんがw)
だから、1位じゃなくても、ハーバード大学に行けなくても、死なないわ笑。
私の学校には、複数人、イェソみたいな子がいたんだよね。男にもいたし、女にもいた。
イェソより性格は良いが、私の親友や、仲良かった友達の中にも、そういう子は多かった。
親友は、私より、一つ下の学年だけど、学年では、1位〜3位の子だったよ。
マイペースの私は初めからあの子達に勝つのは諦めてた。そんな私でも良い大学に入れてキャリアも収入もそこそこ。
学校の成績がナンバー1でなくても人生は悪くないよ。
でも他人の幸せは私には測れないから。私は家族と自分が幸せだったらいいよ。
とはいえ私も努力したよ。
私は幼稚園から私立だったけど、さらに良い進学校に入る為に塾や家庭教師もいた。でも目的の進学校に入ったら後は学校任せだった。私の親が、過激な親達とは距離を置いてたからか、母親のママ友サークルはほんわかした人達ばかりで変な競争はなかった。
おかげで激しい受験戦争には巻き込まれなかった。そんな私でも、USCに入ったし、キャリアもある。弟は外科医。兄は中学からアメリカの全寮制進学校で大学はYale。兄は私より勉強できたから常に成績は学年トップ3位以内。今ではNYの金融マン。義姉は弁護士。義姉の実家はold money の資産家。
私達兄弟の周りは優秀だから、期待はされたし、私達はそれなりに努力はしたけど、鬱病になったり病むほどではなかった。特に親は、1位じゃなくても、10位以内なら良いと緩かったし、パーティーも遊びも旅行も沢山させてくれたからストレス発散もできたし。逆に、鬱病になった同級生もいたので、程々にしないとと思う。私の時代と甥っ子の時代はまた違うけどね。
このドラマは、韓国社会に対する風刺ドラマではあるけど、実際に、世の中、綺麗事ではない。
社会人である私にとっては、進学校に入れて、競争社会の中で、勝負して、たくさん勉強してよかったと思っている。でも、過去に戻れるなら、もっともっと勉強して、アイビリーグに入りたかったよ。
このドラマごときで、私の価値観は変わらないが、なにごとも、ほどほどに。そして、子供には強制するなってのは伝わった。