<個人的な評価:10点中8点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
贅沢なリゾート・ホテル『The White Lotus』で休暇を過ごす裕福なゲストたちの1週間を描く。徐々に、ゲストたちやホテル従業員たちの暗い面が表に現れる。
WOKEの大好きなテーマである白人特権主義や、裕福層嫌悪などが、描かれていると聞いたので避けてたが、サスペンス&コメディー要素もあるようなので、とりあえず、観てみたら、先がどんどん気になったので、すぐにあっという間にシーズン1、視聴完了!!人間ドラマではあるが、ブラックコメディ&サスペンス要素もあり、冒頭から気になる展開。
誰がどのように死んだのか?
その最大の謎を胸に、ワクワクしながら、最後まで観た。
白人特権主義や、裕福層嫌悪などは描かれていたが、「白人は悪!黒人はヒーロー!男は悪!女は偉い!!」といった典型的なWOKEドラマではなく、どっちかっていうと、『The Boys』のように、人間クソくらえーみたいな感じで、どっち側もクソだなと思わせると同時に、どっち側も、色々と悩める部分はあるのだなと思わせてくれる群像劇ドラマだ。
過激WOKE脳のクソガキの女二人以外は、全員、それなりに共感できる部分もあったり、笑える部分もあったり、エンターテイメントとしては面白かった。
最後の終わり方は好きで、典型的なポリコレ作品の終わり方ではなく、ちゃんと男性にも希望を与えてくれるような終わり方だった。むしろ、私が思うに、一番旅行を心から楽しんだのは、あの大人しい白人の少年なんだよね。ゲームオタクから、最後はあれ.... 彼は一番成長したし、変わった。むしろ、人間的に変わったのは彼だけかもね。
私のキャラに対する好き嫌いは以下の通り
キャラそれぞれに対して、色々と想う事はあるが、生理的に全面的に無理なのが、あのクソ女子大学生の二人組。あいつらだけは、本当に最初から最後まで大っ嫌いだった。
最初から印象が凄く悪いし、2人の間も、本当の友達ではなく、憎しみあっているんじゃないの?というのは感じてたけど。つか、あのパウラって女、なんでついてきたんだよ。内心は嫌っている友達(失笑)の家族旅行についてくるなんて。まあ、付き合わされた感じだろうけど。にしても、態度が悪いし、マジでありえない。うちの親なら、絶対に、こんな奴と付き合うなって言うだろうし、私もこんな奴とは付き合いたくない。
まあ、あの親が、WOKEバカ娘のオリビアを甘やかしているからな。あんな態度や口調だったら、うちの親だったら勘当だよ。私は、あんな言葉使いを親にした事なんかない。私は口は悪い方だけど、悪くも丁寧にもなるけど、親に対しては丁寧に話すよ。ああいう甘やかされたクソガキが増えたから、アメリカは、どんどんダメになっているんだろうね。ポリコレも過激化して。親に全部払ってもらっているのに、何様なんだろう。
本当に、あのクソガキ女、マジで生理的に無理。弟が可哀想ってずっと思ってた。
パウラ&オリビアの二人は、生理的に大っ嫌いで、論外だとしても、あの家族は、フィクションとしては面白い。子供の前で、下ネタパレードだし笑。父親が面白すぎる。
新婚カップルが、遺骨を捨てるオバサンと、同じ船になってしまったのは、笑っちゃった。
あのカップル、今後は大丈夫かな?マザコン息子だけど、おバカだし、ああいう男は、けっこう見てきたし、私は嫌いじゃないけどね。超裕福なら問題ない。あの男、ニューヨーク出身だし、どうやら、仕事しなくても生きていけるほどの裕福層だから、Gossip Girl に出てくるメインキャラ達と、同レベルの金持ちだろう。
あのレベルの金持ちとなら、トロフィーワイフでもいいじゃん。婚前契約しているんだし、飽きたら、または飽きられたら、離婚して、金をがっぷり貰って、人生エンジョイするのでもいいし。
フリーランスジャーナリストとからしいけど、はっきりいって、あの妻のキャリアは一般人でいうと平社員だから。普通に働くのと、あのレベルの金持ちのお飾り妻になるのなら、後者を選ぶ人も多いだろう。私もあの妻なら、そのままトロフィーワイフの道を選ぶわ。
もちろん、妻側も優秀なキャリアがあるのなら別だけど。弁護士や医者とか。大企業の役員レベルか、最低でも、せめて私のようにマネージャーレベルじゃないと。そうじゃないなら、トロフィーワイフの方がいいだろう。もちろん一番良いのは、両方ともする事だね。その方がお金になるし。少なくとも、フォロワーワイフは若い間しかできないので。
私の家族親戚や友人は、全員が裕福層だし、ほぼ全員、当たり前のように婚前契約(prenup agreement) をしているから。離婚した時に揉めないように、離婚しても生活が安定できるように、金銭面でも子供の教育の面でも、婚前契約はとっても大事。結婚の保険といってもいい。離婚を考えて結婚するなんて!とお花畑恋愛脳はいうけど、結婚と恋愛は全然違うから。ロマンチックな関係だけでいたいなら、恋人のままでいい。
私のまわりで、恋愛脳なバカはいないし、現実主義者ばかりなので、ちゃんと結婚と恋愛の違いを分かっている。だから、結婚をする場合は、ちゃんと結婚に保険をつけている。
だからこそ、私のように、あえて結婚せず、恋愛関係のままでいるカップルも多い。
このドラマに出てきた新婚カップルも、婚前契約をしている。
だから、仮に離婚しても、その妻が路頭に迷う事はない。
結婚生活を続けるも続けないも、自由。
このドラマでは、その妻は、夫に嫌気をさしてたが、それでも結婚生活を続ける事を選んだ。
離婚するのかな〜と思ったけど、そうきたか。賢い選択だね。
クソフェミ系のドラマなら、離婚して、彼女は自由になったー!!とかって展開だけど、それこそお花畑で無責任な製作者側のエゴでしかない。
賢い人なら、あの段階では離婚しない。
彼は、おそらくアメリカのトップ 5%の裕福層だろう。
あの一族で、自分の地位を確立させるには、しばらく時間が必要。
子供を産んだら、もっと堂々とできるだろう。離婚するなら、子供を2人ぐらい産んでからの方がいい。
お金も、もっともらえるだろう。婚前契約の内容によるけど。
私のまわりでは、婚前契約に、子供一人産んだら、いくら妻に払うとか。不動産を新たに妻に買え与えるとか。妻側が要求する事もある。出産は身体のラインが崩れるから嫌がる女性も多い。私の友人もほとんどが嫌がっているので、男性側が子供欲しい場合は、妻側の要求に答える事もある。それも含めての婚前契約。恋愛と違って結婚はビジネス。特に裕福層にとっては。もちろん、愛情がある事が前提だけどね。
婚前契約を一緒に作っていくうちに、お互いの価値観がさらにわかるし、仲をさらに深めるチャンス。結婚前に冷静に話し合う機会にもなれる。熱愛はいつか覚める。だからこそ、結婚前に、いちど冷静に話し合う場は大事だよ。
このドラマに出てた新婚カップルが、どんな婚前契約を交わしたか知らないけど、離婚ならいつだってできるんだし、しばらくは我慢した方が良いと、私も思ったね。あの妻、恵まれているのに、くよくよしてて、ウザいと思った。でも、最後の、あの妻の判断は賢いと思った。最後の展開は好き。
別に、DV夫じゃないし、マザコンだけど、彼のクレームは当たり前だったし。あのレベルのクレームなら私もする。予約した部屋より下のグレードの部屋とか普通にダメでしょ。
昔、私はCAをしてたので、彼の10倍は酷いクレームを何度も何度も観てきた。その6割が日本人だ。
(クレームは、男性客が多いと思うでしょ?実際は女の方が多いわ。陰湿だし。子持ち女の方がモンスタークレーマー率が高い)
だから、私は新婚カップルの夫は、酷いとは思わなかったな。
ぶりっ子な妻の方が、みていてイライラした。美人だけどね。
妻と色々あって、喧嘩して別れる寸前だったのに、部屋に残されてた糞を妻のせいにする事は一切なかったところをみると、妻の事は彼なりに愛していたんだろう。だが、新婚妻がいるにも関わらず、若い女にナンパしてた所をみると将来、浮気や不倫をする可能性は大だろう。婚前契約をしているので、仮に離婚しても、妻が大損をするような事はないと思うが。恋愛や性生活の方面では、あまり誠実な夫にはみえないだろう。
登場人物
客グループ★1)
● ニコル・モスバッカー :
サーチエンジンの会社のCFO。家族の稼ぎ頭。仕事人間。子供達の母親。家族を愛している。
(好印象:★★★☆☆)
(面白さ:★★★★☆)
(クズ度:☆☆☆☆☆)
● マーク・モスバッカー :
ニコルの夫。妻より稼ぎは低いが、金持ち。子供達に男らしいところを見せて尊敬されたい願望がある。家族想い。おバカだが、妻と家族をとても愛している。睾丸が腫れたのでガンかと思い本気で悩んでいたら、ただの炎症だった笑。と思ったのも束の間。子供の頃に亡くなった父親が、実はゲイで、死因はエイズだったと、それを旅行中に知って、大きなショックを抱えるも、最終的には、なんとか乗り越えるという笑。個人的には、この人は私の中ではギャグ担当だ笑。
(好印象:★★★☆☆)
(面白さ:★★★★★)
(クズ度:☆☆☆☆☆)
● クイン・モスバッカー :
ニコルとマークの内向的な息子でオリビアの弟。内気なゲームオタクだが、ゲームとスマホを波に流されたのをキッカケに、そして父親との会話を通して、彼の中のナニカが目覚めていく。性根腐った姉とその友達に追い出されるように、毎日、ビーチで寝る事を選ぶ。結果として、それは彼にとっては良い経験だ。早朝にクジラが泳ぐのを見て感動したり、現地のカッコいい男達と仲間になったり。内気だと思ってたが、実は好奇心旺盛の良い子。最後の彼の行動は、親目線でみたら心配だけど、でも彼は健全な道を選んでいると思うな。別にドラッグに走るわけじゃないし、むしろ、友達がいないゲームばっかりの引きこもりより、健全な生活を選んだよ。彼が、旅行者の中で、一番、心から旅行を楽しんだだろうね。一番、応援したキャラ。
(好印象:★★★★☆)
(面白さ:★★★★☆)
(クズ度:☆☆☆☆☆)
● オリビア・モスバッカー :
ニコルとマークの娘でクインの姉。典型的な若いWOKE信者で、白人特権主義や裕福層嫌悪の塊。親に反抗的というより、大人全体に反抗的で生意気。しかし、ポリコレも、ファッションでやっている風なので、意識高い系を気取っただけの性悪。実はパウラとの仲は微妙で、過去にもパウラの彼氏を寝取った経験がある。パウラより自分が上という認識で、パウラのものは何でもほしがる。旅行中、パウラとは人の悪口以外では、まともに話している光景がなかったので、すごく変な友達関係と思ったが、案の定、本当の友達じゃないね。こいつに友達は無理だろう。弟を邪険に扱い、両親をバカにしている毒娘。クスリをやっている。
(好印象:☆☆☆☆☆)
(面白さ:☆☆☆☆☆)
(クズ度:★★★★★)
● パウラ:
オリビアの友人(失笑)
典型的な若いWOKE信者で、白人特権主義や裕福層嫌悪の塊。パウラと違って、彼女は、一般家庭出身で、有色人種なので本気で白人特権主義&裕福層嫌悪だ。内心は、オリビア&オリビアの家族にムカついている。旅行の面倒も全部みてもらっているのに、恩を仇で返すような犯罪者。こいつは惚れた男をそそのかして、オリビアの家族の金庫で盗むを働くように仕向ける。結局、その男は捕まって、パウラは無罪。オリビアは知っていたけど、隠した。クスリをやっている。
(好印象:☆☆☆☆☆)
(面白さ:☆☆☆☆☆)
(クズ度:★★★★★)
客グループ★2)
● タニア・マックワッド:
飲んだくれの情緒不安定なヤバいおばさん... に見えるが、実は母親を亡くした痛みがまだ癒えていない孤独な旅人。超裕福だけど、嫌味がない良い人。母親の散骨のためにハワイに来て、不安定な精神状態を抱え、心の平和を求めている。人を信じやすく、気に入ったスタッフには、大金のチップをあたえたり、食事に誘ったりと、色々とよくする。寂しいだけの人なんだろうな。孤独で寂しそうで可哀想なので、幸せになってほしい。
(好印象:★★★★☆)
(面白さ:★★★★☆)
(クズ度:☆☆☆☆☆)
客グループ★3)
● シェーン・パットン:
レイチェルの新婚の夫。超裕福。ニューヨークの不動産一族の御曹司。マザコン。
ドラマ始終、パイナップル・スイーツにめっちゃこだわる笑。もはや新婚の妻より、パイナップル・スイーツへのこだわりが強い。最後は皮肉にもパイナップルナイフで、支配人を刺してしまうが、正当防衛なので無罪放免。極悪人ではないが、育った環境がゆえに、性格に多少難あり。新婚の妻がいながら、他の女をナンパしていたので、誠実ではないが、今の時点では、彼は彼なりに妻を愛しているようだ。彼なりにね...笑。
(好印象:★★☆☆☆)
(面白さ:★★★★☆)
(クズ度:★★☆☆☆)
● レイチェル・パットン:
シェーンの新婚の妻。裕福層出身のシェーンと違って、一般家庭出身。フリーランスのジャーナリストだが、キャリアと夫との結婚生活の両立に悩んでいる。温和で大人しい女性だが、新婚夫とキャリアの両方面で、ストレスを抱えている。
(好印象:★★★☆☆)
(面白さ:☆☆☆☆☆)
(クズ度:☆☆☆☆☆)
ホテルのスタッフ
◎ アーモンド:
ホワイト・ロータスの支配人。常に笑顔で、客にもスタッフにも温和。テキパキとしっかりと仕事を完璧にこなすタイプだが、そんな彼にも裏の顔もある。実は、同性愛者で、麻薬中毒の過去を持つ。5年間禁酒中だったが、ストレスをキッカケに飲酒をはじめ、そのうち、クスリにまで手をだして、取り返しがつかない事に.......
(好印象:★★★☆☆)
(面白さ:★★★★★)
(クズ度:★★★★☆)
◎ ベリンダ:
ホワイト・ロータスのスパのマネージャー。温和で優しく、感受性がとても強い。この作品で一番良い人。
(好印象:★★★★★)
(面白さ:★★★☆☆)
(クズ度:☆☆☆☆☆)
以上、主要キャラとその紹介。
最後に.......
一番、キモかったシーンは、脱糞シーンだ笑。
そして脱糞支配人のアーモンドこそが、死亡した人。
色々あったが、もはや、脱糞が一番脳裏に焼き付く。