<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
日本語のタイトルは「ホテルレイク」。
久々に韓国のホラーを観た。韓国ホラーは、Jホラーに似てジメジメした怖さがある。そして怖さの中にも、切なさや家族愛や謎解き要素があるものが多い。この作品もそうだ。伏線回収しきれなかったのが残念だけどね。舞台は、オフシーズンで休館中の、ホテルレイク。経営者は主人公のおば。
過去に母が働いていて自殺した場所でもあった。
主人公ユミは、年が離れた幼い異父妹を、おばに預ける事にした。自分はすぐに経つつもりだったが、叔母に誘われて少し滞在することに。奇妙な怪奇現象、不気味な従業員、おばの趣味であるプリザーブドフラワー、留学した従兄、母親の死の真相、周辺で相次ぐ行方不明者、そして秘密の部屋。
怖い演出もあって、ホラー的には良いんだけど、興味深い伏線があるのに、回収しきれなかったのが残念だ。
おばが怪しいのははじめから予想できた。
けど、なんの儀式をするつもりだったの?息子を生き返らせるためかな?と思ったらそうでもなさそうだし。なんであんなに大量の女性たちを殺したのか??
息子を生き返らせるために、女性たちを生贄にしたのかと思ったが、儀式らしい描写も出てこなくて....
赤い糸の意味は??なんで女性をあんなに大量に殺したの??わからないわ。
おばさんは、息子を失った悲しみで、頭が狂ったサイコパス殺人鬼か。
主人公の母親の恋愛関係に関する伏線もあったけど、結局、母親がどんな女性かわからなかった。
一応、娘想いのようだけどね。
母と微妙な関係だったまま、母を自殺(実際は殺害)で亡くしたユミだが、幽霊の母とは和解できたようだ。
最後はユミ&妹の目線でみると、ハッピーエンドかな。
なかなか面白かったが、ちょっとパンチが足りないかな。