<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
久々にホラーで感動エンドだった。せっかくの魔女を掘り下げなかった点が、惜しい。
ただ、しっかりオチはあったし、家族もの感動エンドだったな。
妻と離婚したが、まだ妻&息子を愛している病持ちの主人公。ただ商売運はイマイチ。家を買っては転売する商売をしていたが、今回、購入した家は、妻と息子と一緒に暮らせたらいいな〜という想いがあるもの。
しかし、その家には昔、魔女と呼ばれる女が亡くなってた。魔女はまだ家に住み着いていた...
って、堂々と昼間から出てきて吃驚した笑。
しかも、父と息子、両方が、魔女の姿を近くで目撃。
幽霊というより、もう、人間の同居人レベル。
そういえば、父と息子がやってきた時から、なんか変なオバさんが眺めてるな〜と思ったが、近所の人じゃなくて、あれ魔女だったね。魔女は家に住み着いているけど、自由になりたいらしい。だから、魔女の代わりに、父親が家に住み着く地縛霊になったというオチ。妻と息子が越してきて、地縛霊というか守護霊というか、家の守り神みたいな感じになった父。死んだけど、家族と共にいるよ...見守っているよ...ってオチ。
日本でも座敷童とかいるよね。家に住み着いている霊。
悪さをするものもいれば、祭ってくれる人を守ってくれるものもいれば、色々。
今回の魔女は、父親が魔女の要望を聞き入れたから、自分の命と引き換えに(元々、病持ちだったけど)、家の守り神になって、愛する家族を守る。
感動エンドじゃん。
魔女が本当はどういう人物だったのか。
なぜ今まで自由になれなかったのか。なぜあの家に憑りついているのか。
そもそも本当に魔女だったのか。
そこらへん掘り下げられなかったのは、もったいないなと思う。
あと息子が生意気だったな。サイコパス気質あるんじゃないの?と思ったが、単純に好奇心旺盛な生意気なクソガキだった。ただ父親の事はけっこう慕っているらしい。最後は、母親と共に、父が残してくれた家で、亡き父を感じながら過ごす。