<個人的な評価:10点中5.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
古城を舞台にした一族の秘密といったゴシックホラー的なものを期待していたが、最後は、そうきたかー!
厳格な掟の中で暮らす一族、そして足が不自由な息子。外の世界への憧れ。外からやってきた少女。
あの少女は悪影響だな〜と当初から思ってたが、実際に少年が外に出るキッカケを作った人物。
つか、外界がどんな所か知ってたのかよ少女は。それを少年に教えていれば、少年も外に出たいとは思わないいかもしれないのに。銃を撃つのがうまいのも伏線だったんだな。あの古城にいた方が確かに安全だ。もっと、一族の秘密とかがあるのかと思ってたが、期待してた一族の秘密もなく、ホラーもなく、ただ単に、母親を中心にしたメンバーが、ゾンビの世界から身を守る為に、籠城してただけ。籠城といっても、家の中に閉じこもってばかりじゃないし、領地を自由に動き回っているし、そこまで不自由ではないじゃん....とも思う。外のゾンビ世界より安全だよ。
そう、外の世界はゾンビの世界だった!!!!!!
どこまで、ゾンビの世界が広がっているかは謎だけど、もしかして、あの領地だけが、世界で一番安全なところ???つまり要塞?
なんだかなー。
始めから、少年にゾンビの存在を教えてあげてもよかったのに。
母親が過保護すぎたのかな。
ゾンビが外にいるから、ここで暮らしていくしかないんだよ....っていう。
私なら普通に大人しく古城で暮らすわ...
といっても、ゾンビの脅威から常に自分自身を守らなければいけないし。
たぶん噛まれてらオシマイなんだろうな。
少女の養父も、途中で死んだ一族の女性も、自殺したメイドも、みんなゾンビに噛まれたのかな??
実は血が繋がっている一族ではなく、単に、この世の生き残り同士で固まってくらしているのかな?
雰囲気はゴシックホラーなんだけど、ストーリーはよくわからん内容の、ゾンビホラーだったというわけか。
中盤で、夜中に、屋敷をダッシュしているヤバい女がいたが、あの女はなんだったんだろう。
一族が抱えている秘密かな?少年の姉か双子かな?と思ったんだけど、結局、あれはゾンビ化したメイドとかかな??よくわからん。良い舞台なんだけど、もったいないなと思った。
作品自体は、凄くつまらないというわけではない。
普通かなー。でも城の雰囲気とか、ゴシック系が好きな私はけっこう好きかなー。
ストーリーは普通。ちょっとわけわからんというのもあるが。
オチは、ゾンビだっただけに、そこは最後まで予想できなかったな。
タイトル、The NEST の意味。なるほど!!と最後のオチをみて思った。安全な巣って意味もあったんだね。