<個人的な評価:10点中6.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
凄く怖いと聞いてたので、覚悟してみたが、思ったより怖くなった。
やはり日本やアジアホラーと比べると怖さの点では微妙だな。だがストーリーはしっかりしてた。
ブギーマンこと邪神ブグールに、子供が乗り移られて、家族を惨殺...
主人公の小説家エリソンも最後は愛娘に惨殺される結末...しかもバラバラ殺人。
ストーリーは、10年前にベストセラーを執筆して以来、その後、全く売れないノンフィクション作家のエリソン(俳優はEthan Hawke)が主人公。妻と息子と娘と共に、家族4人で、郊外の一軒家へ引っ越したところから物語は始まる。実は、エリソンは、引っ越したその家が、過去に、悲惨な事件が起きた家だということを家族に伝えてなかったのだ。目的は、新たなベストセラーを書く事。
うーん。ベストセラーって書こうと思って書けるものじゃないし、そういう意図で書くと失敗すると思うな。
インスピレーションの神が降臨して、無我夢中で、書きたいものを必死に書いて、予想外に売れて、ベストセラーになったというのが、ほとんどだと思うけどな。
まあ、とにかく、売れない小説家、エリソンは、ベストセラーを書くのを目的に、そのいわくつきの事故物件に引っ越してきたわけだ。家族に何も言わないのは悪質だと思うね。そう考えると、巻き込まれた家族が本当に一番可哀想だ。
さて、問題の、その事故物件は、かつてスティーヴンソンという一家が住んでいたらしい。しかし、家族は惨殺され、幼い娘が失踪。未だに、失踪した娘は見つかっていない。
エリソンは、事件の真相を調べて本を書き、作家として起死回生を図るために、この事故物件に引っ越ししてきたってわけ。
そして、家の屋根裏部屋で5本の8ミリフィルム(フッテージ=未編集フィルム)と、映写機の入った箱を発見。
フィルムの一つを見ると、スティーヴンソン一家が庭で楽しそうに過ごす映像が映し出される。すると突然場面が変わり、大木に一家が縄で吊られ、一家が惨殺される映像が流れる。
それは、殺人の実行犯が自ら写した記録フィルム、殺人フィルムだった。
他のフィルムも見て見ると、フィルムごとにそれぞれ別な家族の惨殺シーンが写っていた!
よーーーーくみると、どのフィルムにも、不気味な人物が映ってた。
そして、フィルムが入っていた箱のふたの裏側にも、それぞれの惨殺場面の絵が描かれており、どの絵にもミスター・ブギーという謎の男が描かれていたのだ。
調べを進めるエリソンは、副保安官の協力を得て、半世紀近く前からフィルムに写されてきた殺人事件の資料を入手。カルト犯罪の専門家、ジョナス教授にも話を聞いてみると、現場にあった血染めの図案は、古代バビロニア王朝で行われていた邪教や、儀式に関係している事が判明。
ここまで、わかれば、もっと真相を知りたいと思うよね。こういう事は沼にハマりすぎるとよくないのに...
いや、もう引っ越してきた時点で、既に、エリソン一家も呪われているか...
全ての事件には、一家皆殺しの他に、子供がひとり行方不明になるという共通点があった。
その犯人を突き止めれば、大ベストセラーとなるに違いないと考えたエリソンは、殺人フィルムの存在を秘密にしたまま、調査を進める。しかし、家の中では次々と不可解で危険な事も起こり始め、怯えたエリソンはその家を出ることを決意。しかし、もう既に遅し。
引っ越し先の家も豪邸。(事故物件ならともかく、売れない小説家なのに、引っ越し先の家も豪邸なのか笑。まあ田舎なら、これぐらいの大きさの家は普通かもしれないけど)
新しい家で、エリソン、エリソンの妻、エリソンの息子は、エリソンの娘に、惨殺され、その娘は、ブギーマンに、別世界へ連れ去られる...
オシマイ。
結局、負の連鎖が続いたという物語。
エリソンは自業自得だけど、奥さんと子供たちが報われないね。