<個人的な評価:10点中7点>
<ホラー度:★★★★☆>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
<ホラー度:★★★★☆>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
まあまあ面白かったし、怖かった。ホラー度はけっこうあると思う。
韓国の作品って色々あるし、私は別にファンではないが、たまにサスペンス系とホラー系なら観る。韓国映画といえば、冬のソナタとか、ラブストーリー系が連想されるが、私はそういうのは一度も観た事がないし一切興味がない。もっぱら観るのは、サスペンスやホラーだろう。
そして、今回は久しぶりに韓国のホラー映画。怖かった。ストーリーもそれなりにしっかりしていたと思う。
ちなみに、撮影地の一つである廃墟は、実際に韓国内で心霊スポットとして知られている場所らしい。怖いな。リアリティーを追求するタイプのホラー映画だね。そういえば、以前に観た、コンジアムっていう映画もリアリティーを追求したタイプのホラーで実際の心霊スポットで撮影されたとか。
そういう撮影って、ちゃんとお祓いしているのかな。
ホラー映画にありがちな、肝試し感覚でヤバい所に入るバカな大学サークルの登場人物たちとか、アホな行動をする登場人物たちとか、心霊スポットでイチャイチャするバカップル(←死亡フラグ)とかは出てこない。
代わりに、新しい映画を作らないといけないという仕事のプレッシャーから、手を出してはいけない怪談に手を出してしまった哀れな監督が主人公だ。
興味本位の冷やかし程度のただのバカな若者軍団より、こっちの方が共感しやすい。
必死さが伝わってくる。
主人公は、映画監督のミジョン。彼女はスランプに陥っていた。そして、ホラー映画の脚本を2週間で仕上げないといけない。そのどうしても逃れられないプレッシャーがキッカケで、彼女は、禁断のホラーに手をだしていく。それは、呪われたホラー映画の存在....
呪いの映画「暗転」に囚われていく主人公の様子...
人生そのものがホラー映画になるぞ!
怖い幽霊とのバトルもある。しかも物理攻撃...笑。
幽霊に襲われながらも、カメラを常に回す主人公のプロ根性には感服した!
起承転結がしっかりしている映画だ。そして最後の結末も、個人的には有りだと思う。
なかなか良い映画。幽霊の見た目は怖いから、ちょっと目隠ししながら、頑張って観たけどね笑。