『Agatha and the Curse of Ishtar (2019)』
<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
あの有名な推理作家アガサ・クリスティ&彼女の二番目の夫の出会いなど、史実のキャラを登場人物にしているイギリスのフィクションサスペンス。
私は、アガサ・クリスティの推理小説はけっこう好きで、どっちかっていうと、コナン・ドイルよりは、クリスティ派。
そんなアガサ・クリスティが主人公の今作。
ただ今作は別にアガサ・クリスティの作品ではなく、彼女を主人公にしているだけの作品だ。
暇つぶし程度には面白い作品だと思う。
ちなみに、彼女の二番目の夫、Max Mallowanは、史実でも、本当に考古学者で、彼女よりだいぶ若い。
14つぐらい若かったかと。
恋愛趣向は人それぞれだけど、私は、自分よりそんなに年が若く離れている人を恋愛対象にしたことがないな。2−3歳年下なら付き合ったことあるけど、10歳ぐらい下は、そもそも恋愛対象にならない。見た目が自分より若いって時点で自尊心が傷つくし、その若さに嫉妬しそう笑。かっこいいなとか、可愛いな〜とか思うことはあっても、恋愛対象としては生理的に無理。逆に、年上なら相手にもよるけど、20ぐらいまでなら、いけると思う。(経験はないけどw)相手と並んでも、私の場合は、あくまでも見た目では、自分が輝きたいタイプです。
アガサ・クリスティは、一番目の夫を、若いビッチに略奪不倫され、離婚してしまい、この2番目の夫も、クリスティとは当初はうまくいったが、晩年は不倫してたらしく、彼女の死後、すぐに若い愛人と結婚したらしい。傑作なミステリーを書く人だけど、男を見る目は、微妙だったのかもしれない。
このフィクション映画に出ていたアガサ・クリスティは、愛に飢えているかのような感じの女性だったが、実際の彼女はどんな人だったのだろう。
ま、私生活はどんな人であっても、彼女の書くミステリーが、私は好きだ。
逆に、私生活にいろいろあったからこそ、あんな奥深い面白い小説が書けるのかもしれない。
そして、天才とは孤独なのかもしれない。
アガサ・クリスティも、孤独だったのだろうか。