『The Ninth
(殺人狂騒曲 第9の生贄) (2019)』
(殺人狂騒曲 第9の生贄) (2019)』
<個人的な評価:10点中7.5点>
<ホラー度:★☆☆☆☆>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
<ホラー度:★☆☆☆☆>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
最後、娘、生き返ったの???どうなったの?ヒロインが娘と再会したのか不明のまま終了。その娘は、どういった形で蘇ったのかどうかも不明。気になる!!
さて、いっきに観た映画ですが、なかなか面白かった。
ゴシックな雰囲気が良かった。
これは、ロシアのミステリ・サスペンス映画。死体がゴシック的で、不気味で、怖+綺麗な感じではあるが、ホラー度は低いので、ホラージャンルではなく、ミステリーのジャンルといっていい。
幻想的な雰囲気や、非科学的な事はおきているけどね。最後、娘が本当に生き返ったところとか。
舞台は、19世紀末のロシア・サンクトペテルブルクというのも雰囲気が出ていい。
私が、映画やドラマで、けっこう重きをおくのは、舞台。舞台って大事だよ。
自分が、気に入った舞台の映画やドラマを観る傾向にある。私は、いまどきのアメリカンな舞台より、ちょっと昔のイギリス、または他ヨーロッパ各国が、舞台の作品の方が、好きだ。(貴族とかが出てくる系のが好き)
ただし、Netflixの新作品にありがちな、例えば、Bridgetonのような、今どきの、ポリコレで汚染された、なんちゃって作品は論外。歴史ものでも、舞台が昔でも、今どきのアメリカの作品はコスプレ大会みたいになる事があるのでガッカリ。アメリカは、もう舞台が昔のものや、他の国のものには、手を出さないでほしい。Diversityを尊重するあまりに、時代の背景があっていないようなキャスト。そういう事をする方が人種差別だし激しく軽蔑する。いつか、日本の天皇役や将軍役にも、黒人を配役する勢いだね。その逆は怒る癖に。バッカらしい。私は、アメリカ国籍だけど、アメリカのエンターテインメントを汚す過激ポリコレ思想には、大反対だし、アメリカ人だからって、そういう過激なリベラル思想をもっているわけじゃない。むしろ、私のまわりのアメリカンはみんな、エンターテインメントを汚すポリコレにウンザリしているよ。
まあ、この作品は、2019年で比較的新しいものだが、アメリカとかは、一切かかわってなく、ロシアが制作した映画なので、妙なポリコレ配慮ははいっていない映画で良かったけどね。
この映画も、普通に配役も良かった。
この映画は、最初から、面白かった。
Game of Thronesに出てくるような謎の古代都市!!!
そこで、ヒロインは、グリモワールを手に入れた....
しかし、そのグリモワールは、ある日、盗まれた。
この物語は、そのグリモワールを巡る殺人だ....
時がたち、19世紀末のロシア・サンクトペテルブルクでは、美女ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が発生していた。そして死にざまも残酷で不気味だ。
実際に美女かどうかは置いといて、基本的に、若い女性を狙ったばかり。(ちなみに、ヒロインの、オリヴィアは、美人です!)
事件を追うロストフ警部と相棒のガニンは、4人目の犠牲者の体内から魔術の印「ペンタグラム」が描かれた卵を発見。さらに捜査を進めたロストフは「ペンタグラム」を用いた降霊儀式の存在を知り、それを行うオリヴィアという霊媒師を訪ね、犠牲者の霊視を依頼する。するとオリヴィアは、「殺人は9人目の犠牲者が出るまで続く」と予言。しかし、その9人目の生贄はオリヴィア自身だ。
オリヴィアの事は必ず守るというロストフ警部。
最初、相棒ガニンが、犯人かなと予想したが、違った。
相棒のガニンも生贄になったような感じだし。
そして、まさか、ヒロインの夫が死んでなかったとは!!!
色々と手下はいたようだが、真犯人は、死んだと思われてたヒロインの夫だ。
オリヴィアを殺して、娘を生き返らせようとしてたが、最後、自分自身が炎に焼かれて、自分自身が生贄となった形になってしまった。
(最後の生贄は、娘の肉親と決まってたわけだが、ぶっちゃけ、別に生贄は、女でなくても、美人でなくても、良かったね笑。)
その瞬間、誰もいない屋敷で、生き返ったかのような娘。
彼女のその後は不明。
オリヴィアは救出されて、ロストフ警部と結ばれる。
思ったより、普通に面白い作品だった。盛り上がり感や、感動というった気持ちは一切ないけど、でも続編はないだろうけど、続編あったら絶対に観ると思わせてくれるような映画だ。