Netflixで観賞
わりと新しいドラマで、Netflixオリジナルのドラマ。ゲームを元にしたスピンオフ作品っぽい。
別に最悪というわけではないが、ちょっと期待ハズレだったな。
ホラーかと思ったんだが、幽霊の子が怖くないし幽霊っぽくもないし、グロもないし、ホラー要素はあるんだけど、怖さはなく、どっちかっていうと、恋愛要素が多かった気がする。恋愛メインというわけでもないけど。台湾版の『The Haunting of Bly Manor (2020)』かな。
とにかく、テンポが凄く遅く、くどいぐらい同じシーンの繰り返しという意味でも、上記のドラマに似ているし、ホラーと見せかけて、あまり怖くはなく、恋愛や友情メインな点も似ている。
とにかくテンポが遅い。
けど、最後まで観た。これが日本語や英語だったら、途中で飽きてただろう。
けど、このドラマが台湾ドラマだからこそ、最後まで頑張って観た理由は、個人的に二つある。
1) 中国語の勉強をしているので、このドラマの中国語が綺麗で、わかりやすく、ゆっくり話している場面が多いので、とても勉強になる。
2) 台湾の文化や歴史の勉強。このドラマは実は、戒厳令下で中国国民党が強権政治を敷いていた1960年代の台湾の学校が舞台。当局による白色テロを題材として扱っている。
この2点の理由で観た。
台湾出身の友人はとても多いけど、ほとんどが台湾系アメリカ人や、海外に住んでいる台湾人なので、台湾の歴史をよく知らない人も多く、私自身も、台湾の歴史はよく知らない。
私自身の母親が中華系シンガポール人(そしてイギリス&アメリカに移住)で、親友の母親も台湾系アメリカ人で、相方の母親も台湾系アメリカ人なので、台湾というか、中華の文化や風習は、けっこう馴染みがある。
けど、台湾という国の歴史は良く知らなかったのだ。
白色テロの事も、よく知らなかった。無知だった。だから歴史の勉強という意味でも観たし、このドラマのおかげで自分で調べたりもした。
だから、歴史の知識は増えたなーと思う。
最後は、幽霊の子が、自分の罪と真実と向き合い成仏。
ムカつく連中の二人は、死んだけど、あの嘘つきクズ教師だけ、お咎めなしで、なんか微妙だけど、主人公の子と、同級生の男の子が、良い感じになって良かった。そして主人公と母親が最後、和解したのが良かった。
主人公はけっこう複雑な家庭環境で可哀想だけど、根は真面目な子だからこそ、苦しんだんだろうね。
父親は不倫していて、不倫は、このように、妻だけじゃなく、子供を苦しめる事になるんだなと、やっぱり不倫する奴はクズだなと。不倫女と不倫オヤジはおとがめなしで、最後は夫婦は離婚したっぽいのが、なんかムカつく。でも、母親と主人公が和解してて良かった。母親は毒親っぽかったけど、不倫してて家に帰ってこない夫の件で、すごく悩んでたんだろうな。だからこそ必要以上に、娘に大きな期待、プレッシャーをかける。
とにかく、最後は母子で共に頑張っていこうって展開になって良かった。
母親を置いて1人で自由になる展開だったらなんかイヤだし、母親が自殺する展開も胸糞悪いし、やっぱり、自分ひとりだけじゃなく、ちゃんと母親やまわりの事も考えられる主人公、色んな意味で成長したなと思った。
幽霊ははっきりいって全く怖くないけど、この幽霊が、主人公の憑りついたのは、やっぱり自分に似ているから。特に家庭環境が...
主人公が精神的に強かったのと、まわりの助があったおかげで、なんとか、幽霊も成仏できたけど。
けど、自分と似ている不幸な人に憑りつくというのは実際にありそうだよね。
それで、憑りつかれた人は、もっともっと弱っていって自殺したり、もっと闇に堕ちたり。
だから、ネガティブオーラはなってる人は憑りつかれやすいんだろうなー。
常に、ポシティブな気持ちをもって生きていくのは大事だなと、やっぱり思う!
私はどうだろう。
別に楽観的な思考でも、悲観的な思考でもないけど、とっても慎重で疑り深い性格。そのおかげで、気を付けているのもあるから、超最悪な目にあった事はないと思う。覚えている限りではないかな。
あと運もいいのか、家庭環境も良かったのか、あまり不幸な目にあった事はなかった。でも、それなりに人生経験あるので、イヤな事もあった。病気になったり、仕事でイヤな事が続いたり。
でも、いつも心の拠り所があるから、ネガティブオーラにやられる事はなかったかな。
ネガティブになると、憑りつかれやすいよ!って、霊感ある親戚もよく言ってたしね。
とにかく、コロナ渦で大変な世の中だけど、イヤな事があっても、ネガティブオーラにやられないように、できるだけ明るく生きたいな。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10438990
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック