『The Shawshank Redemption
(ショーシャンクの空に)(1994)』
(ショーシャンクの空に)(1994)』
<個人的な評価:10点中10点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
今まで様々な映画やドラマを観てきた。人や流行にはあまり流されないので、巷で人気なものというより、自分が観たいものを観たい時に観る感じだから、自然と、好きなジャンルの映画ばかりを観ている。好きなジャンルなら、マイナーのものもみていると思う。
What to watch; When to watch; Where to watch...
Everything depends on me.
で、こちらの作品だけど、とても人気な映画だけど観た事がなかった。
そう思ってたんだけど、観てみたら、記憶にあるようなシーンが一つあった。
多分すごく小さい子供の頃に親が観てたのを少しだけ観たのかも。
改めて最後まで観たらすごく良かったし感動した。
10点満点中10点!!!
滅多に満点つけない私...
あくまでも個人的な勝手な評価だけどね...
それでも、個人的に大好きで感動した。
好きな映画トップ10に入る。
これは最高だったけど、私は元々は、刑務所ものは、実はそこまで好きではない。ストーリーとか言う前に、舞台が刑務所という時点で避けてる。(実は、あの有名なドラマ、Prison Breakもちゃんと観てない。相方や兄や弟はファンだけど...まあ、全部ちゃんとみたら面白いのかもしれないけどね。イマイチ気が乗らない。)
私はファンタジーや華やかな舞台が好きだから、基本的にそれとは正反対の監獄や刑務所が舞台というのは、避けている。別に嫌いではないけどね。
ただ、長いドラマではなくて、2時間ぐらいの映画なら、ストーリーが良くて評判がよく感動ものなら、刑務所が舞台でも観たくなる。
だから、この作品は、いつかいつか見ようと思ってた。
内容は知らなかったけど、あらすじを読んで興味もったし、私と好みが比較的あう友達も、とってもおススメだって言ってたから。
ちょうど、Netflixに出てたので、早速みたらすっごく感動した。
最後のシーンは涙なしでは観れなかった。本当に凄く良かった。
細かい詳細は省くが、冒頭から主人公の一人、Andy Dufresneが可哀想。
冤罪って怖い。怖すぎる。それで人一人の人生が台無しになる。
冤罪許せん!!!って最初から怒り気味の私...笑。
てか、真犯人は誰かとか以前に、不倫クズ奥さんと不倫男は、殺されても同情できないよ。なんにも同情できない。何一つ。不倫行為が殺人に値するかってきれいごと言ってた弁護士がいたけど、法がどうであれ、私の中では、価する。私の中では、配偶者を一方的に傷つける不倫は殺人と同等だから。
心の殺人なんだよ、不倫は。
ダブル不倫やお互い了承しているとか、配偶者に誠意を込めて多額の慰謝料を払うなら、まだわかるけどね。
まあ、ようするに金で配偶者が納得するなら、それでいいと思うよ。納得しない人もいるだろうけど。
けど、普通にみて、愛し合って結婚して、それで、配偶者を不倫という形で裏切るのは私は絶対に許せないし、死刑も甘いぐらいだし、拷問でも受けて苦しめって心底思う。
しかも、夫(または妻)が、不倫した妻(または夫)を、愛しているのなら、本当に心の殺人だよ。
不倫は心の殺人!!
妻に不倫され、一方的に離婚を叩きつけられた主人公のAndy Dufresne、冒頭から同情してしまった。
でも、この人、本当に良い人で、妻を愛していて、しかも、自分があまり理想の夫じゃなかったとか、後でなぜか後から反省しているし。人がよすぎるよ。妻の事を恨んでないのもね...
うーん、人間ができすぎている。
でも、ちょっと洗脳もあるんだろうな。
監獄の中で長い年月をかけて過ごしていくうちに、殺していなくても、自分は罪人なのか...って思うようになったのかも。
Andy Dufresneが、刑務所内で、うまく立ち回っているのが最高に良い。
どんどん仲間を増やしていって。
そして本当に好かれるようなキャラ。
おしゃべりでもなく、クールだけど、頭がよくて、人の為になる事をする。
まさに、模範囚。
そして、RED!!! 最高なキャラだ。
Red & Andy の友情にすっごく感動した。
Red にも、Andyにも、共感できるし、応援したくなるし、なんだか、刑務所の中にも、真の絆と友情があるんだな感動した。イジメも嫌がらせもあったけどね。あのイジメ軍団の対応にはスッキリした笑。
そして、年寄りで図書館員だったBrooks。
彼も模範囚で、刑務所の中で、ちゃんと仕事を与えられ、刑務所で暮らすことに慣れてしまったんだね。
そして、刑をおえ、貼れて自由の身になった...
でも、もうお爺ちゃん。
嬉しくないのかな...
そうだよね。嬉しくないよね...
もう、ここまできたら、ずっと刑務所で死んだ方がいいよね...
そうか、こういう人もいるんだ...
なんだか、Brooksお爺ちゃんのシーンは、とても悲しかった。
刑務所には自由がなかったけど、仲間がいた。もうずっとそこで暮らしてたから、そこが家になってしまったのかな。自由ではなかったとはいえ、管理されてた。図書委員という自分が好きな仕事も与えてもらった。
自由はなかったけど、孤独ではなかったし、もう慣れてしまったんだね。不自由に慣れてしまった。
自由になったお爺ちゃんが、もう本当に可哀想で...
知らない世界に、独りぼっちで、放り込まれた感じがすごくして...
そして、その自由に馴れる事ができずに、Brooksは自殺をしてしまった...
とても悲しい考えさせられるシーンだった。
もっと若ければ、生きる希望もあったかもしれないし、環境にAdaptできたかもしれない。
Adaptって日本語でググっても、適応って出てきてピンとした言葉がみつからないけど、なんていうか...
If he was younger, he might be able to adapt to his new environment better...
その点は、Redもやっぱり辛さを感じたんだみたいで、晴れて自由の身になったけど、なんかピンとこなかったのかな。でも、Redは、まだまだ生命力あったし、希望を忘れてなかったから、だから大丈夫だった。
新しい仕事もテキパキとこなした。ただ、トイレに行くのに、いちいち許可をとってしまう癖というのは、なかなか取れないものなんだなーと。刑務所での生活が長くなると、やっぱり、そうなってしまうのか。
この映画は、フィクションとはいえ、そのような部分にリアリティーを感じた。
ちなみに私の脳裏になぜか観た事があるってシーンは、Tommyが撃たれて死んだシーン。
衝撃的だった。この映画を観た事ないのに、あのシーンだけは覚えている!?
たぶん、小さい頃に、親が観ていたのを、たまたま観てしまったんだろう。それで、衝撃的なシーンだから、知らずのうちに、脳裏に刻んであったのかなー。
改めて、Tommyが撃たれたシーンは、衝撃的だったし、あそこに呼ばれた時に既に嫌な予感はしてたが、刑務所の長官、クズにも程がある怒。
AndyがTommyに勉強を教えてたり、Tommyが試験に合格したり、Tommy がAndyを慕っていたり、コソドロという罪以外に、Andyが何も悪くない素直な若い子なのに...真実を知っているというだけで、殺されてしまった。
そして、中盤の後半のどんでん返しは面白かった。
Andy、模範囚かと思ってたら、ちゃくちゃくと、ずっと、脱獄の準備をしていた。
まさかのまさか、Prison Breakを成功させてしまった!!
あのポスターの裏には秘密があったんだね笑。
まあ、ポスターを飾らせてくれる刑務所も比較的自由だよなーと思ったけど。
それもこれも、Andyが模範囚だからだろうね。
最後のシーン、AndyとRedの再会は最高だった。本当に最高。
あのラストのエンディングは、たくさん観た映画の中でも、最高ランクに入るほどの最高のエンディング。
希望がある終わり方だった。
2人は親友であり、相棒。二人の新しい生活はこれから...って感じの希望。
“Hope is a good thing...
Maybe the best of things...
And no good thing ever dies...”
Maybe the best of things...
And no good thing ever dies...”