『Merlin (1998)』
<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
“Merlin (1988)”
The story was based on Merlin's POV.
It was a long 3 hour show but I liked it much better than the newer drama series Merlin ( which I stopped watching half way) .
This was very classical.
Lena Headey ( queen Cersei in GoT) was so beautiful as Guinevere...
However, I did not like how they interpreted Guinevere and Lancelot.
They should have more depth in their characters...
In this show Queen Mab was behind all the bad evil things that happened, even the affair between Guinevere and Lacelot.
My favorite character in Arthurian legend has always been Morgan le Fay but in this snow, her character was wasted. She should be more complex character.
Nevertheless, the show was easy to follow.
アーサー王伝説は色んな解釈があり、色んな映画、ドラマ、TVシリーズなどが作られている。その中でも、これはクラシカルな方だろうが、私が実際に読んだいくつかのアーサー王伝説の本と比べると、違う解釈の部分もあれば、はしおられすぎ!と感じる部分もある。
3時間だが、はっきりいって、かなり、はしおられているので、もっと長くても良いぐらいだ。キャラがもっと掘り下げられるなら。
とは、いっても、最近、このような古い伝説を、ポリコレを意識して、変に今風に解釈したりする作品が多すぎるので、それらと比べれば、この作品は、まだクラシカルで良いと思う。
Merlin視点の物語だが、この作品でおきた、全ての悪い事が、全部、Queen Mabに繋がるので、単純すぎるだろう...と思う。実際のストーリーでは、キャラそれぞれ、かなり、Complexだと思うから。
Morgan le Fayも、Helena Bonham Carter が演じていて、すっごい良い雰囲気出ていただけに、もっと掘り下げてほしかったな。アーサー伝説でも好きなキャラ。
そして、Guinevre とLancelotが、ただのクズ不倫カップルで残念。
まあ、どのストーリーでも、こいつらは不倫カップルで、王妃と騎士という立場なんだけど、実際は、もっとComplexなキャラ達で、Lancelotは、王への忠義もあるキャラ。
それも、全部かかれてなくて、忠義もなにもかかれてなくって、ただのクズ不倫キャラになっている。
しかも、このストーリーでは、Lancelotは、Guinevereと会う前から、Elaineという妻と息子が既にいたようにかかれているから、なおさら、Guinevere とLancelotの不倫カップルがクズにみえる。解釈は様々だが、Elaineは、本の中でも、後々、Lancelotの妻になるが、Guinevereと出会う前から、Lancelotと元々婚姻関係だったというバージョンは初めてみた。
Elaineが生んだLancelotの息子Galahadは、英雄の一人だから有名だけど。
あと、Lancelotに片思いをしているキャラがいたり、そういうのは、本の中でもある。
Mordredの部分は、わかりやすかった。
それでも、やっぱり円卓の騎士や、Lancelotの息子Galahad もっとちゃんと書いてほしかったし、King Arthurも、掘り下げようと思えば沢山あった。
でも、はしおられてたり、単純に解釈しすぎって部分はあるけど、すごくわかりやすい作品だった。3時間で、よく、ここまで、まとめられたなーとは思う。
3時間で、これら全部をまとめるために、実際の話を変えたり、解釈を簡単にしたり、色々、大人の事情があったのだろう。この作品の最後に、あくまでも、Merlinが、みんなにわかりやすく物語をきかせているから、端おられてる部分がたくさんあるよ〜って言ってたのが良い。その通りなんだよ。
最後のQueen MabとMerlinの戦いは良かった。
みんなに忘れられれば消える...というのが印象的。
『愛の反対は憎しみではない 無関心だ』というマザーテレサの言葉が思い浮かんだ。
人が死ぬのは2回。一回は肉体の死。二回目は生きているものに忘れられた時...
誰かが、そういってたなぁ....
だから、すごい魔法で殺すというより、あえて、Mabを無視する...という倒し方が、印象的だった。
ちなみに、この作品だけでいうなら、私が一番好きなキャラは、Frik です!!
一番、美人だなと思ったのは、やっぱり、この人...
若い頃の、Lena Headey。
GoT のCersei王妃。
やっぱり、すっごい美人だな。
GoTの第一章を、演じてた頃は、もう30代後半〜40代前半だったはずのLena。
ちなみに今現在は、47歳です。↓
Merlinでも、騎士と不倫している王妃の役だけど、GoTのクズデブ王Robert(←こいつ自身が娼婦らと遊びまくってるクズで、妻を殴るDV王様)と違って、King Artherは、本当に英雄だし、妻を虐待なんかしてないから。
やっぱり、どう解釈しても、Guinevereの不倫は擁護できないかな。
それに、GoTのCerseiの相手は、生まれた時から一緒にいて、愛し合っていた双子の弟だし、2人の関係は誰も裂く事ができないよ。Jaimeは、Cerseiの足をつかんでこの世に生まれてきたし、2人ともクズな面はあるけど、どんなに愛し合っても、姉弟ってだけで一緒になれない悲しい存在なんだから、そこらへんの他人同士の不倫と比べちゃ困る。GuinevreとLancelot とも比べられない。
ただ、王妃と騎士...という面では似ているかな。