『パプリカ (2006)』
<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
久しぶりに日本のアニメ映画を観た!こんな映画があったなんて知らなかった。
ちなみに、私は日本の映画はあまり観ない。ドラマも映画も洋画ばかり。
だけど、日本のアニメ映画は好きなものも多いので、アニメに限ってたまに観てる。
監督は今敏、原作は筒井康隆による同名の長編SF小説。
企画から完成までの制作期間は2年半。
第63回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門へ正式出品された作品でもある。
「私の夢が、犯されている―」
「夢が犯されていく―」。
あらすじ
パプリカ/千葉敦子は、時田浩作の発明した夢を共有する装置DCミニを使用するサイコセラピスト。ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。
世界観が好き。夢の世界に入りこむというコンセプトが、映画:Inception に似ている。
作中のシーンで、エレベーターの階ごとに、違う夢があるという場面もも、Inceptionにあった。
そのシーンもけっこう好き。
個人的に、超最高に面白いというわけではなかったけど、ふつうに面白かった。
そして、一風変わったストーリーだと思った。大人の為の大人のアニメ映画。
映画に出てた狂気パレード。麻薬中毒者の脳内ってこうなってるのかな。でも人間の観る夢も滅茶苦茶でわけからない時あるからな。私もたまに意味不明な夢みる。
あと、人形やおもちゃたちの敬礼シーンがナチス(と旧日本軍)っぽいな。
それにしても夢を操ったり、自由自在にできるってすごいな。
パプリカに憧れる。夢の映画女優。なれるなら、なってみたい。
ヒロインのパプリカが魅力的。
沢山のおもちゃが出てくるのが、なんかすごかった。
日本人形はやっぱり不気味だな笑。
おもちゃのチンドン屋行列みたいなシーン。印象深い。夢にでてきそう笑。
あと、音楽がすごい良かった。これも夢に出てきそう。意味不明で、不気味なのに、なんか惹かれていく変な音楽。平沢進の『パレード』っていう曲。
あと、『白虎野』ていう曲も好き。
CRAZYで意味不明なようで、実は意味がちゃんとある映画。
観終わったあとも、ジワジワくる不思議な映画でもある。