『THE CURSE OF LA LLORONA
(ラ・ヨローナ〜泣く女〜)(2019)』
(ラ・ヨローナ〜泣く女〜)(2019)』
<個人的な評価:10点中6.5点>
下記、個人的な感想です。
ネタバレありです。
ネタバレありです。
またホラー!
悪くはないけど、個人的にいまいち特別感や感動が足りない作品。
これもアメリカホラーにありがちな、急に怖い顔の幽霊で驚かしてくる系。
Jホラーにあるような、じわじわとくる不気味さというより、急に、ガーーーー!!!!ってくる系ですね笑。ストーリーはわかりやすいし、フォローしやすい。
あらすじ
1673年のメキシコ。村一番の美女ヨローナは、結婚して子宝にも恵まれた。
しかし、時がたち、ヨローナは愛する夫に若い女と不倫され、嫉妬に狂った結果、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させ、自らも川に身を投げた。そして、ヨローナは白いドレス姿の悪霊となってこの世をさまよって水のあるところに現れ、自分の泣き声を聞いた子どもたちをさらっていく。
このような伝説をもとにした映画です。
うーん。まったく理解できないな。なんで子供を殺しちゃうかな〜
夫が世界で一番愛するのが我が子?
世の中には、子供さえも捨てて不倫女に走るクズもいるんですよ、たくさんね。
不倫女を拷問してぶっ殺した方が夫のダメージはデカいと思うんだが、なぜ全く悪くない子供を?
結局、夫へのゆがんだ愛の方が子供への愛より上って事?は?子供はあなたを必要としているんですよ〜
自分の子供でもあるのに?そして自分は後悔して自殺?は?何がしたいの。死んだら負けだよ!!!
不倫クソ女だけが大喜びして得する展開じゃん!!不倫女と夫を呪い殺せよ!!!!なんで関係ない人の子供をさらうんだよ。なんで、幽霊になってまで無差別殺人を犯すんだ!!呪うなら不倫してるクズらを呪いころせばいいのに、なぜ人様の子供を!!腹がたつ幽霊だな!!!と、この伝説からして、むかついてしまった。
ただ、そうですね。確かに私には、わからないはずです。
私は負けずキライだから、絶対不倫女には笑ってほしくないし幸せになってほしくないから、もし同じ目にあったら、夫と別れるまえに必ず不倫女に10倍返しの復讐をして物凄く痛い目にあわせて人生どん底におとして不幸にしてから、夫と別れますからね笑。あ、金持ちの不倫女なら慰謝料を相場の10倍、たっぷり払って土下座してくれたら(写メとる)許してさしあげます笑。別れてあげてもいいよ。不倫するなら金持ちで太っ腹な女でお願いします笑。
だって人の夫を寝取るようなクズ女にいれこみ不倫するような夫もいりませんし、たっぷり双方から慰謝料はもらってから別れます。そして絶対死なない。自分だったらね。狂いたくない。
ただ、実際にやられた事ないからわからないものですよ。
実際に裏切られたら、自分が自分でなくなるのだろうか。その夫を心の底から信じてたらそうなるのだろうか。自分の子供を殺してしまうほど狂ってしまうのだろうか。
説明できない感情が沸いてくるのだろうか。
私は小学校の時に、仲良くしてた友達が急に転校してしまいました。理由はその子の母の自殺でした。自殺の原因は夫の不倫でした。幼いながらに、不倫は人を不幸にする、私の友さえも奪っていくってわかったから心底、悪魔の所業として無差別殺人と同じぐらい嫌ってます。
その後、自分は未婚だから経験ないけど、従姉の夫の不倫とか、友達の夫の不倫とか、芸能人の不倫とか、色々聞いてきて、嫌悪感は増すばかりです。ただ、世の中、夫の愛人問題を笑って流す女性も複数しってるし、裕福層に多いですね。金ですね。あと夫の面倒みなくていいと愛人に感謝する人までいます。冷静でよろしい事ですし、ある意味、そのような奥様を尊敬します。私もそう冷静になれるのかな?
家庭それぞれ、人それぞれ。奥様がいいなら、良いでしょう。
ただ場合によっては、人を自殺に追い込む、心の殺人。やはり悪魔の所業で忌むべき事ではありますね。
でも、やっぱり、どんなに夫から裏切られても、子供は傷つけちゃいけないと思います。
一番やっちゃいけない事。
だから、やっぱり、胸糞悪い伝説だな〜と思い、観てました。
そして他人の子供までさらっていく幽霊。胸糞悪い幽霊です。
映画感想ですが、幽霊叩きになってしまった笑。
怖いというより、ムカつくが増す。
物語の続き
時代は下り、1973年のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは、子どもたちが危険にさらされているという、2児の母親パトリシアからの助けを無視する。その後、パトリシアの2人の子供は川で水死してしまう。パトリシアはアンナに「あんたのせいよ!」と詰め寄り、さらに「あんたの子供もいずれ聞くはずよ。あの女の泣き声を」という不気味な言葉を投げつける。それこそが、あのヨローナの呪いだった。
そしてパトリシアの予言通り、ヨローナが次のターゲットとして狙いを定めたのは、アンナの2人の子どもたちだった。そんなアンナたちの前に信仰心を捨てようとしていたラファエル神父が現れ、最悪の呪いと対峙する。
アメリカにあるある虐待を疑われた家庭は家庭訪問されるとかね。
まあ、ちょっとアメリカは度が過ぎているから、だから子供がつけあがるんだけどね。
そのアメリカの子供への教育がうちの親は好きじゃないから、生まれたのはアメリカだけど、幼稚園ぐらいから、厳しめのシンガポールで私達兄弟の教育をして(一応アメリカンスクールだけど)、大学のみアメリカに送ってもらいました。確かにアメリカでずーっと育つより、いい経験になったと思い、親に感謝していますね。
映画の話に戻りますが、母親パトリシアから虐待されていると疑われた子供達。
保護されました。確かにあの状況だったら虐待を疑うのも無理はないけど、ちょっとあまりに強引かなと思いました。さすがアメリカ。まあ、子供達も、ハッキリ言わなかったから、母親から虐待を受けたと思われたんだろうな。さすが映画。たぶん普通の子供なら、あの状態で幽霊を怖がってるのなら、むしろママから離れないと思うけどね。私も幼い頃、恐い夢をみては、母親から離れたくなかったし、ママ大好きっこでしたから。
で、そのパトリシアの子供達が、ヨローナという幽霊に殺されて死んでしまうんですよね。
ひどい幽霊だ怒。“ラ・ヨローナ〜泣く女”って被害者ぶるなよ。泣きたいのは無関係の子供達とその母親だよ怒。
けど、アンナというキャラは好きになれない。信仰心がない癖に困った時だけ神頼みとか、こういう奴はイヤだな。しかもラファエル神父が命かけて助けようとしてるのに
自分からラファエル神父を読んだくせに、ラファエル神父の悪魔予防みたいな行動をバカにしたりインチキと言ったりしてるのがクズだなと思った。自分がその神父なら絶対にその家族助けないな。
アンナ性格クソ悪いですよ。
最後、なんだかんだでアンナもアンナの子供たちも助かって、めでたしめでたし。
作品としては、悪くはないけど、ストーリー的に展開が読めるし、パッとしなかったですね。幽霊も性格悪いしアンナも性格悪いし笑。子供達は可愛いですけどね。