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放射性物質は伝染病や感染症の類ではありません。

放射性物質は伝染病や感染症の類ではありません。

少し前に、
福島から避難してきている子どもに対して
避難先の小学校で「放射線がうつる」という虐めの報道がありました。

それ以前にも、福島ナンバーの車に対し
給油拒否が起きたり、都内に入ることを拒否する業者も出ました。


放射性物質は人や生き物を介しては
うつりませんし、そのような科学的根拠はありません。
インフルエンザウイルスや結核、マラリア、AIDS等が感染症(伝染病)です。
放射性物質がウイルスや真菌、細菌、寄生虫とは全く違うということは
お分かりいただけると思います。

正しい知識を持つことで、
不必要な不安や恐れを持たずにすみます。

子どもを持つ親御さんには、ぜひ、きちんとした知識を持ち、
お子さんたちに“放射性物質がどういうものであるか”を説明していただければと思います。

「子どもになんか説明しても分かるはずがない」、と思われるかもしれませんが、
子どもというのは、ちゃんと目を見てきちんと説明すれば意外と理解するものなのです。
また、そういう親の姿勢も大切なことであると思いませんか。

親の言動や行動を子どもは驚くほどによく見ています。
そしてそれを外で真似しています。

これから先、
原発の問題は続いてゆきます。
今の子どもたちが大人になる頃まで続くということです。

彼らが大人になった時に原発のこと、エネルギー問題のこと
について、きちんと向き合えるように、よりよい社会作りを担えるように、
先ずは大人が正しい知識を得て次世代のために努めてゆきましょう。



【放射性物質について】
そもそも放射性物質というのは
岩石や土に極微量ですが含まれています。
この大地からの(ウラン、ラジウム、カリウム40による)放射線は、
地質により異なりますが、日本人では平均年間約0.4ミリシーベルトを受けています。

また空気中に放出された物質(ラドン)も
呼吸することにより、平均で年間約0.4ミリシーベルトを取り込んでいます。

そして宇宙からも放射線が飛んできます。
地上で受ける宇宙線の量は年間約0.3ミリシーベルトです。

食物にはカリウム40等が含まれており、
私たちは食べることでも放射線を受けています。
食物摂取から受ける平均放射線量は年間約0.4ミリシーベルトです。

これらが〈自然放射線〉です。



〈人工放射線〉というものもあります。
病院で受ける検査のレントゲンやCTスキャン、がん治療等
の医療用放射線は平均して、日本人は年間約2.3ミリシーベルトを受けています。

それから、大気圏内の核実験や原発事故によって大気中に放出された放射性物質が
雨、塵(ちり)とともに降ってくる放射性下降物というものもあります。
チェルノブイリ原発事故によるセシウム137などは、僅かではありますが
まだ地表や海に残っています。
日本では、これらの影響は年間約0.01ミリシーベルトです。

原子力施設からも微量ですが
放射性物質が出ており、その影響は年間約0.001ミリシーベルトと言われています。




放射線の種類には、
α線、β線、γ線、X線があります。

[1]α(アルファ)線
原子核から放出される粒子の放射線。
紙1枚や数センチの空気で止まるくらいものを通り抜ける力は弱いです。

[2]β(ベータ)線
原子核から放出される高速の電子。
通り抜ける力はα線より強いですが、薄い金属やプラスチックの板で遮ることが
出来るくらいのものです。

[3]γ(ガンマ)線
原子核から放出される電磁波(電波、光、X線と同じ種類)の一種。
鉛や厚い鉄の板でなければ遮ることが出来ぬ程に、通り抜ける力が強いです。

[4]X(エックス)線
エネルギーが低いため、γ線よりもものを通り抜ける力が弱くなります。




さらに詳しい内容はこちらを参照してください。

▼財団法人日本分析センター運営・管理
日本の環境放射能と放射線

▼政府発行の原発事故に関するニュースレター
政府原子力災害現地対策本部ニュースレター第3号(平成23年4月7日)

▼東京電力
東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況

▼農林水産省
よくあるご質問と回答(野菜、しいたけ、米、牛乳・乳製品、肉と卵)



※放射線については、東京都健康安全研究センターの「身の回りの放射線」を元に記述しました。私がまとめ直したものですので、内容に間違いを見つけられた場合は、メッセージよりご連絡ください。早急に訂正致します。

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