2020年01月24日

Mさんのこと

長らく購買部にお勤めになったMさんが退職されることになった。
別の仕事に就くという。

私はMさんには大変にお世話になった。
煎茶のご師匠でもあったので、何度もごちそうになった。
また、私が体調を崩し、まともにご飯が食べられなかったときには、栄養たっぷりのスープを一週間分作って下さった。
ご実家が和歌山だったので、何度もじゃばらの果汁をいただいた。

隠れ家のことでも、いろいろご相談くださったし、折に触れて助けて下さった。

会話を交わすのは、一週間に一度あるかないかだったが、それでも会えば親しくできた。

次の仕事は、老人ホームだそうだ。
住み込みなので、今よりも過酷な環境になるのだろう。
お身体を大切にしつつ、これからのご活躍を願うばかりである。

こうしてお世話になった方が、退職してしまうのは、とてもさみしいことだ。

話は、年末には聞いていたのだが、結局退職当日まで、淡々とおつとめになっていた。

思うところがあって、ご退職されるのだろう。
いずれ私が、そうした立場になるのだろうか。

最後のお仕事を終えて数日後、Mさんからメールが入った。
「石油ストーブお使いになりませんか?」

新たにお住まいになる所では、石油ストーブはお使いになれないらしい。

お車でお持ち下さるとき、座席の上にストーブを斜めに 置いてしまったがために、中に残っていた灯油が漏れてしまう、というおまけ付きだったが、しばし別れの時間を楽しんだ。

「さよなら」は、言いたくないので、「じゃぁ、また」、と言って分かれた。

英語でいれば、See you againだ。

きっとまたどこかでお会いすることがあるだろう。

今かかわっている生徒たち全員と、いずれ分かれることになる。
そのときも、「さよなら」、は言いたくない。

ここ数年、親しかった方が、どんどん退職していく…。
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