2018年09月06日

『授業中寝ない!』という目標

7時間目の学活で、当面の重点目標を設定するために、班ごとで話し合い、それを発表させた。

「授業中の目標はどんなのがあるかな?」という問いかけに、「寝な〜い」という声が上がった。

「念のために聞くけど、今日の一時間目から六時間目で、寝てしまった人はどのくらいいるの? 手を挙げてくれる?」

おいおい三十人のクラスのおよそ三分の二の生徒が手を挙げているではないか…。すかさず、
「君たちの学校は、世界一居眠りの多い中学校だと思うよ…」とジョブを入れる。

学活の時間をちらっと、覗いていた校長にこの事実を報告すると、「みんな正直に手を挙げるんだね。」と笑っておられた。素直なのか、中学二年生としては、まだまだ幼いのかは、判断に迷うが、教育のプロとしては、その原因と対策を考えねばなるまい。

授業中寝てしまう理由は、

@生徒たちが極度に疲れている。(生徒の疲労困憊)
A授業が教師側の一方通行で、生徒があまり授業に参加していない。(教師の一方通行授業)
B教師側の話し方が単調で、眠気をそそう。(教師の単調授業)
C授業レベルが、生徒のレベルに合っていない。(教師のレベル設定ミス)
Dそもそも授業を行う教師が嫌われている。(教師と生徒の人間関係崩壊)

などが考えられるが、そのほとんどは、教師側の力量不足ということになる。

そうすると、『授業中寝ない』という目標設定は、教員側の生徒たちへの責任転嫁にも思えてくる。生徒自身の行動基準というよりむしろ、教員側のスキルアップ問題であることに気づく。

目標設定はごり押しするとしても、さて、先生たちに、「生徒が寝ない授業を創り上げましょう!」と促すべきかどうか…。ちょっと躊躇してしまうのは、自分自身のリーダーシップ不足ということか…。
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