2013年01月30日
今ならREITで短期売買が狙える
2012年までは何回かブログで取り上げたとおり、一貫してREIT買いの推奨派でしたが1月後半から若干押さえ気味に入っております。理由は、下記の3点です。
1.既にREITは高値になっており、手を出しにくい
2.REIT全体の平均利回りが4%台前半になっており、そろそろ手を出しにくい
3.個別のREITを見ると5%台の利回りから3%台の利回りのものが混在しており、単純に高い利回りのREITを買えばこれから上がるというわけでは無さそう
リーマンショック後は高値掴みや急激な下落が怖く極力個別銘柄には手を出さないようにしてきました。具体的にはインデックス運用で、個別銘柄の上げ下げに一喜一憂しないように心がけました。
しかしながら右肩上がりの相場の場合は違います。インデックスが1ヶ月で10%あげるとしたら個別銘柄は2倍、3倍になるものも出てきているからです。であれば、階段を駆け上がるように次にあがる銘柄に1段づつ踏みあげていくことが効果的です。
■そこで、短期で利益を獲得する策
ずばり、「分配金権利落ち日の下がった所で買う」です。現在の、REITの相場観にマッチする策だと考えています。
REITは権利落ち日になると、前日価格から分配金相当額が下がるのが通常です。
そこで、下がったREITについては「本来よりも高い利回りのREIT」に一見見えるため、ここで買い付けるという安直な策ですが、短期右肩上がり相場で、かつREITがトレンドになっている今の相場に有効ではないでしょうか。
*注意:権利落ち日の買い付けは本来、ベストな買い付け方とは言えません。なぜなら、半年後に確定するはずの分配金や今後の下がるかもしれない値動きを無視しているためです。
■権利落ち日に下がり、次の権利確定まで上がるのが自然であるが。。。
REITだけでなく、株式にも言えることですが、権利落ち日に配当相当分が前日価格から下がり、その後じわじわと上がっていくことは自然だと思います。理由はREITで考えると簡単で、毎月の賃料の積み重ねを半年ごとに分配されているのであれば、最初の月から保持している人が家賃相当分をREIT価格の上昇として毎月利益が積み上がっていくと考えるのが自然だからです。
しかしながら、現在の相場ではこの常識が崩れているのではないでしょうか。現在のREITは、
・利回りが高い
・不動産は景気敏感セクター
・日銀の緩和対象
といった、前向きの材料ばかりです。
このような状況下では、分配金分が下がった瞬間は一見「割安REIT」と錯覚されるため、深く考えずに買いが入るのではないかと考えられるからです。一種の波乗りです。
例)[3278]ケネディクス・レジデンシャル投資法人の権利落ち日(1/29)付近のチャート
1/28までは192,000円と、利回り約6.3%の水準を維持。1/29の権利落ち日は相場開始と同時に、分配金をマイナスした184,600円の安値をつけ、その後は値を上げて189,000円で終了。
安値の時の利回りは6.6%。
このように、配当金が支払われるタイミングは無視して買い付けられています。だったら下がったタイミングで買って、配当金相当額で売却すれば半年以上保持する必要はありません。
・・・まぁ、投資ではなく投機になりオススメのやり方とはいえませんが、相場のなみにのる1つのやり方だと思います。
1.既にREITは高値になっており、手を出しにくい
2.REIT全体の平均利回りが4%台前半になっており、そろそろ手を出しにくい
3.個別のREITを見ると5%台の利回りから3%台の利回りのものが混在しており、単純に高い利回りのREITを買えばこれから上がるというわけでは無さそう
リーマンショック後は高値掴みや急激な下落が怖く極力個別銘柄には手を出さないようにしてきました。具体的にはインデックス運用で、個別銘柄の上げ下げに一喜一憂しないように心がけました。
しかしながら右肩上がりの相場の場合は違います。インデックスが1ヶ月で10%あげるとしたら個別銘柄は2倍、3倍になるものも出てきているからです。であれば、階段を駆け上がるように次にあがる銘柄に1段づつ踏みあげていくことが効果的です。
■そこで、短期で利益を獲得する策
ずばり、「分配金権利落ち日の下がった所で買う」です。現在の、REITの相場観にマッチする策だと考えています。
REITは権利落ち日になると、前日価格から分配金相当額が下がるのが通常です。
そこで、下がったREITについては「本来よりも高い利回りのREIT」に一見見えるため、ここで買い付けるという安直な策ですが、短期右肩上がり相場で、かつREITがトレンドになっている今の相場に有効ではないでしょうか。
*注意:権利落ち日の買い付けは本来、ベストな買い付け方とは言えません。なぜなら、半年後に確定するはずの分配金や今後の下がるかもしれない値動きを無視しているためです。
■権利落ち日に下がり、次の権利確定まで上がるのが自然であるが。。。
REITだけでなく、株式にも言えることですが、権利落ち日に配当相当分が前日価格から下がり、その後じわじわと上がっていくことは自然だと思います。理由はREITで考えると簡単で、毎月の賃料の積み重ねを半年ごとに分配されているのであれば、最初の月から保持している人が家賃相当分をREIT価格の上昇として毎月利益が積み上がっていくと考えるのが自然だからです。
しかしながら、現在の相場ではこの常識が崩れているのではないでしょうか。現在のREITは、
・利回りが高い
・不動産は景気敏感セクター
・日銀の緩和対象
といった、前向きの材料ばかりです。
このような状況下では、分配金分が下がった瞬間は一見「割安REIT」と錯覚されるため、深く考えずに買いが入るのではないかと考えられるからです。一種の波乗りです。
例)[3278]ケネディクス・レジデンシャル投資法人の権利落ち日(1/29)付近のチャート
1/28までは192,000円と、利回り約6.3%の水準を維持。1/29の権利落ち日は相場開始と同時に、分配金をマイナスした184,600円の安値をつけ、その後は値を上げて189,000円で終了。
安値の時の利回りは6.6%。
このように、配当金が支払われるタイミングは無視して買い付けられています。だったら下がったタイミングで買って、配当金相当額で売却すれば半年以上保持する必要はありません。
・・・まぁ、投資ではなく投機になりオススメのやり方とはいえませんが、相場のなみにのる1つのやり方だと思います。