2017年03月19日
LC500h とりあえず、駐車してみたぞ。
マルチステージハイブリッドの仕上がりはどうでしたでしょうか?
ハイパフォーマンスカーにお乗りの方や過給器付きの車にお乗りの方などはやはり少しパワー面で不満を覚えられるかもしれませんね。
さて、LC500の方は発売日が4月13日とのことですので、ディーラーへの配備は4月中旬〜GW前後になる模様です。
現在輸入車にお乗りの方やハイパフォーマンスカーにお乗りの方などは、多くの方がガソリンモデルを好まれるそうですので、V8エンジンの「LC500」の試乗要望も強いようです。
さて、美しいボディを持つLCですが、心配の声が多いのはそのボディ幅。
レクサスLXを除けば最大の「1920mm」の幅は駐車にはかなり気を使いますし、この大きさのおかげで購入を見送らざるを得ない方もいらっしゃると思います。そもそも機械式駐車場では駐車が無理ではないか・・・という声もありますので、早速、販売店の了承を得た上で、機械式駐車場に駐車してみました。
結論からいうと、大型パレットを持つ、ここ数年普及してきた大型のエレベーター式の機械式駐車場では問題ありませんでした。
ただし、ドアミラーを展開した状態では入庫時の「センサー」に引っかかり、その後、パレットにキチンと収まっても入庫手続きが出来ませんでした。
よって、駐車スペースに侵入する際に予め「ドアミラーをたたんだ状態」で入庫する必要があります。
LCのドアミラーはボディからドアミラーまでの長さがかなりあることが原因であると思います。
商業施設のタワーパーキングでも前進入庫の機械式のところが増えていますが、やはりセンサーで大きさをチェックしているので、エラーを回避するためにも、予めドアミラーをたたんだ状態で入庫するようにしたほうが良いでしょう。
また、購入予定のオーナーさんで、主に駐車するスペースが機械式駐車場の場合は事前に実車にて駐車可否を確認したほうが良いです。
センサーなどがない単純な機械式(上下横行式)の場合は、物理的にパレット幅にクルマが収まれば問題ありませんが、エレベーター式や横にスライドしてパレットが収納される方式の場合は、入庫時と駐車後にセンサーによるチェックがあるようですので、このセンサーに引っかかってしまうと車両を収納できなくる可能性があります。
肝心のスペースですが、今回試した機械式駐車場はスペック上はタイヤ外寸1920mmまでOK、パレット幅が1980mmなのでしたが、ホイール接触が心配・・・
しかし、LCは純正ホイールということもあり、若干フェンダーの内側にタイヤ・ホイールが入っていますし、タイヤにもちゃんとリムガードが効いていますので、万一、タイヤをパレットに接触してもホイールにダメージがおよぶ可能性は低そうです。
機械式駐車場の製造メーカーのウェブサイトからスペックを調べてみると、パレット式の場合は内寸は1980mm前後が最大のようです。LCの場合は、うまく駐車すれば片側4cmぐらいは大丈夫そう。(これはかなりギリギリですが・・・)
社外品ホイールへの交換でツライチを目指す人で、機械式駐車場へ駐める場合は相当覚悟が必要ですね。
駐車している様子もサマになりますねぇ・・・
<2018年5月31日追記>
本記事にアクセスが多いようなので追記します。
綺麗に中央に止めた場合の幅広パレットにおける21インチ純正ホールとのクリアランスは次のとおり。
■左前
3cm程度はクリアランスあります。
■左後ろ
リヤはトレッドが広いのでクリアランスが厳しくなります。2cm程度か。フロントギリギリで進入するとリヤがパレットにヒットしますが、純正ホイール&タイヤはリムガードがある程度効いているので、通常のパレットでは、ガリることはないと思います。
■右前
こちらも3cm程度はクリアランスあり。
■右後ろ
<結論>
最新の幅広タワーパーキング(幅205cmのタイプ)であれば、LCは駐車可能です。
入庫時にドアミラーをたたむことを忘れなければ大丈夫です。
商業施設に多い、パレットがなく、駐車台が横にスライドして格納されるタイプであれば、195cm規格でもOKです。