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シャトー・ランシュ・バージュ2001



今夜のボルドーワインは、シャトー・ランシュ・バージュ2001です。
値段は9900円でした。





産地:ポイヤック村
品種:カベルネソーヴィニヨン73%、メルロー15%、カベルネフラン10%、プティヴィルド2%
格付け:グランクリュクラッセ公式格付け第5級





栽培面積:89.9ha
平均樹齢:30年
年間生産本数:42万本
醸造・熟成:ステンレスタンクで15−17日間、新樽60%15か月
セカンド:オー・バージュ・アヴルー
オーナー:ジャン・ミッシェル・カーズ





アイルランドからの移民であるリンチ家(ランシュはフランス語読み)は、18世紀にポイヤックの二つの畑を買い占めました。それぞれをランシュ・バージュ、ランシュ・ムーサと名づけました。
バージュは格付け2級の質を持つ秀逸なワインであると評されています。
格付け1級に相当するとも言われています。
2001年のランシュ・バージュはパーカーポイント89ー91点を獲得。





さてその味などの特徴は??





まずグラスに注ぐときの色ですが、すごく深い赤で、暗黒の色でした。





香りは、ミントの爽やかさ、ヴァニラの甘さ、プルーンやブルーベリー、黒すぐりの果実香、樽の香ばしい香りが漂ってきます。





粘性はそこそこ。





いよいよ口に含んでみると、グワーッと来るような力強さがあるのと同時に、誘惑するような果実味、樽の香ばしさが心地よく口いっぱいに広がり、まろやかさや優しさも持ち合わせています。





程よいタンニンやドライフルーツのような甘酸っぱさがたまりません。





力強さと飲みやすさを兼ね備えています。





そして風格があってすごくエレガント。





なんて美味しいワインなんでしょうね・・・





ワインが開いてくると、その秘めたるパワーを発揮します。





そのエレガントさやコク、複雑な味わい、奥ゆかしさ、鳥肌が立つような力はまるでシャトー・モンローズのようです。





飲み干した後のグラスは、甘いヴァニラ香とハーブ香がしてずっと嗅いでいたいぐらい素晴らしい香りがします。





このワインは本当に格付け5級の質ではないです。





間違いなく2級以上の質を備えています。





間違いなく。





まさにリッチで秀逸なワインで、その素晴らしさ、優雅さ、美味しさはうまく表現できません。





なんて贅沢な味わいなんでしょうね。
マンションの一室にいるのに、宮廷にいるような気分になります。





上にある画像は2004年ヴィンテージで、間違いなく感動がありますので、是非とも飲んでみてください!!!!!




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