2018年05月25日
藤井聡太七段快挙付きで誕生!!年内の八段昇段の可能性はこれ!!
とっちゃんです。
藤井聡太六段がまたまた快挙達成です!!
今までも何度か記事をアップしてきましたがその都度存在感に凄みを増してきています。
■で、今回のどこがどう凄いのか?
簡単に言えば、18日の船江恒平六段(31)との対局に勝って七段に昇段したというものですが・・
こんな感じです。
1.15歳9か月の史上最年少で「七段」となった事。
2.七段昇段の最年少記録の更新は実に61年ぶりである事。
3.一昨年に史上最年少で四段になってプロ入り後、今年2月に五段、六段と昇段を重ね、なんとこの4か月の間に3度の昇段を果たした事。
七段昇段のこれまでの最年少記録は、昭和32年にあのひふみんこと加藤一二三(ひふみ)九段(78)が達成した17歳3か月。
つまり、超スピード出世という訳です。
そう言えば、最初に彼の記事を書いたときはまだ四段だったな・・
余談だけど。
しかも4月に高校進学後、負けなしの5連勝というおまけ付きです。
これで公式戦通算成績は76勝12敗。
こうなってくるといきおい次の八段への道はどうなのか、誰でも気になってきます。
■藤井聡太七段に二つの追い風が吹いてきた!!
ひとつは、八段への昇段条件が増えた事
日本将棋連盟は21日、八段昇段条件を6月1日付で改定すると発表しました。
従来は
1.竜王位1期獲得
2.順位戦A級昇級
3.七段昇段後公式戦190勝
という3つの条件でしたが、新たに「タイトル2期獲得」が加わりました。
もうひとつの追い風は地元の熱気溢れる応援です。
名古屋市の河村たかし市長は21日の定例記者会見で、名古屋市内に将棋会館を設置するよう日本将棋連盟側と協議していることを発表しています。
また、愛知県の大村秀章知事も同日の定例記者会見で「ぜひ名古屋にも将棋会館がほしい」として各企業への支援を呼び掛けています。
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■藤井八段誕生は最速でいつなのか?
一番遠いのは、3番目の公式戦190勝
藤井七段は2017年の1年間に51勝10敗という成績を残しています。
仮にこのペースで計算していくと、190勝するのに4年弱かかることになります。
したがって、190勝での八段昇段は最短で2022年の7月頃と予想されます。
次に2.順位戦A級昇級についてです。
これも厳しい道のりになりそうです。
A級への昇級を決めれば、即効で八段へと昇段できます。
しかし、藤井七段の場合はまだC級1組への昇級を決めたばかりなので、これからC級1組→B級2組→B級1組→A級という3段階の壁を乗り越えていかなくてはなりません。
順位戦の最終戦は例年3月に開催されています。
したがって、藤井七段がこれから先、最短で昇級していったとしても、2021年3月にA級昇級により八段に昇段というストーリーになります。
新設されるタイトル2期獲得ではどうなるのか?
まずはタイトル2期獲得という意味ですが二つあります。
ひとつは、竜王以外の下記のタイトルを新規で2回獲得すれば八段になれます。
もうひとつは、あるタイトルを獲得して翌年防衛した場合でもこれに該当します。
ただ、ここでは最速で八段昇段はいつか、を検討していますのでそちらにポイントを絞ってみます。
藤井七段がこれから先、竜王以外のタイトルを獲得するチャンスはこうなっています。
2018年10月:王座
2019年03月:棋王
2019年05月:叡王
2019年08月:棋聖
2019年09月:王位
もう分かりましたね、10月の王座と来年3月の棋王を獲得できれば、タイトル2期獲得という事になり、八段に昇段できます。
つまり最速で2019年3月ということになります。
ただ負けても、負けても次を狙っていけばいいのです。
いずれにしても私は、この昇段規定で八段へと昇段していく可能性が最も高いと思っています。
最後に竜王位1期獲得についてです。
この竜王だけは例外的な扱いで、獲得した瞬間に八段になれます。
実は、これが最速の道なのですが、逆に最もハードルが高い条件かもしれません。
竜王を獲得するには竜王戦のランキング戦、決勝トーナメント、挑戦者決定3番勝負、そして、竜王との7番勝負を勝ち抜く必要があります。
例年、7番勝負の4局目は11月下旬、7局目は12月下旬に開催されます。
つまり、すべて勝ち抜いて最後の羽生竜王との7番勝負を4−0でストレート勝ちという条件で、2018年11月下旬に見事八段昇段となります。
仮に4-3フルセット決着を想定した場合でも、2018年12月下旬に八段昇段ですね。
■まとめ
結論は・・誰にも分かりません。
しかし、年内に八段昇段できる可能性があることは分かりました。
しかもこれまでの歩みを見ていくと極めて可能性が高いであろうと期待できます。
最後に、数多くある藤井聡太七段の名言の中で一つだけご紹介しておきます。
本当に凄い棋士が現れたものです。
私がこれまで見てきた景色はどうだったのか、実に考えさせられます。
皆さんはどんな景色を見たいと思って日々頑張っているのでしょうか?
どこかのアメフトの監督はじめ関係者には、今どんな景色がみえているのでしょうか?
ハイ、今日はここまでとします。
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藤井聡太六段がまたまた快挙達成です!!
今までも何度か記事をアップしてきましたがその都度存在感に凄みを増してきています。
■で、今回のどこがどう凄いのか?
簡単に言えば、18日の船江恒平六段(31)との対局に勝って七段に昇段したというものですが・・
こんな感じです。
1.15歳9か月の史上最年少で「七段」となった事。
2.七段昇段の最年少記録の更新は実に61年ぶりである事。
3.一昨年に史上最年少で四段になってプロ入り後、今年2月に五段、六段と昇段を重ね、なんとこの4か月の間に3度の昇段を果たした事。
七段昇段のこれまでの最年少記録は、昭和32年にあのひふみんこと加藤一二三(ひふみ)九段(78)が達成した17歳3か月。
つまり、超スピード出世という訳です。
そう言えば、最初に彼の記事を書いたときはまだ四段だったな・・
余談だけど。
しかも4月に高校進学後、負けなしの5連勝というおまけ付きです。
これで公式戦通算成績は76勝12敗。
こうなってくるといきおい次の八段への道はどうなのか、誰でも気になってきます。
■藤井聡太七段に二つの追い風が吹いてきた!!
ひとつは、八段への昇段条件が増えた事
日本将棋連盟は21日、八段昇段条件を6月1日付で改定すると発表しました。
従来は
1.竜王位1期獲得
2.順位戦A級昇級
3.七段昇段後公式戦190勝
という3つの条件でしたが、新たに「タイトル2期獲得」が加わりました。
もうひとつの追い風は地元の熱気溢れる応援です。
名古屋市の河村たかし市長は21日の定例記者会見で、名古屋市内に将棋会館を設置するよう日本将棋連盟側と協議していることを発表しています。
また、愛知県の大村秀章知事も同日の定例記者会見で「ぜひ名古屋にも将棋会館がほしい」として各企業への支援を呼び掛けています。
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■藤井八段誕生は最速でいつなのか?
一番遠いのは、3番目の公式戦190勝
藤井七段は2017年の1年間に51勝10敗という成績を残しています。
仮にこのペースで計算していくと、190勝するのに4年弱かかることになります。
したがって、190勝での八段昇段は最短で2022年の7月頃と予想されます。
次に2.順位戦A級昇級についてです。
これも厳しい道のりになりそうです。
A級への昇級を決めれば、即効で八段へと昇段できます。
しかし、藤井七段の場合はまだC級1組への昇級を決めたばかりなので、これからC級1組→B級2組→B級1組→A級という3段階の壁を乗り越えていかなくてはなりません。
順位戦の最終戦は例年3月に開催されています。
したがって、藤井七段がこれから先、最短で昇級していったとしても、2021年3月にA級昇級により八段に昇段というストーリーになります。
新設されるタイトル2期獲得ではどうなるのか?
まずはタイトル2期獲得という意味ですが二つあります。
ひとつは、竜王以外の下記のタイトルを新規で2回獲得すれば八段になれます。
もうひとつは、あるタイトルを獲得して翌年防衛した場合でもこれに該当します。
ただ、ここでは最速で八段昇段はいつか、を検討していますのでそちらにポイントを絞ってみます。
藤井七段がこれから先、竜王以外のタイトルを獲得するチャンスはこうなっています。
2018年10月:王座
2019年03月:棋王
2019年05月:叡王
2019年08月:棋聖
2019年09月:王位
もう分かりましたね、10月の王座と来年3月の棋王を獲得できれば、タイトル2期獲得という事になり、八段に昇段できます。
つまり最速で2019年3月ということになります。
ただ負けても、負けても次を狙っていけばいいのです。
いずれにしても私は、この昇段規定で八段へと昇段していく可能性が最も高いと思っています。
最後に竜王位1期獲得についてです。
この竜王だけは例外的な扱いで、獲得した瞬間に八段になれます。
実は、これが最速の道なのですが、逆に最もハードルが高い条件かもしれません。
竜王を獲得するには竜王戦のランキング戦、決勝トーナメント、挑戦者決定3番勝負、そして、竜王との7番勝負を勝ち抜く必要があります。
例年、7番勝負の4局目は11月下旬、7局目は12月下旬に開催されます。
つまり、すべて勝ち抜いて最後の羽生竜王との7番勝負を4−0でストレート勝ちという条件で、2018年11月下旬に見事八段昇段となります。
仮に4-3フルセット決着を想定した場合でも、2018年12月下旬に八段昇段ですね。
■まとめ
結論は・・誰にも分かりません。
しかし、年内に八段昇段できる可能性があることは分かりました。
しかもこれまでの歩みを見ていくと極めて可能性が高いであろうと期待できます。
最後に、数多くある藤井聡太七段の名言の中で一つだけご紹介しておきます。
名人もプロになったからには目指すべきものですし、強くならないと見えない景色があると思いますので、そこに立てるように頑張りたいです。
本当に凄い棋士が現れたものです。
私がこれまで見てきた景色はどうだったのか、実に考えさせられます。
皆さんはどんな景色を見たいと思って日々頑張っているのでしょうか?
どこかのアメフトの監督はじめ関係者には、今どんな景色がみえているのでしょうか?
ハイ、今日はここまでとします。
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posted by 戸崎史朗 at 09:00
| 社会や経済そして生きる事