2018年04月24日
小平智プロ、米国ツアー優勝後に訪れる本当の試練とは?
とっちゃんです
久しぶりにゴルフの記事を掲載してみます。
先日、米国ツァーで初優勝を成し遂げた小平智プロを取り上げてみました。
今回は、何かと話題の多い小平プロですが、彼のゴルファーとしての素晴らしさのみならず、波乱万丈のこれまでの足跡を追ってみました。
まずは、今回の米国ツァーから触れていきます。
■日本人で5人目の快挙
場所は、ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)で7099yd(パー71)
大会はRBCヘリテージ
日本人の米国ツアー優勝は、青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹に続く5人目の快挙です。
しかも、この4人はいずれも米国に根を下ろし、数年間も米国ツァーを戦ってきた面々で、いわばスポット参戦ともいうべき状況で優勝を果たしたのは小平プロのみです。
もっと言えば、あの石川遼や岩田寛も成し遂げることが出来なかった歴史に残る偉業だという事です。
更には、日本人では最速となる、米国ツアー出場15試合目での初優勝というおまけ付きです。
■小平プロを支えたのは上昇志向と反骨精神
彼は、これまで決してエリート街道を歩んできたわけではありません。
日本大学に進学後は監督と意見が合わず、好成績にも拘わらずレギュラーになれませんでした。
2年生になった彼は辞めることを伝えると、監督から「何事も途中で投げ出すやつは、何をやってもダメだ」と強く意見されたそうです。
また、アマチュア時代は、同学年の薗田峻輔、藤本佳則らが常に注目されており、小平プロはいつもその陰にいました。
もともと海外志向が強い選手であり、日大時代の監督の言葉や日の当たらない時代の悔しい思いをいつも発奮材料にしてきたことが、嬉しい米国ツァー初優勝に繋がったのではないかと思います。
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■過去には決して褒められない素行も・・
こうした華やかなニュースの一方では、あまり好ましくない話題を提供する選手としても知られています。
ひとつは、週刊アサヒ芸能2013年12月26日号で報じられた「タクシー大狼藉事件」。
これは、小平プロが乗車したタクシー運転手に暴言を吐き、降車時に後部座席のドアを蹴飛ばす暴挙に出たとされる事件で、お粗末なことに防犯カメラで確認されるまで彼は、嘘をつき続けたというものです。
もうひとつは、一昨年7月に開催された「ダンロップ・スリクソン福島オープン」のラウンド中に起きた、「ギャラリー恫喝事件」と言われるものです。
これは、工場の音と勘違いした小平プロが、ギャラリーに向けてクラブヘッドを突きつけ「おい、お前、ケータイ!!」と言い放ったとされる事件です。
問題なのは、証拠がなければ、「平気でウソをつく」プロゴルファーの存在。
審判のいないゴルフの世界だけに許しがたい行為ですし、「ギャラリーを脅かす行為」は男子プロゴルフ界に大きなマイナスイメージを与えてしまいました。
■奥様は賞金女王の古閑美保プロ
二人は2015年6月に熱愛が報じられ、昨年3月4日(みほの日)に入籍しています。
7歳年上の姉さん女房としても知られていますね。
古閑プロは2008年に賞金女王、そして2011年に引退、2014年2月頃までにはダルビッシュ有投手と結婚間近で破局しています。
先日、古閑プロと若手女子プロとが対談するテレビ番組をみていたところ、こんなやり取りがありました。
アナウンサーが、「プロゴルファーとして、お金、成績、名誉のうちどれを目指して頑張るか」という質問に対して
古閑プロはすかさず「そりゃ、お金です」と即答
二人の若手女子プロはそれぞれ「歴史に残る成績を残したい」「プロとして名誉が欲しい」と回答
もともと古閑プロは「結婚相手の条件として年収1億以上」と独身時代から周囲をはばからず公言していたことを思い出しました。
この米国ツァーの優勝だけで1億3000万を稼いだ小平プロ、来年のマスターズと米国ツアーのシード権も確保して今週は中日クラウンズ(名古屋ゴルフクラブ 和合コース)に凱旋出場します。
予選は宮里優作と石川遼との同組でのラウンドとなることが発表されています。
奥様の期待にどこまで応えることが出来るのか?
期待と重圧の中で、小平プロの試練は始まったばかり・・
今週の4日間は目が離せません、けだし見ものです。
ハイ、今日はここまで!!
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