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2019年11月20日

ゴルフと人生は運命と偶然を綴った日記のようなもの


とっちゃんです。

いつもご訪問有難うございます。

先週の伊藤園レディスゴルフトーナメントでは鈴木愛選手が見事3週連続優勝という快挙を成し遂げました。


その中で優勝争いの終盤に解説者の戸張捷が言った言葉が今も印象に残っています。

鈴木選手はティーショットで見事フェアウェイを捉えましたが、運悪くディボットつまり他のプレーヤーが打った跡のへこんだ穴に止まってしまったのです。

これは綺麗な芝と違って格段に難しいショットになります。


その時戸張捷はこう言いました。

「見事なショットでしたがこういう事があるんですね。これがゴルフと人生がよく似ていると例えられる由縁なんですね。」と・・


私はこれを「球を打つ技術は生きる術に通じる」と解釈しました。

共に持っている引き出しが多い程切り抜けられる可能性が大きいという事でしょう。

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ゴルフも人生でもいざという時に備えていかに練習や勉強を怠らないかで勝負は決まります。

さて今回はこれに相応しいゴルフの名言に触れてみたいと思います。


ゴルフの80パーセントは頭脳でプレーされ、筋肉でプレーするのは残り20パーセントである

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(ジャック・バーク)


この言葉は色々な解釈が出来ます。

しかし端的に言えば今や欠かせないコースマネジメントが勝敗の行方を決定するという考え方です。

このコース、このホールをどのようにして攻略するかが非常に大切な要素となっています。


実はゴルフ場には様々な罠が仕掛けられています。

例えば落下地点付近に設置されたバンカーや池、短いミドルホールでは林越えギリギリにナイスショットをすればワンオンが可能なようにプレーヤーを誘う設計をしています。


早い話が「甘いけどリスキーな誘惑」です。


つまりどのような戦略で臨むかという、頭脳プレーが要求されているのです。

そして自分に関する多くのデータの中から長所や弱点を把握しながら黙々とトレーニングを積み重ねているというのが現実の世界です。


ところで昔は今ほどのデータを取る事ができなかったのにこうした言葉が残っているというのには正直驚きました。

この頭脳とは、あるいは経験でも知識でも知恵でもなく設計者とプレーヤーとの心との戦いではないかと思ったのです。


トッププロともなればなんと300ヤード以上先のあの位置に落とすとピンポイントで攻めていくという精度も持っています。

そして、特にロングホールなどでは2オンが無理だと判断した場合は、ピンまで何ヤード残すかを逆算して打つというのはもはや常識となっています


私などのように、ともかくドライバーは真ん中に行ってくれ、セカンドは当たってくれ、
アプローチはどこでもいいから乗ってくれとは別世界です。


このようにコースをどう攻めていくかという事を考えてプレーするというのもゴルフの醍醐味だとこの言葉は語っているように思います。


しかも先程の鈴木選手ではありませんが、運というのは人生にもつきものです。

勿論そのディボットからのショットは優勝に繋がる見事なものでした。


だけどこの名言には腑に落ちない点が一つだけあります。

それは「ゴルフは再現性を高めるスポーツ」だと言われている事と反するからです。

「反復練習をして身体に覚え込ませるんだ」とよく教えられました。


これがたったの20%ですか?

もっとも技術が伴わない私にとってはしばしば頭脳と筋肉が裏腹な動きをするので言えた義理ではありませんが。

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では最後に私からの戯言を一つご紹介しておきましょう。

「ゴルフと人生の共通点とは運命と偶然を綴った日記のようであることだ。
そのうち50%は人との出会いや別れで成り立ち、30%は喜びや幸せに浸る事で占められる。
しかしふと橋の下を覗いてみるとそこには10%ほどの見栄や世間体という川が流れていて、その橋の上で20%の後悔とともにため息をつきながら最終章を迎える事となる。」


まるで自分の人生観をさらけ出すようで恥ずかしい限りですが、実に潔い感じがしませんか?

ハイ、今日はここまでとします!!


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タグ:鈴木愛
posted by 戸崎史朗 at 07:29 | ゴルフと人生

2019年09月18日

キング牧師の人種差別との闘いの第一歩はゴルフの始動に通じるものがある!!


とっちゃんです。

いつも有難うございます。

さて、人生に関わる名言も多くありますので先にそちらをご紹介しておきましょう。

今回はちょっと考えさせられる奥深い言葉です。

◆疑わずに最初の一段を登りなさい。階段のすべて見えなくてもいい。とにかく最初の一歩を踏み出すのです◆


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キング牧師(米国の牧師、公民権運動の指導者 / 1929〜1968)。


<ざっくりと解説してみると>

彼はもう有名ですね。ジョージア州アトランタで生まれていますが、非業の最期を遂げています。

そもそもキング牧師が人種差別撤廃を考え始めたのは、自身の辛い経験がきっかけでした。

小さい頃、近所に住んでいた同年代の白人の子供と仲が良かったそうなのですが、ある日突然その子の親御さんが「もう黒人となんて遊ばせない!」と怒鳴ってきたそうです。

これは少年の心に深く傷を残しますね。


いつしかキング牧師は、「法律や制度で人種差別をなくせるかもしれない」と思い始めたといいます。

具体的に状況が変わり始めたのは、モンゴメリー・バス・ボイコット事件というトラブルが起きてからです。

具体的には、ある黒人女性が白人優先席に座っていたところ、「白人のために席を譲れ」と言われても従わなかったため、逮捕されたことをきっかけとしたものです。


そして黒人のある人権運動家が、キング牧師に「バスへのボイコット運動をしないか」と持ちかけたところから始まり、二人は、「それならば、俺たちは二度とバスを利用しない!」と宣言。

多くの人々の共感を呼び、バス会社は倒産ギリギリまで追い詰められます。


そして、この一件は州政府とアメリカ最高裁判所を動かし、「モンゴメリーの人種差別は違憲」という判決が下されました。

つまり、黒人たちの意見が合憲と認められたのです。

この成果はアメリカ中の話題となり、いよいよアメリカ全土で人種差別を撤廃のための活動を開始します。


大きな特徴は、「非暴力です」。

武力ではなく話し合いで問題を解決しようとしたところです。

これはインド独立の父であるあのガンジーキング牧師が共感していたからでした。


彼は既に当時暗殺されてしまっていましたが、「暴力では真の解決には至らない」という考えは、海を越えて彼に受け継がれていたんですね。


そして、劇的な変化が訪れます。それは1963年に行われた「I Have a Dream」の演説です。


日本でも「私には夢がある。黒人の子供と白人の子供が、同じ学校に通うという夢が」という部分が有名ですね。


これはざっと「奴隷解放宣言から100年経った今でも、黒人は不自由であり、哀しい立場にある」というような文章になっています。


これは大きな共感を呼び、翌年の1964年には法律で黒人の権利が正式に認められています。

しかし、彼の活動は決して順風満帆ではなく、少しずつ運動家たちの内部で分裂が起きはじめていました。


つまり、反対する黒人は「一体いつになれば差別はなくなるんだ?」という不安と不満をもち、「暴力を振るってでも解決するしかない」という考えに変化していったのです。

そうした混沌とした雰囲気の中、1968年4月4日、キング牧師は白人の脱獄犯ジェームズ・アール・レイによって射たれて亡くなりました。


私の見解は、「考えていても何も始まらない、この先なんか誰にも分かるものか、とにかく前進してみることだ」と言っているものと解釈しました。

しかし気が遠くなるほどの時間と地道な努力と多くの人達の協力が必要となります。

断崖に立った人間でなければ、なかなかこんなことは言えません。

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さてゴルフの名言に移ります。

ゴルフの唯一の欠点は、面白すぎることだ

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(ヘンリー・ロングハースト)

このヘンリー・ロングハーストという人物については7月29日のこのブログにて詳しい紹介をしていますので興味のある方は是非ご覧ください。

彼はチョット変わった名言を残していますが今回の言葉は色々なところで取り上げられているので中でも一番有名かも知れません。


先程のキング牧師はまず一歩を踏み出してごらんと言っています。

一方、ヘンリー・ロングハーストはゴルフは面白過ぎる事が欠点だと言っていますがやはり「静」から「動」への第一歩にすべて集約されるとも言えます。


その他私の経験から個人的にゴルフの面白さを列挙してみるとこんなところでしょうか。

1.止まってるボールを打つので自らの能動的なアクションからスタートする面白さ

2.審判がいないのですべて自己責任だという面白さ

3.寿命が長く年齢問わずという数少ないスポーツ故の面白さ

4.メンタルが大きく左右されるという面白さ

5.分かった!!ということが次には再現できないという難しさが面白い

6.天候、パートナーなど運、不運をすべて飲み込む環境という面白さ


挙げればきりがないですが、何か人が生きていく道に通じるものがあると感じています。


ひとつだけ言えるのは、「女、酒、ギャンブル」で身を持ち崩したという話はよく耳にしますがゴルフで身を持ち崩したという話は聞いたことがありません

しかし何事も面白くても決して溺れてはならないということなのかも知れません。


それにしても非暴力を訴えたキング牧師が銃という暴力によって倒れたことはなんとも皮肉な結末だと言わざるを得ません。

私は常々スポーツとは「ルールのある喧嘩」だと思っていますがそこに暴力はありません。

「差別」と「暴力」は時に見えない事があるだけにこの世から消える事はおそらくないでしょう。


それだけ私たちにとって根が深い問題ですので自らの言動に責任を持つことが肝要です。

悪い癖でまた説教臭くなってしまった・・

ハイ、今日はここまでです・・



タグ:キング牧師
posted by 戸崎史朗 at 07:56 | ゴルフと人生

2019年09月04日

サマセット・モーム等から学ぶ!! ゴルフと人生に共通した名言はやはり素晴らしい!!


いつも有難うございます。

とっちゃんです


さて今回は少し変わった試みをしてみたいと思います。

いつもこうした記事にペンを走らせている時にふっと思う疑問があります。


それは、名言というものは本当にゴルフと人生に共通する教訓として成立しているのか、という点です。

その疑問を解消させるために今回はこの2つを混ぜ合わせてみようと思っています。


果たしてどうなるのか私にも分かりません。

ではまずはこれからスタートしてみましょう。


■馬鹿には会いたくないというのなら、まず自分の鏡を壊すことだ。

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フランソワ・ラブレー
(フランスの人文主義者、作家 / 1483〜1553)
出典:amanaimages.com


<試み解説>

かなりストレートで強烈なインパクトのある言葉です。

実はこの人物の経歴には不明な点が多いとされています。


1532年には、リヨン市立慈善病院の医師として勤務を始めていますが、その後人文学者として、多くの作品を残しています。


一方で、占星術のパロディである小冊子『1533年用のパンタグリュエル占い』を発行するなど少しお茶目な側面も持っているようです。


このように多才な人物だけに、「人とは愚かなものであり、常に自らを知り謙虚であれ」と皮肉っぽく表現したのではないかと解釈しました。


子供の頃に「バカって言った方がバカだ」などと言い合っていた自分を思い出しました。


ゴルフでは、さしむき「あんなみっともないスイングをするなんて」と他人を酷評するゴルファーは一度自分のスイングをビデオにとってみるがいい、と同義ではないでしょうか。


何事も自分の方が上などと言ったつまらない比較をすること自体がその人の価値を下げている事にもっと早く気づくべきです。

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では次はこれです。


■なぜ、美人はいつもつまらない男と結婚するんだろう?賢い男は美人と結婚しないからさ。

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サマセット・モーム
(英国の劇作家、小説家 / 1874〜1965)
出典:mybookshelf.site


<試み解説>

私も学生時代に好きな子にフラれた時に全く同じことを考えました。

当時よく聞かされたのは「美人はすぐに飽きる、そうでない女はすぐに慣れる」という言葉です。
(本当はもっと強烈な表現ですが・・適切でないため言い換えています)


確かに美人と結婚すれば「浮気」が心配されます。

そうでなくてもヤキモチ焼きの男性ならば心が休まる暇はないでしょう。


チヤホヤされて生きてきた女性は得てして何か勘違いしている点が多いようです。

私は気立てが良くて働き者で健康であればそれ以上望みません。


そもそも才色兼備の女性が相手にしてくれる訳もなく、例えあったとしてもおそらく疲れるだけです。


ゴルフでも次々とクラブを買い替えるゴルファーがいますが、自分のスイングではなく道具のせいにする救いがたい典型だと思っています。


そのクラブの良さや相性といったものは長く付き合ってみないと案外と分からないものです。

こうしたタイプは賢いゴルファーとは評価したくありません。


■どうせどの夫を選んだって大差ないんだから、最初のをつかんでおけばいいのよ。

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アデラ・ロジャーズ・セント・ジョンズ
(米国の女性脚本家 / 1894〜1988)
出典:commons.wikimedia.org


<試み解説>

これもかなり鋭い女性の視点からみたインパクトのある言葉です。

かっこよくて、高収入で高学歴という条件の男なんてそんなに転がっている訳ではありません。


もしいたとしても残念ながらあなたには振り向きもしません・・

あなたを心から愛してくれるならそれで十分だとは思いませんか?


ゴルフも同じです。

私も最近飛距離に悩んでいたのでテレビショッピングで宣伝していたある凄いドライバーを買ってみましたが、全く飛距離は変わっていません。


そして10年近く使用しているドライバーに戻ってしまいました。

古い方を売らなくて良かったと大いに勉強させられた次第です。

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確かにクラブの進化は驚くべきことです。

また試打をして多くのデータや数値を計測した上で作ってもらったクラブは気まぐれで買ったクラブとは違うかも知れません。

しかし、それも年齢やスイングの変化とともに少しずつズレが生じてくるものです。


例えばパターでも同じことが言えます。

プロでもとっかえひっかえしている話をよく聞きますが、結局のところもう10年以上も使っているパターに戻したという例はざらにあります。

男もクラブも最初のを掴んでおけばいいのです。


ゴルフも人生もあなたが幸せであったか否かは自分が亡くなる直前に分かるものです。

さてうまくまとまったでしょうか?


ハイ、今日はここまでです!!



posted by 戸崎史朗 at 07:33 | ゴルフと人生

2019年08月16日

マーク・トウェインやベン・ホーガンの言葉が人生の指針とされる点はここにあった!!


こんにちは、とっちゃんです

いつも有難うございます。

ゴルフ以外にも奥が深くて面白い名言はたくさんあるものです。

まずはいつものように少しご紹介してみることにします。


今日の深くて面白い名言はこれ


◆友人たちが「若く見えるよ」と誉めだしたら、あなたが年をとったしるしだ。

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マーク・トウェイン(米国の作家、小説家 / 1835〜1910)
出典:jp.sputniknews.com


彼は「トム・ソーヤーの冒険」の著者としても知られています。

皆さんにはこの言葉のように感じた経験はありませんか?

考えてみれば確かにそうですね、本当に若い人には「若く見える」とは言わないものです。

実はこのマーク・トウェインの言葉の中の「誉めだしたら」というくだりを見逃してはなりません。

つまりお世辞なのです。

そして、ややこしいことに人とは「年取ったね」と言われだしたら、「俺はまだ若い」と反発する生き物です。


◆医者は人間を弱いもの、弁護士は人間を悪いもの、牧師は人間を愚かなものと見る。
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ショーペンハウアー(ドイツの哲学者 / 1788〜1860)
出典:yushak.hatenablog.com


人間の捉え方として大変ユニークでいかにも哲学者らしい観察だなと感じます。

これは私流の解釈ですが、ゴルファーは人間をどう見ているかというと不思議なものとみているのではないでしょうか。

わずか一日一緒にプレーしただけで同伴者の意外な面が見えてきます。

それはまるで七色の虹のようです。

ショーペンハウアーならどう表現したのでしょうか。


◆我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦している
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ラ・ロシュフコー(フランスの貴族、モラリスト文学者 / 1613〜1680)
出典:kakugen.biz


この言葉は人の「心理」の核心を突いた言葉のように感じられます。


ゴルファーはうまくなろうと努力はしています。

しかしそれ以上に、自分は上手いのだと思ってもらいたいものです。

だから知っている限りの知識を披露して四苦八苦している人をよく見かけます。

きっと彼はそんな苦労は無駄なものだと言っているのでしょう。


さて私独自の解説はいかがだったでしょうか?

不思議な事に現代社会でも十分に通用する言葉ばかりです。

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名言・格言というものはゴルフという特定のジャンルに関わらず、人の生き様そのものに深く関わっているものだと改めて感じました。

ということで、本日はこの言葉を皆さんにお贈りしましょう

今日のゴルフの名言


■ゴルフは単純なんだが、ただそれを知るまでには時間がかかる

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ベン・ホーガン
出典:ameblo.jp

ゴルフをされない方でもこのベン・ホーガンという名前は聞いたことがあるかもしれません。


ざっとこんな人物です。

<基本情報>
名前 ベン・ホーガン
生年月日 1912年8月13日   没年月日 1997年7月25日(満84歳没)

プロ勝利数     69
優勝数PGAツアー 64 (歴代4位)

メジャー選手権最高成績(優勝: 9)
マスターズ 優勝: 1951, 1953
全米オープン 優勝: 1948, 1950, 1951, 1953
全英オープン 優勝: 1953
PGA選手権 優勝: 1946, 1948

受賞
世界ゴルフ殿堂 1974 (member page)
PGAツアー賞金王 1940, 1941, 1942, 1946, 1948
PGA最優秀選手賞 1948, 1950, 1951, 1953
成績
賞金ランク最高位 米国男子:1位(5度)
世界ゴルフ殿堂入り   1974年


なるほど驚くほどケチのつけようがない実績ですね!!

そしてあのゴルフのバイブルともいわれた「モダンゴルフ」という本は世界的に有名です。

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ゴルフのバイブルとしてこれまで世界中のゴルファーに親しまれてきました。

彼が言った「単純だが知るまでに時間がかかる」という言葉はある意味良く分かります。

世界一美しいと言われた彼のスイングには力みがなく、とてもシンプルに見えます。


つまり、人間と同じで、肉体のみならず欲望などの精神のぜい肉をそぎ落としていけばゴルフも人間もしごくシンプルなものになると彼は言っているのです。

しかしこの境地に立てるまでが結構難しい・・

したがって、彼のように偉大な功績を残したプレーヤーの言葉にはとても重みがありますが、この境地に立てるのは鍛え抜かれた修行僧のような人たちのみかも知れません。


モダンゴルフの理論をこう解釈してみるのもいい


しかし整理してみると彼はとても単純なことを言っています。

●まず、正しいスイング理論を理解する

●それを反復練習することによって無駄や無理を削る

●いずれ再現率が高まるので簡単で美しいスイングになる

●だからゴルフは簡単だ


ゴルフは特に肘から先を柔軟に使わないとヘッドスピードは上がりません。

よく見てみるとものすごい形相で振っている方がおられます。

俗にいう肩に力が入っているのでしょう。

肩や顔はボールから一番遠いところにあるのでこれでは正確にミートできるはずがありません。

例えば上記の「スイング」を「仕事」や勉強のやり方」、そして「ゴルフ」を「生きる事」や「人生」に置き換えてみて下さい。

あなたが抱えている「課題」や「克服すべき点」はこの4つの段階を踏んでいけばそれが解消への早道なのかも知れません。


まとめ


人生も肩の力を抜いてありのままの自分を受け入れられるようになったら随分と楽になります。

この社会で生きていく上において見栄やハッタリは長続きしない事に直ぐに気がつくはずです。

自分も周囲も疲れさせるような言動は止めておく方が賢明です。

「日によってあの人って全然違うよね」と言われているならあなたは既に黄信号です。

安定した精神状態を保つことがゴルフで言うところの再現率を高めるという事に通じるのです。

こうした事に気づかせてくれる言葉だからこそ名言だと言われる理由が分かってきたような気がしてきました。


ここまで書いてきて、今更ながらハッとする自分にこんな声が聞こえてきました。

「実は人生とは案外と単純なのかも知れない、しかしそれに気づくまでには誰でも時間がかかるもんなんだ。」

ベン・ホーガンは本当はこう言いたかったのでしょうか。

ハイ、では今日はここまで・・・


posted by 戸崎史朗 at 12:51 | ゴルフと人生

2019年07月29日

ヘレン・ケラーや松下幸之助が教えてくれたゴルフも人生も自分が作る限界は限界ではない!


おはようございます、とっちゃんです

いつも有難うございます。

さて、人生に関わる名言も面白いものが多くありますのでそれから始めてみます。


◆顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ。


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ヘレン・ケラー(米国の教育家、社会福祉活動家、著作家 / 1880〜1968)


<とっちゃん解説>

言葉というものは、誰が発したのかによって大きく捉えられ方が違ってくる場合があります。

まさにこの言葉はあのヘレン・ケラーだからこそより心に響きます。

彼女はご承知の通り、視覚と聴覚の重複障害者(盲ろう者)でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くした人物です。

障害者をはじめ世界の多くの人々がこの言葉にどれだけ励まされ勇気づけられてきたことでしょう。

私たちも落ち込んだり、悩んだりしたときにはまずこの言葉を思い出してみましょう。

人生を変えてくれる一言になるかもしれません。


◆四方八方ふさがれば、それで終わったと言う前に天を仰ぐことです。「ああ、空がまだあるな」とね。 
和田一夫(ヤオハンジャパン)

次の言葉も同じような意味を持ちます。

◆万策尽きたと思うな。自ら断崖絶壁の淵にたて。その時はじめて新たなる風は必ず吹く。
松下幸之助(パナソニック創業者)


<とっちゃん解説>

ともにそれぞれの業界を代表する人物だからこその言葉でもあります。

この言葉通り、そう簡単に人に限界などはやってきません。

すべての道が閉ざされたと思っていてもまだ道はある、諦めてはいけません。


「限界は自分で決めるな、探せよ!! さらば与えられん」、ってところでしょうか。

人生においても苦しみぬいた経験を持つ人には大きな共感が得られる言葉です。



もしそこが地下室だったらどうするの? とかいう人にはこの言葉は理解できません。

一生穴倉に入って悩んでいなさい・・

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さて本題のゴルフの名言に移りましょう。

◆ゴルフを見れば見るほど、わたしは人生を思う。いや、人生を見れば見るほど、わたしはゴルフを思う


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ヘンリー・ロングハースト


<とっちゃん解説>

私は、ゴルフから人生を思うことはあっても、人生からゴルフを思うことはあまりありません。

あの「ゴルフ唯一の欠点はおもしろすぎることだ」との名言を残した人物だからわかる気がしますが、どういう人物なのか改めて調べてみました。

Golf Digest TVによればこう紹介されています

イギリスで1-2位を争うゴルフ評論家。

自身の腕前も相当なもので、1936年のドイツ・オープンではベストアマに輝いたこともある。

ラジオ解説、新聞評論で人気を博した。

ユーモアとエスプリに溢れた口調の解説は、彼がひとたび語っただけで、名勝負になるといわれたほどだ。

なるほど彼は言葉の魔術師ですね、しかも天才です。


もうひとつ

◆ショート・パットというものは、ロング・パットと同じくらいにミスするものだ

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トム・モリス


<とっちゃん解説>

この言葉はトムモリスシニアの方です。

あの全英オープンは彼がキッカケで始まり、4回の優勝を飾っています。

ジュニアの方も4勝していますので親子で全英オープン8勝!!

これはすごいです。

シニアは全く整備されていないオールドコースを79で回ったとされていますが、今に換算するとなんと59の実力だそうです。

特にマッチプレーでは敵なしだったとか・・


◆まとめ


今回は、生きる道は違っていてもやはり一流と呼ばれる人たちの言葉には共通点があると感じました。

ゴルフにおいてはパットは総仕上げの作業です。

このパットの上手い下手ですべてが決まると言っても過言ではありません。

私はロング・パットは自分の勘を信じて、ショート・パットは勇気をもって打つべきものだと思っています。


これを経営や人生に置き換えた場合、長期の経営方針や人生設計は自分がこうありたいと思う未来の姿を信じて、そして目の前にある目標は勇気をもってチャレンジしていくことだと言えます。

例えば一つの花瓶をみる場合でも真上、斜め左右、真横、下から斜め左右、底からなど観察できる視点は実は無限にあるのです。

人はここが限界だと思ったところがその人の限界なのです。

明後日、家内と次男とで灼熱の中ラウンドをしてきます。

これが遺作とならぬよう祈るばかりです。

ハイ、今日はここまで・・・

posted by 戸崎史朗 at 07:19 | ゴルフと人生

2019年07月15日

バートランド・ラッセルの言葉は今でも僕の胸に沁みてくる


いつも有難うございます、とっちゃんです。

半月ほど前に腰を痛めてしまいましたが、思い切って先週コルセットを巻いて恐る恐るラウンドをこなしてきました。

しかし意外や意外、44、42の86でした。

体調万全の時よりスコアがいい・・

ゴルフとはなんて不思議なものでしょうか。

あと何年出来るか分かりませんが、リハビリのつもりでゴルフを楽しんでいます。

さて本日は、この名言を一緒に考えてみましょう

●現代の郊外にある家庭における父親の居場所はとても小さい。特にゴルフをやる場合は

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(バートランド・ラッセル)

ご存じの方も多いと思いますが、このバートランド・ラッセルという人物は、
イギリスの論理学・数学・哲学者であり、ノーベル文学賞受賞者でもあります。

さすがに、この人物は心に沁みる数多くの名言を残しています

その一部をご紹介しますと、

●他人と比較してものを考える習慣は、致命的な習慣である


●浪費するのを楽しんだ時間は浪費された時間ではない


●幸福になる一番簡単な方法は、他人の幸せを願うことです


●希望というものは、絶望から生まれるのです


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●私たちが愛する人の幸福を願うのは当然です。しかし、自分の幸福を捨ててまでこれを願うべきではありません。


●人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなる


どれもこれも現代でも私達の胸に沁みてくるものばかりです。

彼の名言だけで何ページも費やしてしまうほどの言葉を残しています。


彼は、1916年に平和運動、婦人解放運動に熱中したため、ケンブリッジ大学解任されています

また、生涯に4度結婚し、最後の結婚は80歳のときであった、と紹介されています。


数多くの名言は、波乱万丈の彼の人生が生み出したものに違いありません。

彼を研究している人も多いようですので、哲学的な解釈は専門の方に任せておきたいと思います。

私は、単にこれまでの自分の生き方振り返りつつ、反省と冷や汗を流すこと位しかできません。

仮にそこに見解の相違があったとしても、決して間違いではないのです

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■まとめ

では最初に戻りましょう・・・

徹底的に調べてみましたが、ラッセルはゴルフに関しては冒頭のひとつの名言しか残していません

英語では、こう表現されています・・

The place of the father in the modern suburban family is a very small one,
particularly if he plays golf.


このParticularlyという言葉が「特に」という意味の副詞として訳されています。

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以下は私見です・・
父親の居場所がとても小さいというのは・・

1つは、当時はまだゴルフそのものが市民権を得られておらず、ゴルフをすること自体に肩身の狭い思いをしていた

もうひとつは、ゴルフはお金がかかるものなので、苦しい家計の中でゴルフをやるなんて、と経済的理由から家族からも反対されていた

と解釈できます。

更に面白いのは、わざわざ「郊外にある家庭に」と断っています


これは何を意味するのでしょうか?

こういう考え方ができます。

都市部は土地や家の値段が高くて手がでない

やっと、少し離れた郊外にマイホームを持ったのに・・・

という前提がつくのであれば・・・

やはり、返済のための奥様の家計のやりくりが大変になってくるので肩身が狭い・・という説がますます有力になってきますね。

それだけゴルフには不思議な魔力があるのだと考えられます。

このように勝手に解釈してみるのも楽しいもので、その時代の市民の生活やゴルフの社会的地位が分かるような気がして、いい勉強になります。


さて今回のバートランド・ラッセルの名言と私の独自解説はいかがでしたか?

ハイ、今日はここまでとします。


posted by 戸崎史朗 at 10:30 | ゴルフと人生

2019年07月04日

しっかりと足元を見つめて着実に歩むことが大切だと教えてくれた言葉!!


いつも有難うございます。

とっちゃんです。

ゴルフも人生もなかなかうまくいきません。

そんな時に是非思い出して欲しい言葉をお届けしたいと思います。

ひとつはこれですが長い言葉なのでエッセンスだけ理解してみて下さい。


グリップ、スタンス、スイングそのほかすべての点がうまくおこなわれているのにショットがうまくゆかない場合は、まずボールを見ているかどうかを自問自答してみることだ。
なぜならそういう場合、九分九厘、ボールをよく見ていないことが原因しているからだ。
だが、漫然とボール全体を見ているのではボールを見ているとはいえない。
精神を集中して、打とうとするボールの一点を凝視するのだ。
ボールの上ではなく、ボールのま横だ


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(ジェイムス・ブレイド)


この言葉はややゴルフの技術的かつ具体的な話になるのでゴルフを余り知らない方にとっては「なんのこっちゃ!!」となるかも知れませんね

しかも、現代では実に様々なゴルフ理論が存在しますのでここでは敢えて触れない事にします。


むしろ私達の日常生活の中に目を向けてみましょう。

皆さんはこんな経験はありませんか?

「見ているようで見ていない」
「聞いているようで聞いていない」

意識を集中していないとこんな現象が発生します。


英語の方が分かり易いかも知れませんね

Watch→意識して何かをじっと見るとか観察するという意味があります
 例えば、毎日このテレビ番組を見ます、という具合です

See→これは見える、目に入ってくるという意味で使われます
 例えば、ここからは、奇麗な景色がみえる、ですかね
 人に会う場合もSeeを使いますね。

Look→目をむける、とか見つめるといった場合に使われます
 例えば、こっちを見て!!、とか私は彼女をじっと見つめた、というケースですね


ゴルフボールは観察対象にはならないので、この名言では、Lookあたりが妥当ではないでしょうか。

むしろ、Seeを戒めているという解釈のほうが正しいかもしれません。


しかし人生ではここぞという時にしっかりと集中できないと成功者としての資質はないと判断されます。

したがってビジネスや社会においては日頃からのWatch(観察)する能力が求められていると思います。

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もうひとつは、これです

ゴルファーの最も崇高な目的は、人を驚かすような素晴らしいショットではなく、ミスをひとつ着実に減らしてゆくことである
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(ジョン・ヘンリー・テイラー)


まったく心にズシンとくる言葉です・・

特に朝一番の第一打はとても緊張するものです。

そして誰でも皆が驚くようなショットを打ちたがるものです

しかし、ティーショットをミスしてもうまいアプローチでパーを取れば、素晴らしいことです。

おそらくこの言葉は、ゴルフとはミスをするスポーツである、だから、そのミスをいかにすれば減らせるかを考えることのほうがひとつの素晴らしいショットよりも大切だと言っているのでしょう・・

ゴルフは「上がってなんぼ」のスポーツですから結果がすべてとなります。


ビジネスでも、いくら素晴らしい企画書を作ったとしても社内や商談で採用されなければ何にもなりません。

これを私は自己マン企画書と呼んでいます


野球に例えるならば、たまに豪快なホームランを打つ2割台前半のバッターより、ホームランは少ないが着実にチャンスにシングルヒットを打てるバッターの方に私は期待します



また、仕事に例えるならば、たまに大きな商談をまとめてくる部下よりも、毎月着実に自分の前年実績をコツコツとクリアしていく部下の方を信頼しますね。

何故ならば、後者の方が真の実力を持っていると判断できるからです。

それは常日頃から自分が何をなすべきかを理解し、しっかりと足元を見つめて着実に階段を昇っているからこそ発揮できる力だからです。


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一歩ずつでいいのです。

それぞれ、人には個性があってここは意見が分かれるところかも知れませんが、少なくともこの言葉はそうした事を示唆しているのではないかと私は学びました。


さていかがでしたか?

なかなか奥の深い言葉が多いですよね

ハイ、今日はここまで・・


posted by 戸崎史朗 at 09:52 | ゴルフと人生

2019年06月24日

何事も最初が肝心ではあるが結局のところ適性と信念が勝負を分ける!!


おはようございます、とっちゃんです。

今は梅雨時、我慢のしどころです。

しかしこの梅雨が明けると灼熱の真夏が待っているかと思うとそれはそれでうんざりします。

今回はこの2つの言葉を皆さんに贈ります

およそ運動競技に、ただひとつの方法というものはない。あなたがたは、それぞれ自分に最も効果のある方法を発見すればよいのだ
(ベーブ・ディドリクソン=ザハリアス)
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皆さんの中には、すでに社会人となって家庭を支えておられる方も多いかと思います

中学、高校でのクラブ活動、そして中には大学の体育会で本格的にスポーツを極めたという方もいるかも知れません。

私の長男は、大学で合気道を始め、新人の時に「関東学生選手権」の新人の部で優勝しています。

その後、2-4年まで優勝こそないものの、銀、銅メダルを毎年獲得し、4年では主将を務めました。

勿論、れっきとした体育会を対象とする公式の有名な大会です。

彼は、私の大学の後輩にも当たります。


私はというと、中学ではバレーボール、高校ではブラスバンドでトロンボーン、そして大学ではスキーサークルに入っていました。

まさにこの頃というのは、若いので吸収力に恵まれていましたね。

日を追うごとに自分自身でも、成長と進歩が感じられた時期でもありました。

この中でスキーだけは自分に合った効果ある方法と技術を見つけることができました。

それは学生時代に居候していたスキー場のある旅館のご主人がスキースクールの副校長で無料で時々私達居候の指導をしてくれていたおかけだと思います。

つまり私の場合、スキーだけは最初に優れた指導者に巡り合ったという事です。

この時学んだ数多くの練習方法は社会人になっても自分なりに工夫して練習を続けたものです。

この言葉はおそらく画一的な指導ではなく、個性にあった技術を身につけなさいと言っているのでしょう。


ところで私は、上記の言葉を聞いてすぐにあのイチローを思い出しました。

彼は、オリックスに入団時にあるコーチから例の振り子打法を修正されたそうです。

しかし、頑固で独特の理論を持つイチローは断固これを拒否し、軋轢が生じたそうです

見るに見かねた当時の仰木監督は、コーチにこう言ったそうです

「いいじゃないか、人にはそれぞれ自分にあった個性がある。確かに今までの野球理論にはない打法だが、そのまま伸ばしてやれ」と・・

この監督の一言が、その後のイチローの運命を決定づけたと言っても過言ではありません。

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イチローはこのとき既に、自分にあった打法を見つけていたのです

多くの新人選手はスイングや投球フォームをいじられて潰されてしまいます。

更にいえば、彼のすごい点は、大リーグに移籍後しばらくして、この振り子打法をやめてステップ打法に変えたことです。

日本とは違うボール、違うストライクゾーン、違う球速や球種に対応するため、また新たに自分に最適の打法やスタイルを見つけたのです。

天才ではなく努力の人だと彼は言われますが、その通りだと思います。

彼が残した数々の偉大な記録は皆さん既にご承知のところだと思います。


ビジネスの世界でも学校でも仕事や回答の早い人、遅い人がいます。

どこがどう違うのか、じっくりと一度観察してみてください

仕事や勉強が早い人は、間違いなく自分にあった効果のある方法(仕事術)を確立しているはずです。


そして、もう一つは、これです

ゴルファーのスタイルは、よかれあしかれ、ゴルフをはじめた最初の一週間につくられるものだ
(ハリー・バードン)

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このハリー・バードンという人は、時々どうでも取れる言葉を残しています。

これも、スタイルなどという言葉を使っているので、一体何を指すのか曖昧で、いろいろな解釈ができて困ってしまいます。

大げさに言えば、ゴルフに対する思想・哲学なのでしょうか・・


私の経験から言えば
●スイングなどは一週間で分かる訳がありません
●ルールやマナー・・これも勉強すればどうにでもなります
●メンタル面・・その後の練習や本番、トレーナーの指導でいかようにも変化します


私には、スタイルという意味がよく分かりませんが信念と置き換えると分かり易いです。

おそらく、何事も基礎を教わる時には、しっかりとしたしかるべき人間に教えてもらいなさいということではないかと思います。


一方、職場や学校のクラブ活動でも、最初に優れた指導者に巡り合え自分なりに努力した後輩は回り道をしないので短期間で立派な戦力となっていきます。

そうやって確立したものをその人なりのスタイルというのでしょうか・・


更にもうひとつは、よかれあしかれという表現です

なかなか含みを持った深い言葉でどちらにも転ぶ可能性があると解釈しました。

私の結論は、平らったく言えば、どっちにしても「最初が肝心」と言うことだと思います。


■まとめ■

いかがでしたか?

ひとつは、今からのあなたでも十分に間に合う名言ですし、二つ目は特に後輩や新人を指導する立場になったときに是非心に留めておきたい言葉ではありませんか?


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まとめて言ってしまえば一週間でという言葉と重ね合わせると「鉄は熱いうちに打て」そして基礎をしっかり固めた後「自分なりのやり方」に信念をもって取り組んでいきなさいと解釈されます。

確かに何事においても優れた指導者と出会う事は難しいかも知れません。

また、相性というものがあって技術的なものだけではなくメンタル面も成長できる人は限られています。

しかしこれを運とか環境のせいにしてしまっては何にもなりません。

そもそもそういう人と出会えるだけの資質や力量そして適性をもったあなたでなければなりません。


世の中上手くいかない事が多いのでそれを乗り越えられた時、数倍の喜びと自信がきっとあなたの心と身体を包み込むでしょう。

そうなってしまえばもうしめたものです。

あなたのその後の人生は空高く舞い上がる風船のように無限の可能性を秘めたものになるはずです。

ハイ、今日はここまで・・




タグ:イチロー
posted by 戸崎史朗 at 10:02 | ゴルフと人生

2019年06月12日

シェイクスピアと夏目漱石はやはり素晴らしい言葉を残していた


こんにちは、とっちゃんです

さて、人生に関わる名言も面白いものが多くありますのでそれから始めてみます。

さっそくですが、仕事や恋愛などで落ち込んだ時元気が出る言葉をご紹介します。

◆君が笑えば、世界は君とともに笑う。君が泣けば、君は一人きりで泣くのだ。
エラ・ウィーラー・ウィルコックス(米国の女性作家)


 <とっちゃん解説>

ある意味厳しい励ましの言葉と捉えました。

簡単に言えば、「いつまでも泣いとけ!!」って感じですかね。

よく結婚式で「喜びは2倍になり、悲しみや苦しみは半分になる」というスピーチをする方がいますが、あれはそのまま信じてはいけません。

何故ならば、共通した悲しみであれば、1つのことに対して夫婦ともに悲しむわけですから、やはり増幅して2倍になります。

もし、どちらかの特定した苦しみであったとしたならば、配偶者に本当の苦しみが分かるはずがありません。

やはりひとりです。

この言葉は、泣くことになんの生産性もないよ、しかも誰も助けてはくれないよ、慰めることはできるけど・・と私には聞こえます。

笑顔は周りを明るくする、この点ではまったく異論はありません。


◆あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です


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夏目漱石(小説家)


<とっちゃん解説>

これは笑ってしまいました。

ちょっと変わったところのある漱石らしい言葉です。

小説「ぼっちゃん」や「吾輩は猫である」などの代表作を読んでも視点がチョット違いますよね。

この言葉は「急(せ)いては事を仕損じる」あるいは「急がば廻れ」というニュアンスに近いのでしょうか。

物事に動じない強い精神で堂々と歩んでいけ、と解釈しました。

もっとも図々しいと言われた牛にとってはいい迷惑だと思いますが・・

しかし、それだけ繊細でかつある意味大胆な漱石の性格の片鱗が、この言葉に象徴されているように感じます。


では次に行きましょう。

◆不運ばんざい!運の女神に見放され、この世の最低の境遇に落ちたなら、あともう残るのは希望だけ、不安の種も何もない!


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シェイクスピア(英国の劇作家/詩人)


<とっちゃん解説>

シェイクスピア没後400年以上も経つというのに今の時代でもキラリと光るものを感じます。

しかしこれは凄い言葉で、凡人の私には到底こんな心境にはなれそうにもありません。

最低の境遇に陥った事を悔やみ、運の女神をきっと怨むことでしょう。

開き直りも時には必要でどんな環境からでも這い上がってやる、という気概を持ち続ける事が大切だと言っているのでしょう。


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さて、本題のゴルフの名言に移ります。

これは面白いぞ

◆どうしても友達になれない人種がいる。小さなウソをつくやつと、アイアンの飛距離を自慢するやつだ


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ビング・クロスビー


<とっちゃん解説>

この方は皆さんご存知ですよね。

全世界で4500万枚を超える大ヒットとなった「ホワイト・クリスマス」や「サイレント・ナイト」(きよしこの夜)が有名です。

クロスビーは他にも多くのクリスマスソングを歌っており、「クリスマスソングの王様」とも呼ばれています。

彼はゴルフ愛好者としても知られ、生前には自らの名前を冠したプロゴルフトーナメント『ビング・クロスビー・プロアマ』を創設し、自ら主催しています。


またこれは知りませんでしたが、テレビドラマ「刑事コロンボ」は当初コロンボ役はピーター・フォークではなくクロスビーを予定していたそうです。

しかも断った理由が面白いです。

その理由はゴルフができなくなるという答えだったそうです。

そして最後までゴルフに縁があったのでしょう、彼はスペインのゴルフ場でコースを回っている途中、心臓麻痺で死去しています。

ゴルフを愛した彼らしい言葉です。


この言葉の真意は、アイアンとはグリーンを狙うクラブなので飛距離ではなく方向も含めて正確性が求められるところにあります。

また小さな嘘は内容によりますが、私はむしろどんな嘘でもその中にわずかな真実をちりばめた嘘の方が怖いですね。

ハイ、では今日はここまで・・・



posted by 戸崎史朗 at 08:00 | ゴルフと人生

2019年05月06日

人生の中で融合すべき2つのこと!!



こんにちは、とっちゃんです

この連休はいかがお過ごしだったでしょうか?

人生に関わる名言やゴルフに関わる名言は実に多く残されています。

今回はこれらの中から人生において融合すべき2つの言葉をご紹介してこれからの生き方の参考にしていただいたらと思います。

それぞれ一つづつでも深みがあって面白いのですが、この2つを融合して考えてみるとより味わいが深く感じられます。

一つは皆さん既にご存知の人物であり、ご存知の言葉だと思います。

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相田みつを(詩人、書家 / 1924〜1991)


 <とっちゃん流解説>

栃木県足利市で生まれ、そして同じ地で亡くなっています。

皆さんもよくご存じの方ですね。

書の詩人、いのちの詩人ともいわれています。

しかし、彼に対する評価は真っ二つに分かれています。


■否定派の見解

「相田作品は処世訓のようなもの」

「素直に言ってこの相田みつをと言う人の、わざと下手に書いて人に阿(おもね)るような字も、それを紙に書きつけた、人の心の底の劣等感をごまかすような文句も私は嫌いである。上手に書ける字をわざと下手に書く人には何か魂胆がある、と警戒したくなる」

結構手厳しいですね・・

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■肯定派の見解

「難しい言葉を一つも語らないで、仏教の根本的な哲理のようなものを語ってしまう。そして、それを読んだ人に『なにかが残る』んですね。残る――ということは、その先の世界があるということです」


「彼の残した書の言葉は実に素晴らしく、心を打たれました。印象に残ったのは、“しあわせはいつもじぶんのこころがきめる”というフレーズと、“にんげんだもの”です。行動経済学に通じるものがあります」


行動経済学? ふーむ、それこそ難しい言葉で解説してくれていますね。


私は、最初彼の言葉を目にした時に、イメージとしては、あの裸の大将で有名な山下清を想像しました。


山下清は、サヴァン症候群という病気により、ちぎり絵という特定の分野に限って、優れた能力を発揮したと言われています。


しかし、相田みつをはそうではありません。


■こうして世に出た

確かに、長い不遇の時代があったものの、大衆ブームに乗ってあれよあれよという間に売れっ子になっていきました。

相田は結構人間臭く、わがままで、嫌いな相手とすぐケンカになったりしたそうです。

「書」と「詩」の融合を目標とし、やがて独特の書体で、短く平易な自らの言葉を書く作風を確立していったのです。

まあ、簡単に言えば、望む望まないに関わらず、自己プロデュースといえます。

それがものの見事に当たったという訳です。

作風に哀愁を織り込みひらがなで表現する、また字体など絶妙な演出だと私は思いますね。

しかし、心に響く言葉は正に彼の生き様そのものでなければ、長続きはしなかったと思いますし、素晴らしい名言や著書などを数多く残しています。

いつの世も、自分が時代より先なのか、時代の方が先なのか、という事に変わりはないのですね。


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ゴルフの名言にもこうした生き方に関わるものがあります。

先程の言葉と融合させて考えてみると実に様々な人生のヒントが浮かんできます!!

◆ハンディ30の人は、ゴルフをおろそかにする。ハンディ20の人は、家庭をおろそかにする。ハンディ10の人は、仕事をおろそかにする。ハンディ5以下の人は、すべてをおろそかにする

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デビッド・ロイド・ジョージ


<とっちゃん解説>

自分に置き換えてみました。

夏と冬とでは違いますが、大体平均スコアが、85から90チョットくらいですから・・

ハンディは、13から18チョットくらいになります。

すると、まずゴルフはおろそかにしてないな・・

家庭もおろそかにしていない・・そもそも家内と一緒が圧倒的に多いし・・

仕事はもうリタイヤしたし関係ないな・・

そして私はシングルではないのですべてをおろそかにするなんてことはないな

何だ!! どれにも当てはまってないぞ!!


ということは、私は世間でいうところの最もバランスのとれた最良ゴルファーということになります。


■まとめ

何故相田みつをを最初に紹介したのか・・

それはどんな職業に就いていても独自性を失ってはならないという事が言いたかったのです。

個人事業主でも会社経営者であっても、また会社員でも専門職でもいわゆる「俺流」「私流」という個性が大切だと思ったのです。

現代は「休まず」「遅れず」「働かず」では自分の居場所はありません。

労働力不足だと言われていますが雇用の延長や外国人労働者の増加などで時代は刻一刻と変化しています。

例えば「少子化」と言われて久しいのですがでは一流大学や一流企業への門戸は広がったでしょうか?

そんなことはありません。

それは昔と変わらず優秀な人材から定員は埋まっていくからです。

また、「年功序列」「終身雇用」はもはや伝説となりつつあります。

つまり「相田式の自己プロデュースと演出」は誰にとってもますます必要なものとなっていると思えるのです。

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一方、本日のゴルフの名言は「生き方そのもの」を示しています。

何かを得ようとするならば何かを犠牲にしているものという事を比喩しているものだと私は解釈しました。

これは多くの趣味やお酒やギャンブル、そして恋愛にも言える事です。

大切なのは、その「のめり込む度合い」が肝要だという事です。



人生の主役はあなたです。

決して「溺れたり逃げたり」してはなりません。

「相田式独自性」を持ちつつ「デビッド・ロイド・ジョージ式のほどよい距離感で生きる」この2つの融合と絶妙なバランス・・


おそらくこれが人生の達人となる秘訣なのではないか・・

そう私は考えます。


長い連休が明けるといつもの生活が待っています。

果たして皆さんはこの連休に何を掴んだのでしょうか?

そのうち、そのうちと言っている間に日は暮れていきます。

私も肝に銘じたい言葉です。

ハイ、今日はここまで・・・



posted by 戸崎史朗 at 07:56 | ゴルフと人生
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戸崎史朗
早大卒、さいたま市在住。保険会社を退職後、ある法人で10年勤務。その後、Kindleより老後の準備に関する本を出版(詳細は全ブログ内に掲載)。この22年間世界中を旅行。趣味はゴルフ。資格はスキー1級、宅地建物取引主任者、英検2級、サッカー4級審判員他、詳しくは氏名検索で。 連絡先はtosaki26@infoseek.jp
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