2019年06月12日
シェイクスピアと夏目漱石はやはり素晴らしい言葉を残していた
こんにちは、とっちゃんです
さて、人生に関わる名言も面白いものが多くありますのでそれから始めてみます。
さっそくですが、仕事や恋愛などで落ち込んだ時元気が出る言葉をご紹介します。
◆君が笑えば、世界は君とともに笑う。君が泣けば、君は一人きりで泣くのだ。
エラ・ウィーラー・ウィルコックス(米国の女性作家)
<とっちゃん解説>
ある意味厳しい励ましの言葉と捉えました。
簡単に言えば、「いつまでも泣いとけ!!」って感じですかね。
よく結婚式で「喜びは2倍になり、悲しみや苦しみは半分になる」というスピーチをする方がいますが、あれはそのまま信じてはいけません。
何故ならば、共通した悲しみであれば、1つのことに対して夫婦ともに悲しむわけですから、やはり増幅して2倍になります。
もし、どちらかの特定した苦しみであったとしたならば、配偶者に本当の苦しみが分かるはずがありません。
やはりひとりです。
この言葉は、泣くことになんの生産性もないよ、しかも誰も助けてはくれないよ、慰めることはできるけど・・と私には聞こえます。
笑顔は周りを明るくする、この点ではまったく異論はありません。
◆あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です
夏目漱石(小説家)
<とっちゃん解説>
これは笑ってしまいました。
ちょっと変わったところのある漱石らしい言葉です。
小説「ぼっちゃん」や「吾輩は猫である」などの代表作を読んでも視点がチョット違いますよね。
この言葉は「急(せ)いては事を仕損じる」あるいは「急がば廻れ」というニュアンスに近いのでしょうか。
物事に動じない強い精神で堂々と歩んでいけ、と解釈しました。
もっとも図々しいと言われた牛にとってはいい迷惑だと思いますが・・
しかし、それだけ繊細でかつある意味大胆な漱石の性格の片鱗が、この言葉に象徴されているように感じます。
では次に行きましょう。
◆不運ばんざい!運の女神に見放され、この世の最低の境遇に落ちたなら、あともう残るのは希望だけ、不安の種も何もない!
シェイクスピア(英国の劇作家/詩人)
<とっちゃん解説>
シェイクスピア没後400年以上も経つというのに今の時代でもキラリと光るものを感じます。
しかしこれは凄い言葉で、凡人の私には到底こんな心境にはなれそうにもありません。
最低の境遇に陥った事を悔やみ、運の女神をきっと怨むことでしょう。
開き直りも時には必要でどんな環境からでも這い上がってやる、という気概を持ち続ける事が大切だと言っているのでしょう。
スポンサーリンク
さて、本題のゴルフの名言に移ります。
これは面白いぞ
◆どうしても友達になれない人種がいる。小さなウソをつくやつと、アイアンの飛距離を自慢するやつだ
ビング・クロスビー
<とっちゃん解説>
この方は皆さんご存知ですよね。
全世界で4500万枚を超える大ヒットとなった「ホワイト・クリスマス」や「サイレント・ナイト」(きよしこの夜)が有名です。
クロスビーは他にも多くのクリスマスソングを歌っており、「クリスマスソングの王様」とも呼ばれています。
彼はゴルフ愛好者としても知られ、生前には自らの名前を冠したプロゴルフトーナメント『ビング・クロスビー・プロアマ』を創設し、自ら主催しています。
またこれは知りませんでしたが、テレビドラマ「刑事コロンボ」は当初コロンボ役はピーター・フォークではなくクロスビーを予定していたそうです。
しかも断った理由が面白いです。
その理由はゴルフができなくなるという答えだったそうです。
そして最後までゴルフに縁があったのでしょう、彼はスペインのゴルフ場でコースを回っている途中、心臓麻痺で死去しています。
ゴルフを愛した彼らしい言葉です。
この言葉の真意は、アイアンとはグリーンを狙うクラブなので飛距離ではなく方向も含めて正確性が求められるところにあります。
また小さな嘘は内容によりますが、私はむしろどんな嘘でもその中にわずかな真実をちりばめた嘘の方が怖いですね。
ハイ、では今日はここまで・・・