2019年05月06日
人生の中で融合すべき2つのこと!!
こんにちは、とっちゃんです
この連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
人生に関わる名言やゴルフに関わる名言は実に多く残されています。
今回はこれらの中から人生において融合すべき2つの言葉をご紹介してこれからの生き方の参考にしていただいたらと思います。
それぞれ一つづつでも深みがあって面白いのですが、この2つを融合して考えてみるとより味わいが深く感じられます。
一つは皆さん既にご存知の人物であり、ご存知の言葉だと思います。
相田みつを(詩人、書家 / 1924〜1991)
<とっちゃん流解説>
栃木県足利市で生まれ、そして同じ地で亡くなっています。
皆さんもよくご存じの方ですね。
書の詩人、いのちの詩人ともいわれています。
しかし、彼に対する評価は真っ二つに分かれています。
■否定派の見解
「相田作品は処世訓のようなもの」
「素直に言ってこの相田みつをと言う人の、わざと下手に書いて人に阿(おもね)るような字も、それを紙に書きつけた、人の心の底の劣等感をごまかすような文句も私は嫌いである。上手に書ける字をわざと下手に書く人には何か魂胆がある、と警戒したくなる」
結構手厳しいですね・・
■肯定派の見解
「難しい言葉を一つも語らないで、仏教の根本的な哲理のようなものを語ってしまう。そして、それを読んだ人に『なにかが残る』んですね。残る――ということは、その先の世界があるということです」
「彼の残した書の言葉は実に素晴らしく、心を打たれました。印象に残ったのは、“しあわせはいつもじぶんのこころがきめる”というフレーズと、“にんげんだもの”です。行動経済学に通じるものがあります」
行動経済学? ふーむ、それこそ難しい言葉で解説してくれていますね。
私は、最初彼の言葉を目にした時に、イメージとしては、あの裸の大将で有名な山下清を想像しました。
山下清は、サヴァン症候群という病気により、ちぎり絵という特定の分野に限って、優れた能力を発揮したと言われています。
しかし、相田みつをはそうではありません。
■こうして世に出た
確かに、長い不遇の時代があったものの、大衆ブームに乗ってあれよあれよという間に売れっ子になっていきました。
相田は結構人間臭く、わがままで、嫌いな相手とすぐケンカになったりしたそうです。
「書」と「詩」の融合を目標とし、やがて独特の書体で、短く平易な自らの言葉を書く作風を確立していったのです。
まあ、簡単に言えば、望む望まないに関わらず、自己プロデュースといえます。
それがものの見事に当たったという訳です。
作風に哀愁を織り込みひらがなで表現する、また字体など絶妙な演出だと私は思いますね。
しかし、心に響く言葉は正に彼の生き様そのものでなければ、長続きはしなかったと思いますし、素晴らしい名言や著書などを数多く残しています。
いつの世も、自分が時代より先なのか、時代の方が先なのか、という事に変わりはないのですね。
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ゴルフの名言にもこうした生き方に関わるものがあります。
先程の言葉と融合させて考えてみると実に様々な人生のヒントが浮かんできます!!
◆ハンディ30の人は、ゴルフをおろそかにする。ハンディ20の人は、家庭をおろそかにする。ハンディ10の人は、仕事をおろそかにする。ハンディ5以下の人は、すべてをおろそかにする
デビッド・ロイド・ジョージ
<とっちゃん解説>
自分に置き換えてみました。
夏と冬とでは違いますが、大体平均スコアが、85から90チョットくらいですから・・
ハンディは、13から18チョットくらいになります。
すると、まずゴルフはおろそかにしてないな・・
家庭もおろそかにしていない・・そもそも家内と一緒が圧倒的に多いし・・
仕事はもうリタイヤしたし関係ないな・・
そして私はシングルではないのですべてをおろそかにするなんてことはないな
何だ!! どれにも当てはまってないぞ!!
ということは、私は世間でいうところの最もバランスのとれた最良ゴルファーということになります。
■まとめ
何故相田みつをを最初に紹介したのか・・
それはどんな職業に就いていても独自性を失ってはならないという事が言いたかったのです。
個人事業主でも会社経営者であっても、また会社員でも専門職でもいわゆる「俺流」「私流」という個性が大切だと思ったのです。
現代は「休まず」「遅れず」「働かず」では自分の居場所はありません。
労働力不足だと言われていますが雇用の延長や外国人労働者の増加などで時代は刻一刻と変化しています。
例えば「少子化」と言われて久しいのですがでは一流大学や一流企業への門戸は広がったでしょうか?
そんなことはありません。
それは昔と変わらず優秀な人材から定員は埋まっていくからです。
また、「年功序列」「終身雇用」はもはや伝説となりつつあります。
つまり「相田式の自己プロデュースと演出」は誰にとってもますます必要なものとなっていると思えるのです。
一方、本日のゴルフの名言は「生き方そのもの」を示しています。
何かを得ようとするならば何かを犠牲にしているものという事を比喩しているものだと私は解釈しました。
これは多くの趣味やお酒やギャンブル、そして恋愛にも言える事です。
大切なのは、その「のめり込む度合い」が肝要だという事です。
人生の主役はあなたです。
決して「溺れたり逃げたり」してはなりません。
「相田式独自性」を持ちつつ「デビッド・ロイド・ジョージ式のほどよい距離感で生きる」この2つの融合と絶妙なバランス・・
おそらくこれが人生の達人となる秘訣なのではないか・・
そう私は考えます。
長い連休が明けるといつもの生活が待っています。
果たして皆さんはこの連休に何を掴んだのでしょうか?
そのうち、そのうちと言っている間に日は暮れていきます。
私も肝に銘じたい言葉です。
ハイ、今日はここまで・・・