2018年11月05日
人生は急がば回れのちょっとしたコツ!! ゴルフスイングと仕事・生き方にはこんなにも共通点があった!!
とっちゃんです。
今回は皆さんにこの言葉を贈ります。
●ゆっくり上げて、ゆっくり下ろせ●(Slow back、Srow down)
(スコットランドの諺)
この言葉を私はとても深い意味がある言葉だと思っています。
いや、むしろこの言葉の本当の意味を理解し、実践できたならあなたはもはやゴルフのみならず人生においても初心者ではなく中級者以上の仲間入りができたといっても過言ではありません。
そうです。
年齢を問わずです。
ゴルファーとは、欲の深いものです。
できるだけ遠くに飛ばしたい、カッコいいところを皆に見てもらいたい・・
そんな欲望の塊を心に抱えています。
でも、「ゆっくり」というこの言葉は遠くに飛ばしたいという事と逆行しているのではないのかという疑問を持ちます。
つまり「早く振らないと遠くになんか飛ばせない」と思ってはいませんか・・
少し、スイングのメカニズムの話になりますが、遠くに飛ばすにはコツがあるのです。
それにはまず、「早く振る」というこの常識から早く離れていくことが重要です。
これを私たちの仕事の進め方や生き方と比較しながら解説してみましょう。
そのためにはどうすればいいのか・・
■ゴルフでは
「飛ばしたい時ほど力まない」ということです。
まずは、腕の力を抜き、グリップは「おしぼりを絞らない程度」の強さが基本です。
強く握れば、手だけで打ちにいくため、ヘッドが加速しません。
そして、下半身は両足の親指で地面をしっかりと踏みしめて土台を作ります。
そうすれば、安定し、遠心力のついたヘッドの動きが生まれてきます。
■仕事の進め方や生き方としては
「大きな商談や重要な場面ほど力まない」ということです。
まずは、肩の力を抜き、深呼吸をして「血管が切れない程度」の緊張感で充分です。
焦って功を狙いに行けば、足元を見られ自分の主張だけが空回りします。
そのためには何事もしっかりとした準備と根回しが必要です。
ここで既に約80%は勝負が決まっています。
そうすれば、精神も安定し、落ち着いて対応ができます。
●次はテークバックです●
■ゴルフでは
よく飛ぱす人は、肩、腕の力が抜けて手だけのテークバックをしていません。
そして肩は十分に回り、自然と右足の内側に体重が乗ってきます。
この時、膝や腰を右に逃がしてはなりません。
ポイントとして、ヘッドの重みを感じながらテークバックをすることです。
■仕事の進め方や生き方としては
よく仕事のできる人は、まず優先順位を決めています。
つまり、押し付けられた順にむやみやたらに飛びついているわけではありません。
ここで、同時に目標とする時間配分を決めていきます。
つまり全体を見る広い視野を持つことです。
大切な事は、このようして集中力とスピード感を養う事です。
●そしてトツプからダウンスイングへ●
■ゴルフでは
十分に捻られた身体は自然と元に戻ろうとします。
切り返しの時に力を入れるとヘッドスピートが落ちてしまいますから腕が自然と落ちてくるのを待つのです。
つまり、身体が絞ったタオルのような状態になります。
この時にしっかりと左足に体重移動をしていきます。
■仕事の進め方や生き方としては
十分に訓練されたあなたの脳は、目の前の書類の山をスピード感を持ってさばいてくれます。
難問にぶつかった時でも心配ありません。
もう既にあなたは、自分で決めた時間配分の中で処理できるようになっているはずです。
ハイ、後はゴルフでも仕事でもインパクトとフォロースルーは意識しなくてもできるという事です。
●まとめ●
例えば長い竿を連想してください
力を入れて早く振ろうとしても早く振れませんね。
しかし、十分な捻りの後で左へ重心移動しながら振れば、その後でビューンと音がする位、竿の先が走っていきませんか?
この原理が飛ばすコツです。
そうですね、仕事や生き方に悩んだ時もこの遠心力を利用すればいいのです。
うーん?
ゴルフは分かるけど、仕事や生き方の遠心力ってどういう事かって?
それはこれまで解説してきたように、自分のルーティーンをハッキリと決めることです。
そうすれば、大切な場面でも緊張しなくなります。
やがてあなたは、こう呼ばれるようになります。
「大量」「正確」「迅速」に仕事も人生もこなしていける人物だと・・
後は華麗なフイニッシユが待っているだけです。
ゆっくり上げてゆっくりおろす、急がば回れの極意です
ハイ、今回はここまで・・
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posted by 戸崎史朗 at 05:26
| 社会や経済そして生きる事