2020年04月08日
緊急事態宣言の今、杉原輝雄が残した心にしみる名言に触れてみる価値あり!!
いつもご訪問ありがとうございます。
とっちゃんです。
ついに東京など7都府県を対象に「緊急事態宣言」が出されました。
しかし基本的には私たちのなすべき行動にはなんら変わりはありません。
つまり自分が感染しない、あるいは周りの人に感染させないためには何をなすべきかを常に心に刻んでおくことです。
そうは言っても一定の行動制限がかかるというのはストレスが溜まるものです。
今回はゴルフと人生は密接に結びついているという考え方からゴルフの名言とこれからの私たちの歩むべき道を考えていきましょう。
ではさっそく進めて参ります。
■皆さんは杉原輝雄(1937〜2011)というプロゴルファーをご存じですか?
関西のドンと呼ばれ、身長162センチという小柄ながら努力と工夫を重ね続け、1957年のプロ入り後、1962年の日本オープン選手権を皮切りに、2008年までに通算63勝、また日本ゴルフツアー機構発足後のレギュラーツアーでも通算28勝(永久シード選手)というまさに超一流プレイヤーです。
ついでながら優勝回数は国内男子プロとしては尾崎将司、青木功に次ぐ歴代3位という立派な成績を残しています。
晩年は「前立腺癌」と戦いながら「生涯現役」を公言しツアーに参戦していた姿に私は感動するとともに鬼気迫るものを感じていました。
長男はプロゴルファーの杉原敏一ですが、早いものでもうシニア入りしています。
それではさっそく彼の名言と人生との接点について考えてみましょう。
■一度気を抜いたゴルフをすると、それが癖となって、いざという時に悪さをしてしまうんや。
これは杉原プロのゴルフに対する真摯な姿勢を表す哲学ともいえる言葉です。
水は低きに流れるといいます。
進歩していくには相当な時間と努力が必要だといわれますが、転落するときはあっという間です。
また、ゴルフでは悪い癖がついてしまうと修正に3倍の時間を要するともいわれています。
新型コロナで世間が震えているとき、いくら注意されても平気で夜の街に繰り出したり集会に出る人は必ずいるものです。
おそらくそういう人はきっとこれまでにも同様の行動をとってきた習性つまり癖があるのではないでしょうか。
ここでいう悪さとは自分に跳ね返っている天罰を表現しています。
正に自業自得です。
私は、「良識と適度な緊張感」というバランスが大切ではないかと思っています。
■一生懸命にならな損、あきらめたらあかん。
ありきたりで何度も耳にする言葉ですが、何か関西弁だからこそジーンとくるものを感じます。
そして今の私たちに最も必要な言葉であり生きる指針そのもののような気がします。
何も汗水流すことだけを指しているのではありません。
感染が止まらない今、「家にいるだけで助かっている命」が数多くあるはずです。
これも立派な一生懸命です。
一生懸命に注意する、そして注意しすぎることは決してありません。
大切なことは「正しく怖がる」ことだと何かで聞きました。
■まとめ
今回初めて杉原プロの言葉に触れてみてその凄さに体がしびれました。
閉塞感が漂う今、私が一番恐れるのはモラルの低下です。
新型コロナは無症状であったとしても知らないうちに人に感染させるといわれています。
無意識のうちに人を傷つけてしまう私たち人間の怖さとどこか共通したものを感じます。
今回も私は感じています。
人が普通に暮らすことがいかに難しいことかと・・
ところで杉原輝雄はもうひとつ素晴らしい言葉を残しています。
この言葉を最後に皆さんにご紹介します。
■勝ったんじゃなく、勝てたんや。
うむ・・
一日も早くこう言ってみたいものですね。
世界人類の英知は無限であり何事にも屈しない力をもっていると信じています。
こうして見てくると、人は人生で数多くの言葉に出会い、そしてその言葉はいつまでも心の中に生き続けているものだとつくづく感じます。
彼が残した言葉の中で、もし私が一言付け加えるとするならばこうなるのでしょうか・・
「あきらめたらあかん、でもな物事なめてもあかんで・・」
情報を正しく理解し、自分を律することがこれからますます求められています。
今日も自宅で巣ごもりながらコロナ騒動で多くのことを学んでいます。
ハイ、今日はここまでです!!
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posted by 戸崎史朗 at 09:55
| 社会や経済そして生きる事