2020年02月28日
もう大丈夫!! 恥をかかずに済む、シャンパンとスパークリングワインの違いはこれだ!!
いつも有難うございます。
とっちゃんです。
今日は、前回に続き知っておきたいワインの基本についてお送りします。
さっそく本題に入っていきますね。
■まずは色による分類
スタンダードなシャンパンは、通常、黒葡萄:白葡萄=7:3の割合で造られます。
しかし、これらのブレンド方法と製造方法の違いで複雑な香味を醸し出すと共に以下のように、白からロゼまで仕上がり方が変わります。
Blanc de Blancs
ブラン・ド・ブラン 白葡萄であるシャルドネだけから造られたもの。
Blanc de Noir
ブラン・ド・ノワール 黒葡萄であるピノ・ノワールとピノ・ムニエだけで造られたもの。
Rose
ロゼ 通常のロゼは醸造段階で黒葡萄の果皮を漬け込んで造ることを義務づけられていますがシャンパンだけは、出来あがった白ワインに赤ワインをブレンドしてロゼにすることが認められています。
皆さんもシャルドネやピノ・ノワールあるいはロゼという言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
■次にグレードによる分類
シャンパンはまた、グレードにより、「ノン・ビンテージ・シャンパン」「ビンテー ジ・シャンパン」、「プレステージュ・シャンパン」の
3通りに分類されます。
NV(Non Vintage)
ノン・ビンテージ
様々な畑やビンテージの葡萄をブレンドして醸造されたものでシャンパンの全生産量の80%を占めています。
Vintage
ビンテージ
葡萄の出来が良い年に収穫された葡萄だけを使って醸造されたものでノン・ビンテージの上に位置されています。
何か商品でも「これはビンテージものだ」といった言葉を聞いたことはありませんか?
Prestige
プレステージ
ビンテージ・シャンパンの中でも極上の葡萄だけで醸造されたものでシャンパーニュ・ハウス各社の最高級品に位置されています。
実は、プレステージというゴルフ場がありますがここから取ったのでしょうか、値段がやけに高い理由がやっと判明しました!!
ハイ、おおまかこんなところを知っていれば彼女、彼氏とのデートでも恥をかかずになんとかなります。
しかし、せっかくですからもう少し突っ込んでみましょうか。
■皆さんは、シャンパンとスパークリングワインの違い知ってますか?
一般的に定義されていることといえば、シャンパンはある条件を満たさなければシャンパンと名乗ることはできません。
まずはシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインであることです。
そして、特定の品種を用いて、シャンパーニュ製法と呼ばれる伝統的な製法で造られ、アルコール度数11%以上のスパークリングワインがシャンパンと名乗る事ができます。
これは「ワインの法律に規定された条件」だそうです。
(実は私もこの法律は知りませんでした)
また、シャンパンはラベルに必ず「Champagne」と表記しなければいけないので、ラベルを見れば「シャンパン」か「スパークリングワイン」かが分かります。
これは大変分かり易いので、ワインが運ばれてきたらジーッと見てくださいね。
よくスパークリングワインのラベルに「BRUT(ブリュット)」という表記を見ると思いますが、これは「辛口」という意味なのでシャンパンとスパークリングワインの見極めにはなりません。
このBRUTというのは前回の記事にも出てきましたね。
■では、スパークリングワインとは何かを整理してみます
簡単に言えば、スパークリングワインとは「発泡性ワインの総称」です。
つまり、シャンパンは「スパークリングワイン」のうちのひとつのカテゴリーということですね。
スパークリングワインは各国で様々なスタイルがあり、色んな呼称で呼ばれています。
以下に、シャンパンと同じ製法を用いている代表的なスパークリングワインを3つご紹介します
●クレマン
クレマンはフランスのシャンパーニュ以外の地域で、シャンパンと同様のシャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)で造られたスパークリングワインです。
クレマンは、上質なスパークリングワインでありながら、ブランド物のシャンパンよりも手頃な価格である場合がほとんどです。
これがそのクレマンです。
(出典:www.izumitrading.co.jp)
●カヴァ
カヴァはスペインのカタルーニャ地方で造られるシャンパーニュ方式のスパークリングワインです。
また、シャルドネとピノ・ノワールも認められています。
シャンパンであれば5000円以上はするところ、カヴァは1000円代で楽しめるためコストパフォーマンスが高いスパークリングワインとして非常に人気があります。
安いので、私はもっぱらこれが多いですね・・
●フランチャコルタ
フランチャコルタは、イタリアのフランチャコルタ地方で造られるシャンパーニュ方式のスパークリングワインです。
ピノ・ビアンコ、シャルドネ、ピノ・ネーロが主要品種です。
そうですね、私も何かの記念日に飲んだりします。
イタリアが誇るスパークリングでもあり、カヴァと比較すると価格もそれなりにするものが多いようです。
■まとめ
さてここまでいかがでしたか?
シャンパンとスパークリングワインの違いが分かったでしょうか?
もう一度整理してみるとこうなります。
●シャンパンとは
@フランスのシャンパーニュ地方で生産されるということ。
A特定の地域、品種(黒ぶどうのピノ・ノワール、ピノ・ムニエ白ぶどうのシャルドネ)のブドウだけを使ったもの。
B特定の製法(Methode Champenoise瓶内での酵母の二次発酵)を用いたもの。
ほとんどの方は@以外は余りご存知ではないようです。
で代表的なシャンパンはというといくつかありますがひとつだけご紹介しておきます。
モエ・エ・シャンドン アンペリアル
(出典:liquor.b-smile.jp)
では●スパークリングワインとは何だったか覚えていますか?
ではこれも整理してみましょう。
@発泡性ワインの総称で、二酸化炭素による泡を特徴とし含まれる二酸化炭素の量(泡の量)に応じて弱発泡性ワインと強発泡性ワイン(通常の発泡性ワイン)に分けられます。
A人工的に炭酸ガスを封じ込めたもの。
Bタンクで密閉発酵した後に、ガスが抜けないように濾過機をとおして瓶詰めしたものと纒められます。
ハイ、お疲れさんでした・・
私もソムリエの資格を持つ長男の嫁ほど詳しくないので恥をかかないように徹底的にいろいろと調べ上げました。
私も皆さんと一緒に未だに勉強中というところです。
ところで皆さん私と一杯、やっていきませんか?
(出典;lifeis1ce.exblog.jp)
部屋を暖かくして美味しいワインと楽しい会話で過ごしましょう!!
一度きりの人生です、大いに楽しもうじゃありませんか・・
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タグ:シャンパン スパークリングワイン
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posted by 戸崎史朗 at 14:19
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