2017年11月23日
藤井四段史上最速50勝の快挙達成!! その実力の根底は幼児期の教育にあった!!
とっちゃんです!!
以前にも別のブログで藤井四段については取り上げていました。
この記事です。
明日は将棋の日!!あの藤井聡太四段のその後を追ってみた!!
そして間髪置かずに、やってくれました藤井聡太四段、通算50勝を達成です!!
プロ入り後、最も速い50勝の達成だということです
快挙ですね、本当におめでとう!!
以下はNHK NEWS WEBからの要約引用です。
去年10月に史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となったあと、ことし7月の対局で敗れるまで公式戦で29連勝し、将棋の最多連勝記録を30年ぶりに更新しました。
9月14日の対局以降は10連勝中で、プロ入り後の公式戦の通算成績を49勝6敗としていました。
その藤井四段は21日、大阪の関西将棋会館で「王座戦」の一次予選トーナメントで平藤眞吾七段と対局しました。
史上最年少の14歳2か月でプロ入りし、1年1か月余りたった21日までに公式戦で6回しか負けることなく、通算50勝を達成しました。
これまでに藤井四段と同じように中学生でプロ入りを決めたのは、羽生善治棋聖、渡辺明二冠、ことし現役を引退した加藤一二三九段、谷川浩司九段の4人の有名棋士です。
この4人が50勝を達成した時の負け数は、羽生棋聖が16、渡辺二冠が30、加藤九段が17、谷川九段が26となっていて、6回しか負けていない藤井四段は89%という極めて高い勝率を誇っています。
また、50勝達成までにかかった期間は、羽生棋聖が1年3か月余り、渡辺二冠が2年余り、加藤九段が2年1か月余り、谷川九段が2年3か月余りなのに対し、藤井四段は1年1か月余りしかかかっておらず、デビューから順調に勝ち星を積み重ねていることがわかります。
(ここまで)
つまり羽生善治棋聖の記録を2ヶ月も更新したということになります。
なるほど、この高い勝率は見事です・・正に逸材です。
しかし、彼は将棋だけではありません。
現在、名古屋大学教育学部付属中3年生で陸上が得意、50m走自己ベストは6秒8。
凄いですね、私の25mと大差ありません( ;∀;)
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ところで、皆さん、何故藤井四段はここまでの能力や集中力を備えることができたのか知りたいと思いませんか?
さてここからが、教育パパやママに是非とも注目してもらいたいところです。
結論は彼の幼児期の教育にあったと言われています。
「モンテッソーリメソッド」ってご存知ですか?
あっ、聞いたことはあります?
では簡単に説明しますね。
■モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリメソッドは、教育者マリア・モンテッソーリ(イタリア初の女性医師)によって「子どもの観察」から考案された教育法です。
精神病院に勤務していた彼女は、知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を確認した後、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子供の家」において、その教育法を完成させました。
もともとは、優秀な子供を育成するという趣旨ではなかったのですね。
既に100年以上の歴史をもち、世界各地で盛んに実践され、その効果が実証されています。
モンテッソーリ教育は、日本では「幼児教育」として有名ですが、決して「幼児教育」だけではありません。(人として完成するのは24歳頃とされていて4段階に区分されている。)
藤井聡太四段も受けていたと言われるこのモンテッソーリ教育の目的は、それぞれ発達段階にある子供を援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる」ことだそうです。
このモンテッソーリ教育の特徴や目的については、結構細かいので次回に詳しく解説します。
では最後に、この教育を受けた有名人をご紹介しておきますね。
■Google 創業者 ラリー・ページ、 セルゲイ・ブリン
■amazon 創業者 ジェフ・ベゾス
■ピーター・ドラッカー(マネジメントの父と呼ばれた経営学者)
■Facebook 創業者 マーク・ザッカーバーグ
■ウィキペディア 創始者 ジミー・ウェールズ
■アカデミー賞俳優 ジョージ・クルーニー
■マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ
■ゲームソフト シムシティ開発者 ウィル・ライト
■英国王室 ウィリアム王子、ヘンリー王子
■「アンネの日記」のアンネ・フランク
■世界的チェロリスト ヨーヨー・マ
■政治家:バラク・オバマ、ビル・クリントン、ヒラリー・クリントン
■歌手:テイラー・スウィフト、ビヨンセ・ジゼル・ノウルズ
などなど世界のトップクラスばかりですが、きりがありません・・
しかし、残念ながら日本人はいませんね。
何故なら日本ではモンテッソーリ教育は、幼児教育として普及しています。
「子どもの家」だけでなく、独自にモンテッソーリのメソッドを取り入れている幼稚園や保育園もあります。
ところが、小学生からのモンテッソーリ学校教育は文科省が認可していないからです。
日本の教育制度は完全に受験や暗記のための授業ですよね。
皆が同じように教育され教科書を暗記し、テストで良い点を取ったものが優等生というものです。
やはり、これでは独創性や個性を育んでいく人材は育ちません。
教育制度の抜本的な見直しが必要なのではないでしょうか・・
藤井聡太四段のこれからの活躍に大いに期待したいと思います!!
ハイ、今日はここまでです!!
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posted by 戸崎史朗 at 15:03
| 社会や経済そして生きる事