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2016年06月30日

今シーズンのオロモウツ(六月廿七日)


 サッカーのユーロのチェコ代表について記す前に、オロモウツのスポーツチームの成績について簡単にまとめておく。こんなの日本語で書く人ないだろうし。

 以前、落ちそうだという話を書いたサッカーのシグマ・オロモウツは、先月半ばに行われた最終戦でテプリツェに大勝したものの、一つ上にいたプシーブラムがヤブロネツと引き分けたため、一年でまた二部へと転落してしまった。勝ち試合で無駄に大量点を取ってしまうのは、降格するチームにはよくあることかもしれない。
 二部にいたBチームも、Aチームの成績が上がらないのに合わせて低空飛行で最下位、結局一緒に降格することになった。Aチームが降格する以上、同じカテゴリーにBチームが参戦することは許されないだろうから、どんな成績でも降格することにはなっただろうけれども、残念な成績であったことには変わりない。
 二度目の降格が決定した結果、監督は交代しないようだが、一度目の降格の際には残ってくれた主力選手の多くが移籍することになりそうだ。数年前は代表に呼ばれるんじゃないかと期待していたナブラーティルとU21代表シェフチークのリベレツ移籍が決まったし、元得点王オルドシュは、ドイツの四部リーグのチームと交渉をしているらしい。何とかまた一年で一部に復帰してほしいと思うのだが、難しいかなあ。
 以前は、オロモウツの駅の裏側の地区ホリツェのチームが二部にいて、上位争いをしていたこともあるので、もしかしたらオロモウツのチームが二つ一部に参戦するというプラハ以外ではありえないことも起こるかもしれないと期待していたのだけど、ホリツェのチームが資金難か何かで成績を落として、二部からも姿を消して数年になる。

 アイスホッケーのHCオロモウツのほうは五位でプレーオフに進出したが、プレーオフの初戦準々決勝でプルゼニュに一勝しかできずに敗退してしまった。そのプルゼニュは準決勝でスパルタに負けてしまったのが残念。オロモウツは最終的な順位としては五位という扱いになるのかな。
 サッカーのシグマとは違って、オーナーがどうなるか以外は特に問題は抱えていないので、一部リーグに定着して、アイスホッケーチームのある町としてのオロモウツ復活と考えてもよさそうだ。アイスホッケーは試合を見に行っても、小さな黒いパックが見えなくてわけが分からなくなるに決まっているので、応援しに行ったことはないけど、いつかは優勝してほしいものだ。アイスホッケーはサッカーと比べるとシーズンごとの上下の浮き沈みが激しいので、不可能ではないと思うんだよなあ。

 ハンドボールは、男子のチームはオロモウツではなく、近くのビールの町リトベルにタトラン・リトベルというチームがある。一部リーグに昇格して二年目で、まだ上位のチームには差を付けられているが、今シーズンは上位のチームとも結構いい試合をしていたので、来年以降が楽しみである。昨シーズンは十一位決定戦で勝って、何とか残留を決めたのに対して、今シーズンはリーグ戦は十一位に終わったのに、順位決定戦で、優勢だと思われていたコプシブニツェとブルノを次々と破って九位に進出したのは見事だった。
 ちょっと心配なのは、来年九月開始のシーズンからチェコとスロバキアが共同でインテルリーガというリーグ戦を始めると言っていることだ。男子でも十年以上前に一時期実施されたことがあるし、女子のリーグでは今でも行われているのだが、チーム数は両国合わせて14とか16で行われていたはずだ。そうすると、チェコ側のチーム数が現在の一部リーグの12から減らされるのは必然で、リトベルはインテルリーガではなく、二部リーグに回されることになりそうだ。ハンドボールの二部の試合がテレビで放送されるなんてことはあり得ないから、今年の九月からのシーズンでリトベルの試合が一試合でも放送されることを祈ろう。ハンドボールリーグの上位の安定ぶりを考えると、リトベルが来シーズン上位八位以内に割って入るのは至難の業だろうし。

 もう一つ、オロモウツ地方のハンドボールチームとしては、フラニツェのセメント・フラニツェがある。ベテランを中心としたチーム編成で、リーグ戦の終盤は疲れのせいで勝てそうな相手に負けることもあったが、日程に余裕のあったプレイオフでは、本領を発揮して三位の座を獲得した。ここから上に上がるのは、ベテランが多いことを考えると難しいだろう。いつかはオロモウツ地方から優勝チームが出てほしいのだけど。

 女子のハンドボールでは、オロモウツのゾラ・オロモウツが、長らくチェコのトップチームの一つであり続け、毎年スラビア・プラハやズリーンなんかと優勝争いをしていたのだが、近年モストとオストラバのポルバの台頭を受けて、成績が下降気味である。
 今シーズンもインテルリーガ全体で八位、チェコ側では五位の成績に終わってしまった。一つ上のズリーンと、上位四チームを対象としたチェコ側のプレイオフ進出をめぐって熾烈な争いをしていたようだが、結局勝ち点一の差で、残留をめぐる争い、いわゆるプレイアウト参戦を余儀なくされた。そこでは、安定し戦いぶりでピーセクとベセリーに連勝して、五位を確定させたけれども、かつての強かった時代を知っている者としては、寂しさを隠し切れない。オロモウツに一部チームの存在しない男子よりはましなんだけど……。

 他にもバレーやバスケットなどで、オロモウツのチームがチェコの一部リーグで活躍しているようだが、いかんせん、自分のやったことのないマイナースポーツの結果を追いかけるほどのマニアではないので、オロモウツのチームがどんな成績を残したのかは把握できていない。ただ、バレー、バスケットでは、オロモウツよりも近くのプロスチェヨフのチームのほうが成績がいいということだけは言える。
 自分がやったことのあるスポーツと言えば、ラグビーなのだけど、オロモウツのラグビーチームは、残念ながらチェコ国内の二部リーグに埋没してしまっている。一部に上がったら試合を見に行こうと、ここ何年も考え続けているのだけど、いまだに実現していない。
6月28日18時。


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