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2012年03月22日

アマゾンジャングル走破記(17)

この辺はそれほど物語が起こりそうな所がなく、平凡な所である。
そろそろ太陽が西に傾き、長い影を落とし始めているが、プエルトオルデスらしき景色は一向に見えてこない。
走行距離を確認してみるとまだ残りが150kmくらいある。其れはまだ見えるはずがないのである。
だんだん暗くなる景色の中をひたすら走る、走る、交通量は其れほど多くはないが、大きなトレーラーが結構多いのには驚かされた。

ちょっと遅い昼飯だったが、やはり日が落ちてくると腹も減ってくる。そんなわけでまた食事のできる所を探す事にしたが、初めての所、しかも周りは暗い闇の中、とりあえずこの本線を走りながら出会った所で食べようという事になった。
まもなくちょっとした町があり、道路脇に大きなトレーラーが何台か止まっている光景に出くわした。よく見ると道路脇の店(この辺でもよく見られるようなランショのようなもの)の前で太ったおばさんが、ドラム缶を縦割りにしたコンロ(?)の上で何か焼いている。車を止めてみてみると炭火で豚肉の骨付き肉を豪快に焼いていたのである。
それにしても一つの切り身のなんと大きな事か!
おばちゃん曰く”うまいよ”と言う。其の言葉に釣られて一枚づつやいてもらう事にした。
豚肉などここにいるとなかなか食べられないが、あの大きな骨付きを炭火で焼いて頬張れると言うのは贅沢な食べ方である。
ここでもセルベッサは缶入りのポラールのみ、でもやっぱり飲んでしまう。
結局今日の夕食はランショの店前で食べた炭火焼の骨付き豚肉だけであった。

この町を過ぎて暫く間小高い丘陵地が続く、くらいや身の中をどれくらい走ったか見当がつかないが正面にきれいに光り輝く町並みが出現し、迫ってきた。どうやら目指すプエルトオルデスの町についたようである。しかし明かりが見え始めてどんどん広がっていくがなかなか町並みの中に入ってこない。
更に光が強くなってきた様な気がしてよくみると大きな川に町並みが映し出されていた。この川があのオリノコ川なのである。
このプエルトオルデスはオリノコ川の途中につくられたヴェネズエラ有数の都市で国際空港や港湾をもち産業も発達していると聞く。
条件的には此処マナウスに似た所である。
posted by takaro at 23:15| Comment(0) | 小さな旅
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