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2012年03月19日

アマゾンジャングル走破記(16)

それにしても2日目にしてやっと飲めるビールだというのに、目の前におかれたのはそんな思い出深いポラール、一瞬口を出たのが”他のビールありませんか?”の質問だった。
そしてもっとがっくりきたのは、”ありません”の一言だった。聴いてみればヴェネズエラにはこれ以外の名目のビールはおいていないとか,何という国だと腹立たしく思いながらも、根が嫌いでない性分が出てきて、ビールと名がつけばなんでもいいと結局は流し込んでしまったのであるが。

ところでメーンの注文を未だしていない。いろいろ聴いてみるとやきめし風のものがあるという事でうまそうな気がしたし、其れなりに腹も減っていたので其れを注文する事にした。
確か名前は”バレジャ”といったような気がするが、海鮮物が入ってとてもうまいとガルソンは薦めててくれたのであるが、目の前に来るまでは落ち着かない。
まずいはずのセルべッサでもそこそこ飲めてしまうから不思議である。

待つ事暫く、はたして皿に盛られたバレジャが出てきた。実際には焼き飯とは作り方も感触もちがっていたが、食べてみると此れがうまい、海鮮物もふんだんに使われていて量も結構ありおすすめである。

本音を言えばもっと早くに食事をしたかったのだが、何故かここヴェネズエラもブラジルのジャングルの中を走っているのと同じようなもので、町と町の間はただの道路と広大な畑が続くのだが途中にレストランやドライブインのようなものがまったくないのである。従って一度町を通り過ぎてしまうと次の町に行くまで食事のできるような所がない、通り過ぎて気がついた時に戻ればもう少し早く食事にありつけたのかも知らないが、その時はただひたすらに前に行く事だけしか考えられなかったのである。

それにしても此れが日本ならうるさいくらいにやれファミリーレストランだのコンビニストアーだのとなんでも手に入る条件が揃っているから、こんなひもじい思いをするような事もなく、こんな環境におかれた事で日本のありがたみが実感できた日でもあった。
そういえば自動販売機もまったくみあたらないなーーー!!

さてそうこうしながら次の目的地へと再び車を走らせた。次の目的地は今夜の宿泊地”プエルトオルデス”まだここから400kmも先である。
ガソリンスタンドも途中にはほとんど見当たらない、町と町の間の畑や草原を見ながらただひたすら走る。道はそれほど広くはないが、割りとまっすぐで整備されているから走りやすい道である。
posted by takaro at 10:16| Comment(0) | 小さな旅
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