うつ病になり40歳で失業した男。

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最近は死にたいと考える事が無くなった

50歳に近づくにつれて

先が見えたというか

自然にまかせればそのうち死ぬ年齢だ

人生100年時代なんていうが

私のように生きてきた人間は

おそらく100歳までは生きられないだろう

60〜70まで生きられれば良い方だろうなと思う

今日は朝から気分が悪く

退職します。

と、伝えた

私は本当に困った職員だと思う

これで2回目かな

ただ、今回は本気で

退職願いも書いた

前回は最終的に引き止められたので

その予防として

本気度を見せる為に書いた

結果は

また1人私の代わりに退職する事になった

なんだか私は自分がとても悪い人間なのではないかと思う

特に理由も話していないのに

私が辞めたい理由もお見通しだったようだ

理事長室に呼ばれて

幹部たちに囲まれて

辞める必要はない

と、入室するなり理事長に言われた

そして、今後の事を色々と聞かされた

ただ私も精神的に辛いから

辞めたいと話したが

無駄な抵抗だったようだ

私は辞めたいと言わない方が良いのかなと思う

私が辞めたいと言うと誰かが退職する事になる

罪悪感に苛まれる

原因は取り除かれて

働きやすくはなるが

後味は悪い

私がスッパリと退職した方が

私自身にとってはスッキリする

私が病気だからそう思うのか

現実なのか妄想なのか

よくわからなくなってきた

今までの人生で酷いことばかりだったので

よく理解できない

50近い人間になんの魅力があるのか

誰かを辞めさせるための口実として

私が雇われているのか

わからない

とりあえずはまた明日から

いつものように働く

これが現実だと良いな