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映画資料展「生誕100年 映画監督・成瀬巳喜男」

邦画はあまり観ないため、成瀬巳喜男氏の作品も失礼ながらほとんど知らず…。ご高名な事のみ承っておりますといったところだ(迂愚で申し訳ありません)。
今回、世田谷文学館で行われた「生誕100年 映画監督・成瀬巳喜男」は映画資料展なので、映画を撮ることに関して興味を持っている私にとっては興味津々な展示だった。
撮影台本やセットの図面、脚本、セットの再現などなど映画製作の様々な資料を目の前にし、心躍った。
映画製作の大変さが伝わってくる一方でその魅力も全身に染み渡ってくる。
ああ、何て素晴らしいんだろう…。
なかでも私の目に留まったのは映画のポスター。
当時はポスターは手描き。現在のように写真を加工してテキストを入れて…という作業とはまったく違う。文字もすべて手で描く。しかし、ひとつひとつのポスターに味があり、今のようなデジタル感たっぷりの勢いはないけれど、人物の精彩さや位置関係(配置?)、文字の感じ、全体の統一感、これらすべてをひっくるめて、とにかくデザイン性が非常に高い。アナログの凄味だ。
デジタルによるポスターが横行するなかで、アナログ感たっぷりのポスターを製作したら、もっと人の心を掴む作品が出来るのでは、なんて思ってしまう。
【成瀬巳喜男のこと】
1905年(明治38年)東京生まれ。
昭和5年『チャンバラ夫婦』で監督デビュー。
主な作品『めし』、『おかあさん』、『稲妻』、『夫婦』、『妻』、『あにいもうと』、『山の音』、『晩菊』、『浮雲』
最後の作品『乱れ雲』、生涯に89本の映画を製作する。
1969年(昭和44年)7月2日没。

〒157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10

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