癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

週に1度の出勤
入院3か月　+　退院後の体力回復期間　＝　約5か月間休業していた母。
市内某中小企業の食堂の掃除が主なパートのお仕事です。

5か月の休業と、肺がん治療中という深手を負った母を
温かく迎えてくれた上に、体の調子や気分の良い時だけでも
いつでも、これそうなときに来てくれていいですよ・・・と、

なんて温かい会社なのだろう・・・。
そんなお言葉に甘えさせていただきながら
週に1度くらいのペースで出勤させてもらっている母です。
勤務時間も、以前は4時間から5時間勤務でしたが、

復帰後は無理をせず、2時間少々の勤務時間にさせてもらっています。
ここまで融通（ゆうづう）が効くのかと驚きですが、
母の人徳（じんとく）もあるのだろうと推測（すいそく）します。


予想以上に階段の昇降が大変
会社の食堂は、実は3階にあります。
これが大変なんだそうです。


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病院に入院中の時は、何階だろうとエレベーターがありました。
しかし、母の会社はエレベーターはありません。
3階建の事務所の3階（最上階）に食堂があり、
出勤すると、まず3階まで昇る必要があるのです。

この昇り降りの動作が、以前よりもさらにきつくなっていると
実感しているようで、「会社に行けばリハビリになる」なんて
言っていたけど、体が慣れてくれるのかが心配な様子でした。

会話が楽しくて楽しくて
とにかく会話が楽しいらしい。
週に1度しか行かないから！？
合う人合う人みんなが新鮮に感じる！
今日は〇〇さんと30分もしゃべっちゃったぁ・・。
なんて日もあります。

母の人柄に、みんなが寄ってきてくれるのは
息子としてもうれしく思います。

体力的なリハビリと、心のリハビリが同時に出来て、
自給も貰えてしまうなんて・・・冷静に考えると
ちょっとオイシイかも！？なんて思ったりします。


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