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2015年10月27日

母の病気で強まった家族のつながり

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病気が教えてくれること
病気をすると気が付くことがたくさんあるといいます。
病気の人は、普通がどんなに素晴らしいことかを思い知らされるそうです。
歩けること、物が持てること、目が見えること、耳が聞こえること、
喋れること、好きなものを美味しく食べられること、胸いっぱいに空気が吸えること、
一人で入浴できること・・・普通に日常を生きていること・・・

病気で入院を経験した人の殆どの人が病院食の薄味に悩まされています。
病気になって初めて知る食の自由のすばらしさ。
健康な人は病人に対して同情やいたわりの感情を抱いてくれますが、
病人の気持ちを理解するには限界があると思います。
病気になった人にしかわからないこともあるのです。

病気にから得るものはとてつもなく大きいのだと思います。
健康であることが一番であると思いますが、
病気から多くのことを学ぶことができます。


家族
親の想い
親は常に子供たちをはじめとする、残されるであろう家族のことを
常に優先的に考えてしまう癖があります。

自分の病気が重いことを知らされた時、家族に何と言えばよいのだろうか・・・と。
自分が入院したら、夫の介護は誰が・・・。
着替えは?洗濯物は?治療費は?保険の手続きは?みんなに迷惑が掛かってしまう・・・。

余命わずか、お墓もないし、お金もない・・・
このままでは夫より先に他界してしまう、孫娘の花嫁衣装は見れそうにない。
孫息子の晴れ姿も・・・成人式は7年後・・・。


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子の想い
母が病気で倒れて、改めて知る母の大変さ。
その大変さの99%以上が父の介護であった。

父は1級障害者で要介護度5・・・半身麻痺で歩行は出来ないどころか
起き上がることも寝ることも出来ない。
唯一出来るのは、箸を持って用意された食事を口に運ぶこと。
歯磨き、入れ歯の手入れ、下の世話、全てを一人でやってきた母。

やってきたよ言うよりは、母にまかせっきりであった。
10年前に2世帯住宅を購入し、7年前から同居を始めたが
結局、父の介護の殆どを任せてしまった。

介護者には、介護者ケアが必要なのであることもこの時痛感した。
姉と兄が母に会いに来る回数は激増した。
反応としては極端ではあるが、家族として顔を合わせる機会が増えたことは
理由はどうであれ、家族にとってもうれしいことである。

正月にしか揃うことのないメンバーが、日替わりで訪問してくる。
子と親の絆を感じる。
父はというと、母の退院に合わせて老人介護施設に入所
することに決定したのですが、毎週のように自宅へ連れて来ては、
母と楽しい時間を過ごしてもらっています。

家族だから出来ること、家族だから分かり合えること、
今まで分かり合えなかったことでさえ、母の病気をきっかけに・・・
なんてこともあります。

母の病気が、たくさんのことを教えてくれた。
それは今も、これからも、ずっと・・・。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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