2015年08月12日
ステージWの肺がん治療で腫瘍に変化あり。母の病名は抗がん剤の治療効果が期待できないと言われている「非小細胞肺がん」ですが、効果はあります。
非小細胞肺がんの母
2014年末に勤務先で倒れてそのまま入院した母は、
搬送先の病院で2015年を迎え、年明け早々に精密検査のために
某大学病院へと転院しました。
母が倒れた直接の原因は頭部の腫瘍から出血したことによる
意識障害で、母は当時のことをほとんど覚えていない。
入院当日に意識は戻ったのですが、入院して4〜5日はテンションが
とても高く、病院関係者はもとより、同部屋の患者さんにも迷惑を
掛けていました。
間もなくその異常ともいえるハイテンションの原因は左前頭葉にある
母の「脳内の腫瘍」の周辺が腫れあがていて(脳浮腫)、主に感情の
コントロールに異常をきたすということがわかりました。
1週間もすると落ち着きを取り戻したのですが、この間幻覚や幻聴などの
症状もありました。
原巣は肺腫瘍で、ステージW
母の脳腫瘍は肺から転移したものでした。
結局、脳転移が確認された時点でステージWは確定ということでした。
肺腫瘍の大きさこそ大きなものは少なく、全般に細かいゴミのように
散りばめられた腫瘍が、肺全体に広がっていました。
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腫瘍が消えた!?
3クール目から4クール目にかけての検査では、
母の肺腫瘍が減ってきているのがはっきりと確認できました。
これには、担当医師も驚いていました。
ハッキリと消えてなくなった腫瘍、うっすらと消えかけている腫瘍
小さくなった腫瘍、いまだ肺全体には腫瘍がありますが、その多くに
変化をもたらしていることが、驚きであり、うれしくもありました。
非小細胞肺がんに効果のあった薬
アリムタ+カルボプラチン療法が
母にちょっとした奇跡をもたらしてくれました。
治療予定回数の6回を終えたため、この療法は終わりましたが、
投薬制限があるのは「カルボプラチン」だけで、
比較的新しい「アリムタ」は何回でも投薬出来る優れもの。
まだまだこれから!
母の「肺がん治療」は終わらない。
ステージWでも普通に生活
ステージWの肺がんを患っている母ですが、
身の回りのことは自分でできます。
炊事、洗濯、入浴・・・しっかりとできています。
ステージWの非小細胞肺がんと診断されてから7か月が過ぎました。
肺がんの症状と見られる「乾いた咳」も減ってきました。
奇跡がこのまま続き、奇跡が日常化してくれると信じています。
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