2016年12月18日
自宅で法要・・・染みついたお香で蘇る記憶
自宅で一周忌の法要
滞りなく終えた。
自宅に住職を招き入れ、
仏壇前でお経が始まった・・・。
一年前、この現実を予想することは出来なかった。
だって・・・そこには母が居たのだから・・・。
普段はお線香を一度に一本しか焚かない。
しかし、お線香に加えてお焼香もある。
部屋中が煙だらけになり、霧がかっていた。
法要中、こうなることを予想してキッチンの換気扇は
常にONにしておいたが、全く効き目はなかった。
部屋中に響き渡るお経が母に届いたかはわからない。
しかし、それしかできないし、してあげられない。
法要は、故人の為でもあり、遺族の為でもある。
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染みついたお香の香り
部屋に染みついたお香の香りは
独特の香りで、懐かしい香りだった。
自宅の仏壇で使用しているお線香は、
お寺で使用している類のものとは少し違う。
今の時代、お線香の香りが楽しめる時代になった。
桜の香り、森林の香り、フローラル、白梅・・・
書き出したらきりがない。
本来のお線香の香りを忘れてしまっていたのかもしれない。
法要中もそうだったが、法要を終えた後の部屋の残り香は
母が他界して間もない頃の記憶が蘇る。
納骨を迎えて、仏壇に位牌を入れるまでは
葬儀屋さんが用意してくれたお線香を焚いていた。
その時のお香の香りに近い残り香が
今は部屋に染みついている。
法要が終わって、換気はしたが、壁紙やカーテンに染みついた
お香の香りは、簡単には取れない。
だからと言って、ファブリーズなどで処理する気もない。
今はこの香りを感じていたい・・・。
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