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2019年07月10日

定期試験の別室受験

今回の定期試験では、また別室受験が始まった。
もともと、体調不良者への保健室受験は可能だった。
だが、「教室に入れない、入りたくない」、という生徒のために、数年前に別室受験を行っていた。
ところが、その人数がどんどん増え、ついに別室受験会場として使っていた技術室がいっぱいになってしまうほどの状態になったのだ。
この姿はあまりおかしく、異常であることを、ようやく気づいた当時の校長が、英断を下し、別室受験を廃止した。
その後、別室受験がない状態できたが、ここにきて、再び復活。

新しい校長は、「せっかく保護者様から学費を頂いてお預けいただいているのだから、学校としてできることは、個別指導であろうと、何でもしたい」、との意向で、今回再度始まってしまった訳だ。

別室受験会場は、保健室を含めて時に三カ所になる。
「誰か他の人がいたら無理です。」
という生徒の対応に、一教室と監督教員をあてがう。
「教室には入れない、不登校傾向の生徒も別の教室で受ける。

何としても定期試験を受けさせようという、涙ぐましい学校側の配慮でもある。
診断書なく、試験を受けなかったら、基本的には0点となる。
こんな科目がいくつもあったら、進級は難しくなる。
私立学校で進級できないということは、転校を勧めるか、退学を想定することになるのだ。

たとえ転校しても、新しい学校側は、「○○学校は何やってるんだよ…」、と不快な思いをするはず。成績不良であっても、本人と保護者の強い意志とやる気が感じられたら、これまた特別対応で、進級させたりもする。当然、卒業だってさせる。

教育界は、いつしかこうした世の中になってしまったようだ。

今朝も、不登校生徒を学年主任が迎えに行き、半ばおんぶするような感じで、学校に連れてきた。
おそらく彼女はかまって欲しいのだ。
だが、いざ試験を受ければ、名前を書くだけで白紙で提出する。

出席人数はカウントされるが、試験が0点なら、成績面で厳しくなる。

「だって、いやなんだもん。」
と、あっけらかんとして言う。

「この時期にいかに愛を受けたかが、この先の彼女の人生を決めるはずだ」、という確信の下に、こうした特別対応をしている。

私は、「教育が完全無償化されたら、こうした対応できるのかな…」、と思った。
恐らくは教育のレベルは、いまよりさらに落ちるに違いない。

この話は、また別の機会に…。














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