2021年04月02日
仕事始め
新年度が始まった。
仕事始めの今日、学年主任からの方針発表があった。
中1から高3まで、各学年主任が熱弁を振るう。
こんなにもポジティブで、目標が明確で、さらに意欲的ですばらしい発表は初めて聞いた。
学年主任6人の発表を聞きながら、「もし私が間違って学年主任になってしまったら、こんな素敵な発表ができるのだろうか…」、などと考えた。
私が教員を志したのはかなり早いのだが、大学生くらいになると、頭の中で授業の場面をいろいろとシミュレーションするようになった。担任になったら、あれをやろう、これをやろう、こんな工夫をしてみようなどなど、そんな思いを大きく育てながら、教員になったのだ。
実際、担任や学年主任をやっていたときも、毎日、いつでも、考えていることは、どう生徒と関わるか、授業や学年をどうするか、ということばかりだった。
しかし残念ながら今は少し違う。
なんとなく彼等と距離がある。
教員としてやりたいことが見つからない状態なのだ。
だから最低限の仕事しかできず、覇気もなく、老害となっているのだが、「いやいやそうではいけないな…」と、彼等のスピーチを聞いて反省した。
人は思いで仕事をする。
その人がどんな人生を生きるかは、その人の志や念いによる。
今、私の関心事が、少し教育から離れてしまっているのかもしれない。
以前、『教師塾』と称して、ベテランの先生が若手の先生にアドバイスがてらその技を伝授する機会があった。
私は講師としてその場に立ち、一時間弱熱弁を振るった。
終了後、若い女性の先生が言う。
「丹澤先生! すごすぎます。私には先生のように実践するのは無理です。まずはその十分の一くらいできれるように目指します。」
その女性の先生もこの春ご結婚された。
来春、担任している高3を卒業させたら、もしかさいたらご退職されるのかも知れない。
新年度、今年こそ奮起せねば…。
仕事始めの今日、学年主任からの方針発表があった。
中1から高3まで、各学年主任が熱弁を振るう。
こんなにもポジティブで、目標が明確で、さらに意欲的ですばらしい発表は初めて聞いた。
学年主任6人の発表を聞きながら、「もし私が間違って学年主任になってしまったら、こんな素敵な発表ができるのだろうか…」、などと考えた。
私が教員を志したのはかなり早いのだが、大学生くらいになると、頭の中で授業の場面をいろいろとシミュレーションするようになった。担任になったら、あれをやろう、これをやろう、こんな工夫をしてみようなどなど、そんな思いを大きく育てながら、教員になったのだ。
実際、担任や学年主任をやっていたときも、毎日、いつでも、考えていることは、どう生徒と関わるか、授業や学年をどうするか、ということばかりだった。
しかし残念ながら今は少し違う。
なんとなく彼等と距離がある。
教員としてやりたいことが見つからない状態なのだ。
だから最低限の仕事しかできず、覇気もなく、老害となっているのだが、「いやいやそうではいけないな…」と、彼等のスピーチを聞いて反省した。
人は思いで仕事をする。
その人がどんな人生を生きるかは、その人の志や念いによる。
今、私の関心事が、少し教育から離れてしまっているのかもしれない。
以前、『教師塾』と称して、ベテランの先生が若手の先生にアドバイスがてらその技を伝授する機会があった。
私は講師としてその場に立ち、一時間弱熱弁を振るった。
終了後、若い女性の先生が言う。
「丹澤先生! すごすぎます。私には先生のように実践するのは無理です。まずはその十分の一くらいできれるように目指します。」
その女性の先生もこの春ご結婚された。
来春、担任している高3を卒業させたら、もしかさいたらご退職されるのかも知れない。
新年度、今年こそ奮起せねば…。
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